難破船
星を跨いで
チュニジアの夜
しゃぶしゃぶの月の高さが絶妙で ささやかな月見に添えて萩の花


追憶の星をかたどる紫苑かな


金木犀夕暮れ色の香り漂う


青空に背筋伸ばして吾木香


秋桜や乙女心にそっと揺れ


地に落ちて褪せ ....
蒼い月の裏側に住むもうひとりの自分 金槌の音ふたつみつ暮れの秋 アマデウスの瞳の中へシャボン玉消え 食卓には 鍵の壊れたパンドラの箱 親戚に変人ありき月の{ルビ斎=とき}



 
{注 斎=仏事法要のときの食事。}
猫抱いて虫聞いている夜更けかな 針水晶の雨に包まれゴスペル歌う 秋の蚊の姿はりつく手首かな かゆ 眠れない夜を眠れば
朝もくる
おまえらも
口惜しかったら
カブトムシ喰ってみろ
猫出せば秋の光の入りけり 酔芙蓉 内に秘めたる 想い告げ 父去りて夏去りて今日ほどく紐



熱を捨て陽は降り急ぐ石の丘



涼やかな花には寄らぬ鳥と虫



触れるほど水はすばやく風深く



誰ぞ置く錆びし{ルビ ....
夢のよう 眠る傍に いる子犬

忘れてる 死ぬことを 忘れてる

赤い鳥 見えなくなって 飛べなくなって

音のする 少し先へ 歩いてく  

今日は 明日のことを 考える

何も ....
{ルビ欅=けやき}葉の道の向こうへ落ちにけり 藤岡という御宅ありゼラニウム コスモスや順光よりも逆光の 同じ旗同じはためき秋の空 空あおぎ覗き込まれる月夜かな



くりかえし夜を描き足す爪の蒼



水に浮く石を踏む道帰り道



目の生えた指が私になじみゆく



耳だけが曇と ....
鰯雲風に吹かれて空の旅


夜明け前流れ星を待っている


ひたひたと涙落つるる時雨かな


たそがれてあなたを想う空の色


星屑や宝石箱から零れ落ち


さようなら夕 ....
天の川ねこの前歯を数えけり 【Three Haikus about countless lovely bugs in the world】
【この世の愛すべき虫けらたちにおくる英語俳句】


On a rainy day ....
優しさは伝播する 鼻風邪みたいに



夜の雲 爆ぜた月を繕っている



愛情をポタージュにする 染み入るように
秋の蚊を打ちそこねたる女かな 青い空 
心の闇を
消していく
鰻屋で
独りこつこつ
酒を酌み
昼間のデート
行ったが最後
夜のお酒
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
チュニジアの夜ふくだわらま...206/10/31 8:33
しゃぶしゃぶA-29006/10/30 22:32
秋の花に寄せて[group]未有花6*06/10/27 12:10
佐羽美乃利106/10/27 5:18
金鎚の音A-292*06/10/26 16:51
佐羽美乃利006/10/26 5:02
106/10/25 4:57
親戚A-29006/10/25 1:48
夜更け0*06/10/25 1:04
佐羽美乃利106/10/24 4:42
秋の蚊A-29006/10/21 15:23
不眠ふくだわらま...106/10/19 11:10
アチェ族賛106/10/19 11:08
猫と光A-29106/10/19 10:46
告白ネ々コ206/10/19 0:07
ノート(風にあれ)木立 悟9*06/10/18 16:27
適当な言葉当麻完二106/10/16 19:43
けやき通り (三)A-29106/10/13 18:30
けやき通り外れ006/10/13 13:42
逆光006/10/12 18:02
はためき2*06/10/9 23:13
帰り道木立 悟406/10/9 13:41
空模様[group]未有花8*06/10/6 9:57
天の川A-29006/10/5 0:50
虫にかんする俳句3句山本 聖2*06/10/4 4:21
リハビリ松嶋慶子2*06/10/3 10:23
A-291*06/10/2 17:06
夏空緋新0*06/9/30 23:33
鰻屋でふくだわらま...106/9/30 10:28
デート106/9/29 19:37

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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