ベッドは硬い、壁は黴だらけ、安いホテル、安いホテルにいる僕、安いホテルにいた、君。シャワーヘッドから溢れる液体、僕を包む湿度、轟音、それはシューゲイザー、君が好きだと言うシューゲイザー。足元をみる、汚 .... 俺は神を殺した。何度も何度もナイフを突き立てて。神はにやっと笑って答える。「こうしてお前に殺されるのも十三度目だ。一度目を覚えているか?」俺は答えた。「ああ、覚えて入るさ・・・一度目は貴様が俺を殺した ....  生殖は売買される娼婦のように夏はけばけばしい取り繕った傷跡から蝉の死骸が漏れ出している水子の帰ってくるのに従って編み笠を被った女どもが太っちょの男どもと番っている祭囃子の中でぼくは水面を見つめて .... この夏はいったい どれくらい うめぼしを食べるのだろう。

梅雨明け前くらいから 急に暑くなったから、当然 汗をかく。暑がりのあたしは ハンパじゃない。
スポーツドリンクの中途半端な甘さは嫌いだ ....
 そろそろ塾から帰る時間だ。
 慌ててエプロンを外し、玄関を出る。外は真っ暗だ。ついこの間まで湯
の中を泳ぐような暑気に買物も億劫だったのに、もう星光のような風がそ
よめいている。
 勤め人の ....
ウォークマン、買いました。
という非常に唐突感の否めない書き出しで恐縮です。
何故買ったのか、ということにつきましての詳細は省略しますが、端的に言いますと、我が家のコンポはリビングに1台と娘の ....
 近頃は、どうにか心身の具合も良好のようで、妻に手を引かれては外へと出掛けたりもしている。
 閉じ籠っていた殻の外へと出れば当然他人と会わない訳にもいかなくなるのだが、今のところは以前のようなパニッ ....
B
「制約と美学」
 制約に縛られてこそ、限られた自由の中で、発想は輝くとする説がある。その説によれば、もしも何もかもが許された中で創造される混沌があるとすれば、それはブラックホールの様な闇である ....
果物はみな少なからず官能的だと思うのだけれど、桃なんてその最たるものだ。たたずまいや、匂いや、舌触りや、もちろん味も。
桃の皮を剥くのって、肌を剥くのとも似ている。薄皮を剥がす感じ。熟れた桃の、 ....
職場の同僚にハットリさんという女性がいる。
物静かで、いつも気配を殺してそっとたたずんでいて、本当に先祖は忍者だったんじゃないかと思わせるような人だ。
(現に職場の多くの人は彼女のことを「ハットリ ....
カルトンの上に画用紙を引いて、続きの仕上がらないデッサンをしながら、前半、身体が、というより頭と手が動かせなく、ますます遅れていくのを実感しつつ、そして後半エスタロンモカでなんとか動けるようになってか .... うるさいお前らそんなに喋るな、喋るなっていうか喋ってもいいけどそんなにうるさくするな。なんでそんなにうるさいの?なんでそんなに無知なの?声が大きいし言葉が間違ってる。
昨日私のパソコンはRの文字 ....
「茄子のおひたしってやっぱショウガ醤油にかぎるな。」
「うん」
「ショウガって偉大だな。」
「うん」
「俺、さっきバームクーヘン食べちゃってさあ、なんか収まり悪い」
「トー、」
 ....
                               ―――ステファヌ・マラルメ
     全世界が溶解する
                  波涛
                  ....
何かが失われようとしている。いつも、常に。移行する状態のなかで。いくつかの物事が同時進行的に失われていく。

落下した車両の撤去も済まぬうちに鉄道は再開する。ニュースは技術の盗作を騒ぎ立てる。 ....
{画像=110726012953.jpg}

はるか大昔に天子が山頂にのぼり
おお我が美味し国よと祝詞を上げた山は
小さいころの遊び場だった

山の中腹には幾つか洞穴のようなものもあって
 ....
コーりャさんの詩がよいとあなたは褒めている。しかし私にはその説明がわかるけれども、何故そうなのかがわからない。もっと素人にわかるように、あなたが感じたことを表わしてくれませんか。 虹のない/あるせいかつ / コーリャさん
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=235936


すばらしかったです!現代詩フォーラムでも屈指のポ ....
「働かざる者食うべからず」という言葉がある。レーニンが、キリスト教の伝道者パウロの言葉を引用して、述べた言葉であるのは、有名ですが、
キリスト教に詳しくない僕は、レーニン主義にも詳しくない僕は、  ....
ガマパックン [17:48:46]
るーる ゆるく じゃっじ がまぱっくん
ガマパックン [17:52:30]
祈りの言葉
かれ や 作者にとっては 詩はいのりなのかもしれない それは ....
 皆様ばんわんち。批評祭の折に投下した初出が何故か散文のライフワークになっちゃったTATだよ。
 『ダウンタウンの〜』とか『ウッチャンナンチャンの〜』とかいわゆるカンムリ番組を一足飛びで持てる訳はな ....
扉を開けると夏が直角に立っている午前。

明石を経ち、埼玉を経て岩手へ、の途中で気仙沼に寄り、盛岡を折り返し仙台を通りまた埼玉へ帰って来た。明日また明石へ帰る。新幹線で。夫と。行きよりも増えた荷物 ....
 ポストモダニズムの興隆以降の目的論の否定の論調の弊害は
実に大きなものである。宗教批判の歴史的な核心は、ここにこ
そ存するとさえいいうるかも知れない。感動、という精神的・
身体的現象は、瞬時的 ....
毎日20万人。毎年7,000万人。暴走する人口爆発。来年の春には世界人口は70億人を突破する。

私が小学校に入学した頃、30億人足らずだった世界人口が60億人に達したのは、主に中国とインドでの ....
最近、言語のちがいとそれによる文化のちがい、
あるいは文化のちがいによる言語のちがい、なのかもしれないが、
そういうものに強く興味をもっている。

例えば何か作業が終わると、日本語話者は『終わ ....
その部屋にはいつもオイルやら何やらの匂いが立ち込めていて、昼間でもどことなく薄暗いような感じで、
……でも、なぜだかその部屋がすごく愛しいのだ。

3階のいちばん端っこにある、私の大好きな。
 ....
残暑の厳しい、晩夏の午後だった。
暑さでぼんやりした頭を無理矢理働かせながら、せっせと黒板の現代語訳を書き写す。

ふと、窓の外を見た。

「――えっ?」

声に出してしまっていた。
 ....
水で濡れたタイルに爪を立てるが、突き上げられる振動で到底姿勢など保っていられない、ずるずると崩れながら孕んだ言葉を産み落とす。バスタブは反対側だ、もう掴むものはない。後ろの人体とつながっている .... Lettre à France

フランスから逃げるように渡米したポルナレフがその祖国を恋人に見立て綴ったエレジー。

?m7 ?m7 ♭?7 ♭?M7 ♭?M7 ?7 ?  ....
 傍らを男の子が追い抜いて行った。
 {引用=危ないじゃん。しつけの悪いガキ、転べばいいのに。}
 黄色いショッピングかごを取って、赤いwelcomeマットレスの上に
立った時、気づいた。3秒く ....
散文(批評随筆小説等)
タイトル 投稿者 Point 日付
排水溝へ流れていくのは01211/8/7 11:39
来歴yamada...111/8/6 22:26
_211/8/6 17:24
うめぼし森の猫7*11/8/6 10:16
待子さんsalco3*11/8/6 0:27
ウォークマン買いました 第一回「一発屋ビリー・ジョエル」たもつ8+*11/8/4 19:03
孵卵光井 新111/8/2 21:24
(仮)メモ011/8/2 1:48
桃のこと[group]はるな711/8/2 0:26
ハットリさんチカモチ211/7/31 0:01
2011.7.23榊 慧411/7/29 21:00
うるさいはるな311/7/29 18:22
いつのまにか八月がそこ。榊 慧3*11/7/28 20:07
白の海域葉月二兎8*11/7/26 22:15
何かが失われようとしているはるな111/7/26 9:03
橿原断片 / 耳成山beebee21+11/7/26 1:29
SRS16さんへぎょうてんか...111/7/24 18:43
SRS16 虹のない/あるせいかつ コーリャさん露崎311/7/24 9:00
働かざる者食うべからず mixi日記より前田ふむふむ3+*11/7/21 22:28
最近ポイント入れた詩への感想:リアルタイム会議室Aにてガマパックン211/7/21 20:28
近代漫才の変遷外伝・〜TVを観る時は〜TAT1*11/7/19 20:41
前日のこと[group]はるな411/7/19 0:22
 雑感的に 2るか4*11/7/18 18:35
毎分137人A-29011/7/17 11:46
ことばがちがう、ということについてaria28...311/7/16 23:12
piacere011/7/16 22:46
夏に降る雪011/7/16 7:40
聞こえない谷へゆきたい榊 慧411/7/16 6:41
La différenceA-291*11/7/15 2:14
ノイズsalco10+*11/7/15 0:43

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【散文(批評随筆小説等)】散文詩は禁止。散文詩は自由詩のカテゴリへ。
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