くっきりと
浮かび上がる
あなたの影
見たくなかった
見ない方がよかった
忘れたい
忘れることができない
今はただ待とう
あたりが
闇につつまれるまで
あなたの影も
見えなくな ....
1人見上げる
夕暮れの空
声なんか
かけてくれなくていい
1人は
そんなに
嫌いじゃないから
あまい
ももいろの雲
あれが
わたしの
夢のすみか
どんなに
つらいことが
あった時でも
夢は
決して
なくならない
遠い雲に
あずけてあるから
柔らかに
穏やかに
緩やかに
流れて
流されて
せせらいで
途絶えることのない
序章の語らい
四季を幾重にも織り
魅せられてゆく背景を
美化することなくそのまま
鮮明に映しだし
時代を縫ってゆく ....
光りを纏い取り戻していく
近い記憶の
無邪気と純粋
瞳に映る輝きに
洗われていく心
今は半分しかない
あの頃のわたし
透明なはずの七色の粒を集めて
....
とおい空を
求めたりしない
ただ
「綺麗ね。」と
微笑んでいたい
この空に
問いかけたりしない
ただ
「瞳だけでも触れさせて。」
そう呟いて泣いていたい
....
この手が触れて来た。
世界は。
生暖かくて。
ちょっと信用できないな。
かつて
であった
かなえられたものと
かなえられなかった
もの
うつし
留め
拾う
いま
-------------------------------------------- ....
メダカの池の
アシの鉢
小さな花が咲いている
君はいったい
どこから来たの
虫が
連れて来たのかな
そこには
みんなのようにはなせないわたしの言葉があって
けれど
それは化石になっていてもう、いまは、ただの塊
根源的に
生命を疑うものに用意されていた、いつの日かの理由をさけぶ時はとうの ....
どこまでも続く道を
「希望」と呼びたいなら、
その道の選択者は
よっぽど辛抱強くあるべきだろう。
毎晩毎晩
私の足と
何十分も
運動です
これで
ぐっすり
眠れるね
正直
私も
疲れます
可愛い花が
咲きだした
小鳥のくれた
プレゼント
君はいったい
誰なんだろう
いつだってきみは笑いながらやってきて
灰色だらけのわたしのココロの
いちばん奥の奥底にある
ひみつのスイッチにふれていく
いともかんたんにふれていく
そして世界はきれいなみずいろに
空から堕ちた星のカケラと
春のはかない桜の花と
迷えど天秤
決めかね憐憫
月の静かな雫の涙と
夜道に影する小さな街灯
夜道は神秘
はかない心機
迷えど天秤
決めかね憐憫
....
おなじ星に
おなじ時を刻むのに
想いを伝えられない
もどかしさ
ひとりでせつなくなることが
あなたが悪いわけじゃない
想いの向こうがみえないから
あたしせつなくなるんです
おなじ星 ....
肉のぬくもりは
肉のぬくもりでしか
うめられないの
耳のおくに感じる海鳴り
心たちが胸をおす
ふたりのさいごの
ため息にふたりは
なにをか忍ばせる
肉のぬくもりは
肉のぬくもりで ....
きみの胸に掌をあてる
肌をあわせて
聞こえてくるもの
体温はいつも懐かしくて
ふたりはさいごの息を吐く
たましいが
どこかの宇宙の片隅で
ふれあう。
きみの胸に掌をあてる
肌 ....
前だけを見てぐんぐん進む君が
いつふりかえってもいいように
母ちゃんはいつも笑って見守ってるよ
今までは
緑色の藻ばかり
食べていた
僕たち
やっと
ベビー魚用の餌を
食べられるように
なったんだよ
いっぱい食べて
早く
赤くなりたいな
すきがあれば不倫していた
英雄、色を好む、
だなんて豪語していた
その後遺症はいまだに残っている
ひとはどうしても
ダークサイドに惹かれてゆく
じぶんをそこで
正当化したいだけのお話し ....
ああ、ぼくらは
なにを許せていないのだろう
平和とは理想なのか
大とでも付けて
この願い、大理想とでもしてしまおう
きみの悲しむ顔を
よろこぶその顔を
ぼく以外が作るよ
ああ、ぼく ....
この世は
不完全なところだ
だが、不完全なものを
うつくしいと思えるこころを
ぼくらは持っている
月がめっちゃ綺麗なんよ。
光りもさ、ずっと遠くまで届いとっちゃないかいな。
お前にも見せたいっちゃけど。
今、傍に居らんし。
ホント綺麗かよ。
いつか一緒に見たかね。
城のようにも
愛より孤独な
恋のようにも
異国の月は
寂寥をつのらさせる
大きなものに
支配されてる
城のようにも
愛より孤独な
恋のようにも
異国の月は
寂寥をつのらさせる
現地で雇った通訳は
インド系シンガポール人だった
忘れ物をしたとかで
彼のトヨタでインド人街に入る
カーステからは
浜崎あゆみが放たれていた
インドフラワーの店の前を通ったとき
インドと ....
夜風
川風
人の臭い
油に濡れた
光の柱
頬をなぶる
ぼんくらの命
混沌のうちに癒す
生活という言葉が好きだ
そして
生活というものを憎悪している
夜風
川風
人の臭い
....
振りかえり
見上げた空は
ゆうべ見た
夢のつづき
どこまでも高く
舞い上がっていく
何もない一日
何もないことの幸せ
ありがとうと
つぶやく
目には見えない
誰かに
『夢』掴まえに、君とゆこう。
83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123
【携帯写真+詩】携帯メールでの投稿
0.61sec.