私の色はハイな夜奏でられ
何もない地獄耳に鬱吐きだした
石ころの過去に見ていた心壁を
落ち葉焚き 火をつけ眺む ジェノサイド
初時雨 いろなくしゆく 憂いの国
降誕祭 余すゆびさき 七度五分
夏が来た
みたいだけれど
ねむいなあ
映らないわたしがわたしにそそぐもの
鳴り出せば鳴り終わるまで鳴るわたし
偽の水わたしとわたしを入れ替える
何も無い雪が雪を照らす夜 ....
切なさをあつめてひらく夏椿
青梅の香りにも似て初恋は
後悔と勿忘草の淡い色
酢漿草の種が弾けて夕暮れる
赤色を零してなお紅ばらの花
寂しさの数だけ蒼く紫陽花が
....
鳴き声が
F1かarの
鳴きごえに
死ねないよ
愛するひとを
残しては
私を叫んだ 人生 さまよって
何もなく 私の選ぼう 曲はない
いつまでも そうして 過去を 消すだろう
何もないんだ の顔ヒねりだす
私は!私じゃないンだ!必要だ!
ぞうきんのせんいを感ズるチャイムスる
私より孤独な君から匂いする
絵を消して布を切り裂き破ってた
海の底戦争での傷もみ消しに
人として喜びのする水として
大空がそびえるページの教科書に
....
うなずいた 君のつむじが いとおしい
ひっそりと うずくまってる 待宵草
明日など 信じてないよ あの日から
ビー玉に 閉じ込めたいよ すてる恋
ひとり占め これからずっと 私 ....
びょうてきで
うるさすぎます
駅前が
紫陽花の花弁の数の命かな
Line man konpasu de kururi kin no en.
どれみふぁそら撃つ猟師かな
月の横さわりつづけるまぶたかな
まぼろしを捕らえ離さぬ冬の蜘蛛
どこまでも何も無い部屋ひびきゆく
おまえにはおまえの音叉つき刺さる
....
死んでくれ
鏡を睨み
そう頼む
燐寸箱 長辺へにじり寄る春闇
燐寸箱 召されし少女の夢の続きよ
燐寸箱 耳奥に「場末」という死語のザラめき
「と・も・す」という行為の残り7〜8本
マッ ....
当てどなく 単の着物 袖通す
積もりゆくkbps三角譜
なみなみと鉛をそそぐ緑かな
憎しみは音のうしろで待っている
偽の星ひとつめくれば偽の星
背後か ....
君のこといずれ知らない僕に成る
僕のこといずれ忘れる世界に成る
金髪の鳶が花選る皐月哉
特攻着了へてトライチ母が事
いつだって その横顔に見惚れます
恋じゃない ただ側にいて守りたい
かげろうのキミをこの手に かき抱く
テレパシー 今振り向いたら両思い
蚊帳の蚊を十字架握り刺し殺す
耳栓が耳掻きにつぶやく秋の穴
光たち互いの背を押しかがやきぬ
何も無い音のはざまに手を結ぶ
透るままかけらを置いて過ぎる冬
はじまりは終わりにも見ゆ尽きぬ道
....
++ 雲のころ。。。 ++
水のひら指先潜り鰯雲
{取消=雲の川街道並木に落つ銀杏}
冷ややかな風に身を濯ぐ日溜まりで
秋浅し射し日の強さや汗拭う
ちろろむし耳に涼し ....
消えるのは私の階段消えるのは
雪は降り月を造りて雪は降り
一歩から季節を昇る一歩から
人の失い石と青空つづきゆく
乙女に ....
春月や 石の転がる道をゆく
青い色 純白の色 赤い色
青青青青青 白白白白白白白 赤赤赤赤赤
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青い空 純白の雲 赤い花
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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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