あおいコーヒーミルが回す秋 こおろぎの歌が聞こえる独り部屋 {引用=箱舟の乗り合い名簿の吾が名消し} 河童の鋏青い大学ノート横切る 中秋や林檎齧る音響きをり   
青い薔薇の花の実は何色だろう

仙石原ノーストリリアの羊たち

東雲にオリオンと冬の大三角

夕焼けが夕映えを連れてやって来た

栗、クルミ、君らの双葉は分厚かろう

ウデ ....
空の地図夏の終わりに書き終える



炎から炎をちぎる秋であれ



鈴の塔そのままの目に鳴りわたる



鉛筆で自害する夜のおだやかさ



隠れ ....
みしりみしり音たてながら青杏 木洩れ日の花溶かすかな桜桃忌 熱帯夜理科室の闇吸い込まれ          


マネキンと踊りたくなる熱帯夜         


熱帯夜マネキンどもが夢の跡          


夏蝶や県境越えて亡命す   ....
さみしがり
光のような
蝉時雨
仮住まい我には詣る墓もなく
夏つばめ塔婆の高さ測るよに
抱腹の態で果つるや油蝉

ある夕暮れのこと。お盆と言っても都会では親戚付合いの廃れた昨今、詣るべき墓も精霊棚もなく、せめても近隣の地蔵堂 ....
行き止まりバラスト積んだ荷車のあり おくり火や夜の静かに澄む星へ 今朝秋や鏡に映す沈黙を





ふと覚める鳥のあいさつ今朝の秋
朝顔のうつむく空にさようなら         カブトムシ うずくまり居る 雨もよう


                                   2011.06.20
空晴れて町に溢れた人消える 睡眠薬:意識は冴えて四肢眠る 向日葵の陽に透ける風のゴッホかな 一つ葉や仄暗き朝目をひらく 桜咲く

時を忘れて

見とれてる
魂を置き忘れたから
無為に待つ
ちゃぶ台の万年筆やソーダ水 仄暗し雲のわき出る泉かな 道をしへ山の小川の調べかな










{引用=※ 「 道をしへ 」とは、「 はんみょう 」の事である。}
雲の峰風の死に絶え俄雨 草いきれ雲のむこうへあいさつを 遠雷や影が連なる草の息 コチドリが呼びに来るチチチこっちだよ

午前五時オオカナダモはまだつぼみ

新しく朝日に光る蜘蛛の糸

降交点目掛けて月が駆け下る

大気圏光学現象コンテスト

薄雲をものともせず ....
俳句
タイトル 投稿者 Point 日付
窓辺よりm.qyi211/9/21 21:43
こおろぎこしごえ1*11/9/20 13:32
うらはらもっぷ611/9/18 7:49
スイミング・プールm.qyi211/9/16 15:03
9月12日夜冬野 凪011/9/13 10:00
長命な九月[group]小池房枝1*11/9/8 19:46
ノート(ひとつ すぎて)[group]木立 悟111/9/7 3:01
青杏冬野 凪1*11/8/27 23:05
桜桃忌011/8/27 23:04
夏全開1*11/8/27 22:54
s m s g rれもん111/8/23 14:39
盂蘭盆会三句ならぢゅん(...111/8/20 6:13
海峡salco2*11/8/18 23:34
おくり火こしごえ1*11/8/17 8:52
今朝の秋(立秋)011/8/12 14:49
朝顔1*11/8/5 14:33
「増殖する俳句歳時記15周年記念会」投句鵜飼千代子7*11/7/31 4:09
夕立m.qyi311/7/31 0:23
睡眠薬111/7/31 0:20
向日葵こしごえ4*11/7/29 13:58
一つ葉011/7/27 7:50
メガネ011/7/20 19:31
瞑想れもん211/7/20 12:18
ソーダ水こしごえ1*11/7/18 19:28
011/7/17 6:59
道をしへ1*11/7/16 16:47
雲の峰011/7/15 9:25
草いきれ2*11/7/14 10:18
遠雷4*11/7/13 11:08
ジュライシック公園[group]小池房枝3*11/7/11 21:39

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【俳句】季語を含む17音律「5.7.5」の俳句と、その形式を崩した自由律俳句、無季俳句などの俳句作品のみ受け付けます。俳句批評は散文のカテゴリへ。
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