朝露と見紛うばかり山の藤

赤い傘広げ日を待つハナミズキ

さびしやと俯いて咲く八重桜
かげろふやガソリン一滴惜しむ日々

花散るや小猫は野辺に腐りつつ

病む祖母のひとみ濁れり藤の花

わが胸は花花花とうづきけり

秘めごとは肉の匂ひや落椿

佳き人のお尻は白し夢の ....
風よ吹け 新たな日々よ 旗仰げ

誰もいぬ 春風青く 日は昇り

鳥は鳴き 又春も泣き 湖に
暖房やあなたは紐の多い服
 
おじさんは生きてって言う冬の蝶
 
朝礼の真中を進め砕氷船
 
冬眠や父は微妙に膨らんで
 
着ぐるみの覗き穴から初景色
 
袖口がほんのり臭い春隣
 ....
鳥雲にアイロン崖下ルーデンス

キュビズム芽キャベツ脅迫的求婚

ずんべらぼんで維持する牢獄や朧

暴飲暴贖罪四温にじむ産婆だ

母音なる子音やしかとかぎろえり

ふり返る花曇 ....
春の雨花開かせるボタン押す

薫風に背中押されて季節リレー

葉桜に吹き付ける風緑色
うぐひすやゴミ捨てる人拾ふ人

やはらかき子猫の腹や春の風

菜の花やまにまに猫はキスをして



会ふたびに会ふたびに胸はあたたかし

片恋や今宵の花は一分咲き

春眠や夢も ....
茎立の切り刻まれて土の上

 チベットでは装甲車がデモ隊に突っ込んだという。なにをやっているんだ!

 僕はというと珈琲カップを片手に山崎ハコの『BEETLE』という曲を聴きながら、気分転換に ....
淋しさやスズカケノキの鈴の空 野辺の日に子猫のあくびうつるなり
のどかやな運転しつつ一句二句
捕まってたまるものかは犬の春
雪どけや恋しげに飛ぶ尉びたき
爺婆が黙して歩む余寒かな


春の夜に思ふ人あり物の音
三月 ....
歩むうち瞼閉じたる冬日かな 片栗の花は無理やり天を向く

春が来てこの身この心踊りだす

手を振りて明日は咲くかな梅の花
ひと筋の唾液色なし雛祭り
包丁のカカカカカッと雛料理
春眠のどこかが海で潮香る
日向ぼこ動く季節に恋してる

遠くから届く匂いは水仙花

春風や子供等の声弾んでる
尾の長き生き物らしい。寒さとは
爪並べ指を揃へて朧かな
春の月唐突に死の淵に浮く
向かい風春一番に取り込まれる

蕗の薹春が来たよと宣言す

春日さし作られた花生き生きす
 カイザーに抱かれてどんな春見える
 金色の眼にたつたひとつの草餅よ
 グラウンドに落ちて雫のやうである
 黒パンを食ってペニスが立ってゐる
 春空を無類の馬鹿が支配する
 
 
寒空に春が混ざりて生暖かい

巡る春目に見えるもの新しい

音たてて草も木も咲く早春よ
外眺めサクラサクラと口ずさむ

寒い朝布団の中はパラダイス

凛として咲き誇るのは寒あやめ
暖かな日差しを受けて梅開く

菜の花や光溢れてよく目立つ

風光りすくすく伸びる菜の花よ
アーモンド舌噛んじゃった冬日かな 叢雲の縁の輝く寒さかな ぎいという音も絶えたる冬日かな 春の空恋の訪れ感じてる

春立ちてまだまだ寒波押し寄せる

春きざす冬になったり戻ったり
春一番窓にぶつかる音がする

春嵐独りよがりな行動す

踏まれても蹴られても咲く福寿草
分かれ道まだ冬なのか春なのか

囀りや人を外へと誘い出す

走ってもまだ君までは遠い春
忘れ雪言葉にならぬ別れ時

卒業や涙の中にある未来

山畑の大根の花見え隠れ
春満月雲に隠れて何思う

大空も春の色してウキウキす

眼差しの先で生まれる春景色
春の音時の流れに押されてる

春嵐心も何故か荒れ模様

口笛の響き渡るや春の午後
風寒しカラフルな花まだ咲かず

梅開く合図が欲しい散歩道

寂しくて温もりもらう春炬燵
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
5月の花亜樹008/5/1 21:03
行く春[group]三州生桑608/5/1 18:48
読んであげてね♪奥津 強108/4/27 7:04
冬萌え。石原ユキオ6*08/4/26 18:22
粗野、小火。3*08/4/26 18:20
春の雨夏川ゆう108/4/20 17:41
子猫の腹[group]三州生桑1+08/4/5 18:39
A-291*08/3/18 12:21
冬空2*08/3/10 16:46
子猫のあくび[group]三州生桑208/3/7 18:55
冬日3A-294*08/3/5 16:36
夏川ゆう008/3/4 7:51
雛の日右肩良久308/3/3 21:01
夏川ゆう108/3/3 7:58
寒さとは何か右肩良久408/3/2 22:07
宣言夏川ゆう108/3/2 7:12
カイザー右肩良久008/3/1 21:57
生暖かい夏川ゆう008/3/1 7:37
サクラ108/2/29 7:43
菜の花008/2/28 7:56
冬日2A-295*08/2/27 16:34
寒さ1*08/2/27 16:32
冬日4*08/2/27 15:57
寒波夏川ゆう008/2/27 7:49
福寿草008/2/26 7:44
分かれ道108/2/25 7:41
卒業108/2/24 7:23
春満月108/2/23 8:01
荒れ模様008/2/22 7:35
カラフル008/2/21 7:49

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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