平凡な私の日常万歳
何人かの歓声と
何十人かの悲鳴、ため息と
そんな中のダートコースを馬達は駆け抜けていた
物言わぬ約500kgの生物達はいつも懸命に走っていた
僕は何回歓声をあげただろう
きっと数られ ....
早く君に会いたいヨ
早く君に届けたいヨ
やっとできたヨ
魔法の鶴ガ
飲んでるよ
酔ってるよ
思い出すのは
あなたのことばかり…
もう馬の走らない競馬場で
遠く九州の馬券を買う
もう馬の走らない競馬場で
1000円の夢を買う
1000円の夢は数分で紙屑と化した
明後日は何円の夢を買おう
明後日は夢は叶うだろうか
ただもう一度、 彼と手をつなぎたい。
その小ささは僕に似て
その綺麗さはキミに似て。
昔キミは
虹の向こうに行けば
死んだ人に逢えると
幼い私に教えてくれた
ねぇ この虹の向こ ....
捨てても
突き放しても
打ち寄せる時が
押し戻す
もう逃げるな
僕はただただ
この無数の花が
綺麗に見えるようにするだけです
超高層の120階に呼び出された
社長室までの道のりは
美人の秘書と共に在る
淡い恋とは別種の鼓動
「明日から来なくていいよ」
最悪のビジネスパターン
妻と子の笑顔が遠ざかる空想
「落ち込むことはない ....
鬼灯が耳をそばだてている
あなたの声をききたくて
夜な夜なおもいつのらせて
あかくあかく重く秘めて
口にふくむ
こんなにも隙間が空いているよ
さあ
飛び出そうよ
少年たちは愛も知らないまま
機関銃と手を繋ぎ
あくびをしている君達や
あどけない顔の君も壊すんだ
もっとよく愛について知っていれば
もっと愛について話していれば
それがなにより大事だって気付い ....
醜いほどに美しい
裏切るほどにそれらしい
人という悲しき生き物
今日も曇り空
感傷的な気分なんか
浸ってらんない
地球は今日も曇りのち雨の空
「晴れ時々もっと晴れ」
今日は…暑い…
なぜって？…
生きているからさ…
扇風機
クーラー
しがない人間の戯れ
クールビズなんかじゃ冷えない
今日の街と僕の街
「Wrist cut」
君の手のそれ
あてやかにひかっている
君の手のそれ
嗜虐的であり
感傷的である
君の手のそれ
悲しみと衝動を
半分ずつ混ぜて
うっすらとはっきりと
線を引いた。
....
人混みの中で
私たちは迷ってしまう
切り取られた空の中に
太陽は無かった
立ち尽くした
その終わりのない交差点に人は溢れるのに
私を知る人は
誰一人居ないのだと
それでも夜が街を包み
朝が空を照ら ....
「レーゾンデートル」
大人の言う
規則って奴
だいっ嫌いで
夜の街を駆け出した
腐った街から脱け出すための
駅に電車はもう来ない
ガラクタ達とスクラップ
線路の錆びたフェンスに沿って
生えて ....
花が散ってしまっても
桜土手通りは
桜土手通りだ
なぜかって
それは
秘密さ
誰も君の事わかっちゃいない
またそうやってスマシ顔
そんな顔で別れ話したくなかった
そう思って手を放した
今まであった二人の幸せに
サヨナラを言わなきゃね
忘れたくない思い出も今日を限りに忘 ....
「ライ麦パンが言った事」
ライ麦パン
バター
ジャム
味噌汁
普通の朝
朝の食卓
ライ麦パンが跳ねる
バターが滑る
ジャムが踊る
味噌汁がすねる
愉しげな朝
....
「嗚呼ギザ10」
こんにちは
お久しぶりです
気付いたらいた
財布の中にいた
財布の外にいた
幸せに気付く
僕とギザ10
「行き先」
僕の
進むべき道
行くべき場所
居るべき場所
愛すべき場所
慈しむべき場所
哀しむべき場所
求めるべき場所
戻るべき場所
帰るべき場所
在るべき場所
また
生きるべ ....
音が止んだ。
息を止めた。
雨が溜まる。
空には、いつかだれかが投げた小石。
凪いだ世界に 私はひとり。
チリン
チリンリン
チチリン
チリンリン ラン
ラランラン
チリンランウタウタウ
本当は、踏みにじれるよ。
泥だらけのスニーカーで、悪びれもせず。
私は、
強さを求めるには 弱すぎますか 。
木葉からもれる独り言を浴びる
風は羽をからかいながら、
ツートーンの一瞬
鳥が夕にけたましく鳴く
なーんも、やる気せんわー。
俺もー。
俺もー。
俺もー。
俺もー。
118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145
【携帯写真＋詩】携帯メールでの投稿
0.45sec.