朝の来ない夜に溶けて
報われない愛ばかり貪る
彼女は彼を語るたび、
彼女は彼を見つめるたび、
その白い頬に桜色を映す。
艶やかで儚い恋する微笑みを目の前に、
私は彼女に勝てないと思う。
そして何かと言葉を呑んで
彼女の話に相槌を打つのだ。
密かな ....
色彩々の
螺旋を描いて
くちびるを震わす風に
ほころぶ花びら
さえずる鳥は枝高く

春のうららに
「なべて世は事もなし」


※「なべて世は事もなし」の部分
上田敏の訳詩を引用し ....
シンデレラの夢
灰にまみれ
笑っていた
不細工な形

夜中二時過ぎて
夢が覚めた
終りの無い
理不尽の宴

さあ狂いましょう
踊りましょう
体忘れ
二人きりで

黒靴の少女
夜のワルツ
秘められた
 ....
桜土手通りの
ほんとうの季節

夜、春香を写しとる水面に
ひとの本性があばかれる

だから秘密は
誰にも知られないように
今年もまた、

桜が咲く。

「誰が為に」などと

言うつもりはないが。

去年までがそうだったように、

来年もまた、咲くのだろう。

二度と見ることはかなわない

あの桜も咲いているのか。

こ ....
もう
どこへも行きたくない
ただ
人間が怖いだけ


絞めては死にたいふり
ああ
嘲笑まだ聞こえる




学校に渋谷駅
どこへ
行った俺の天使

ああ
天国は近くない
また
俺から百歩逃げた ....
猫にだって悩みはあるのにゃ〜 満開を待つ桜に

雨がふっている

なんだか

うつむいて かなしそう

いったいわたしは

この桜に

なにを重ねているのだろう
そんなに手放すのが嫌なら鎖でもなんでもつければ良いじゃなぃ。

私はそれでも逃げようと抗い続けるけどね。

私は貴公たちの人形じゃないですから。
きっと、焦がれていたんだと思う。
それは決して、恋などではなくて、
ただ 純粋な、
羨望だったんだろう。
携帯電話は嫌い

鳴らない着信音
うるさいくらいの迷惑メール
仮面のようなディスプレイ
本心の見えない絵文字

携帯電話は嫌い
聞きたい人の声は
もう聞けないから

ひとりぼっち ....
散り逝く花が咲き乱れる花を恨めしげに見上げ
(おまえは未だ生きている)                                

                             ....
一日中降ってた雨が
止みましたよ

あなたに降りつづいてる雨も
止みましたか

今度の週末に
散歩でも
してみませんか
作り笑いと

心にもない言葉が得意です

幸せなら文なんて書きません書けません
 
死ぬのなら泣きながら死にたいです
君の固く閉ざした唇が
すこし緩んだから
僕の眉間も緩んだ

緩んだ口元から
笑みがこぼれたから
僕の目尻も下がった

こぼれた笑みが
そこら中に溢れ始め
眩しさに笑った


 ....
春遠い夜の寒い交差点
車は走ってこない
自慢のブルーのケッタで走って
気づいた
ヒトリが淋しい事

缶コーヒーを自販機で買ったら
ポケットにそっとしまう
かじかんだ背中の
溶けかけたコート
缶コー ....
名残の冬を集めて
風がつくった
春待ち味の
ロールケーキはいかが?
つぼみよつぼみ
恋い蕾

   密かに秘めたこの想い

つぼみよつぼみ
恋い蕾

   もうすぐ届くこの想い

つぼみよつぼみ
恋い蕾

   私はあなたを愛しています

 ....
今日も君を待ってる  
雪の聲がした。


急いで玄関に出てみると
吐息が 曇天を埋めるように、
真綿のような牡丹雪が
くるくる廻りながら白く染めていく。

庭先の物干し台を。
ヤツデの木を。
向かいの家々の屋根を、白く ....
雨の日は嫌いです
心にさす傘 持ってないから


でも・・・


雨の日は好きです
きっとあの虹(きぼう)の下で
雨宿りできるって 信じてるから
ドレミのドの
点々は
うまれたての涙です

ソラをめざして
シにかえる
はじまりとおわりの
涙です
A子「ねぇ、あれ見て!」
B男「あぁ、飛んでいくね」
A子「きっと誰かが恋しているのね!」
B男「いや失恋したんだよ」
A子「どうして?」
B男「だって真っ白に燃え尽きてるだろう?」
A子「いいえ、あ ....
先のことなんてわからない

だけど

「明日は晴れる」

そう言ってくれてるような

力強い光を見た
塵も積もれば山となる。

一円だって 大切 なんです。
わたしの視点は常に動いている
つまりは漂泊している

定点にとどまることなく
四次元に動きまわっている
時間も場所も人も変わりゆく

きみはその雲の行く先を知れない
わたしは明日きみの見る雲を知れない ....
誰かに裏切られた時の恐怖は
階段を踏み外した時の恐怖に似ている

何度
階段を踏み外しただろう

まぁ
全て私の足がいけないのだろうけど
仏さまが
座っておられるのかと思っていましたら

なんともかわいらしい顔をした
花の精でした
片足だけ靴履いて
レプラコーンに会いに行こうよ
どこにも続かない道を
どこまでも行こうよ
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ヨルエラ206/4/15 4:09
散花むくげ306/4/13 23:41
サクラサクLEO12*06/4/13 17:59
「愛しい死神に」 木賊ゾク406/4/12 1:05
春の本性たりぽん(大...11*06/4/11 19:41
桜の下で振り返ってはいけません。空をあおいで笑いなさい。[group]逢坂桜11*06/4/11 18:30
「ロンリーヘブン」木賊ゾク606/4/9 20:36
悩む…朱華3*06/4/7 22:58
雨の日さくら[group]逢坂桜7*06/4/5 12:45
鎖。依玖侘 なつ...1*06/4/4 23:29
赤い実むくげ306/4/4 17:44
嫌い[group]朱華5*06/4/3 22:03
花命smorza...3*06/4/3 15:52
雨降り、雨あがり。4364*06/4/3 8:19
上手に生きる方法を教えてくださいfuchsi...406/4/2 23:41
つばきひめLEO12*06/3/30 22:47
「サトリーズは泣けなかった」木賊ゾク406/3/30 5:22
冬のロールケーキたりぽん(大...1506/3/30 1:06
薔薇の溜め息[group]朱華2*06/3/28 16:30
通い猫fuchsi...406/3/28 13:59
友待ち雪フユキヱリカ406/3/27 6:15
The rain make the rainbowHonest...3*06/3/22 11:32
白い音階まほし16*06/3/21 11:41
飛び夢4362*06/3/21 10:54
先のこと[group]朱華4*06/3/19 20:06
三百円[group]5*06/3/18 4:24
動点観測4365*06/3/18 0:49
階段ラプンツエル6*06/3/17 12:05
仏の座(ホトケノザ)LEO11*06/3/16 14:51
明日には消える佐々宝砂1206/3/16 0:21

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