屋根付き橋と申します
田舎なものであまり人は通りません
でも私の下を魚がよく通ります
おかしなものですね
1日に電車は数本しか来ません
でも、夕日を見るために若い方々がいっぱい来ます
そしていろんなドラマが生まれました
ステキなことだと思いませんか?
手に手をとって
風に陽に
戯れて咲く
きっと晴れる。
透明なフィラメントが
{ルビ雷=いかずち}を呼べば
この曖昧な空の色は弾けて
晴れる。
きっと晴れる。
無邪気に咲きまくる
咲きまくる無邪気
しだれた、ほそい葉の隙間に
隠れていたい。
眩しい光に
何度呼ばれても。
君とあの子が目配せしあう。
わたしはそこに入れない。
ぼくは普段は草食だけど
きみがあんまりいい匂いだから
ついつい食べたくなっちゃうよ
いつだって君のいる方向には 眩い光が射していた。
Where do we go from here?
月はやがて
西へかたぶく
闇は薄目をあけて
とうとう光を受け入れる
朝は少しきむずかしやで
眉間に皺をよせながら
うすむらさきの靄を吐きだす
なにもかもが起きだす前の
ほんの密やかな静 ....
んーと、んーと、
……ママ、いるかな?
ヘヘッ(^_^;)
月が見ている
わたしの行方
独りだとときどき
夜空と自分の境界線が分からなくて
不思議
気の触れた男がエレジィを口ずさむ
花を惜しむ涙を垂れ流して
硝子の塔に
昼下がりの陽が散るよ
円形劇場
あれもこれもと
人のものばかり
欲しがってしまうんだ
人工熱性がてらしている。
青っ白い心臓は、
葉脈のそれというより
喪服に貼りついたギザギザの切手のようだ。
我輩は狛犬である。
うん。
口元はきりりと締まっているのである。
うん。
だらしなく口あけた相棒とは違うのである。
うん。
だが百年に一度くらい口あけて吠えたいのである。
うん。
....
地味な葉は
ちょっと夾竹桃に似て
五月がくると
白い五弁花の中央
蕊のねもと
鮮やかな紅にいろづく
花の名は知らない
なんぴとたりとも
近づかせることはない
青い赤い熱い
思いは
やすらぎ
嫌悪
怒り
数えきれない
摩擦が炎となり
燃え盛る
ああ
なんで
こんなに
....
そらがすき
あおもすき
くももすき
でもね
きみのことはもっとすき
あぁ
温かい光が沈んでゆく
ありがとう
私の好きなもの
電車から見える町並み
田圃に映る夕陽
朱色に染められた
貴方の
横顔、
すきです
一番深い香り
夢をみる
あなたの影に漂う
一番深い香り
私が注げるものは何だろう
石の上に三百年。
諺の覚え違いじゃない。
多少誤差はあるが、
この山のなか何百年。
山桜は今年も咲いたが、
最近は子供がこんのでつまらん。
{引用=静岡県掛川市高天神社の狛犬}
あんなにも強い光に照らされてた
あんなにも掛け替えがなかった
そして
もう戻らないことを理解してしまった
少しだけ、涙が出たんだ
すぐに、拭ったけれど
いましめられても
檻のなかでも
土あれば
花咲く
あなたがその花の名を
知らなくても
青い桑の実に
はつなつの強風
続々と生まれくる
カメムシ
シャクトリムシ
ウリハムシ
今年はどうか
お手柔らかに、ね
見ることができるなら手をのばせるなら
遠くてもいい
届かない雲は
じきに梅雨のいろ
天からの便りを
仰向いて
待つ
許されたものだけを
焼いて
猛るものは
まだ残るか
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