葉を
何枚、犠牲にしたなら
満たされるのでしょうか。
いいえ、
認められるのでしょうか。
綴る言葉の陰り、
光合成の出来ない胸中
鳥は何度この葉を持って
....
ここが一番愛情を感じられる一番好きな場所だから
曲げないように
曲がらないように
曲げられないように
ぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐる
まっすぐに
迷わず
ただ、まっすぐに
固定する
腕も
思想も
父とケンカしてから
もう 2ヶ月近く 口をきいていない
2ヶ月前は母に
「今年の"父の日"と"父の誕生日"は なんもせーへんからな!」
と言っていたのに
あるケーキ店のホームページで
たまたま見 ....
無理に輝かせなくても、
大丈夫だよ。
ありがとう。
ミントの
葉っぱに
乗っかって
揺すっても
触っても
動かない
君は
いったい
誰だろう
ゾウムシなのかな?
ちがうかな?
今日も暑くてじめじめするから
旋風機の下でゴ〜ロゴロ
猫には夏は辛いから
特等席は譲らない
嫌なことなんて
なんにもないのに
静かな悲しみが
満ちてくる
あの人が
あたしを
ピンクに
染めていく
耳のうらまで
染めていく
里帰りが終わろうとしている前日は
意識が無音を好み
笑顔の裏側で背中が
泣いていた
変わってゆく景色の中に
変わらぬものを探しては
胸を撫で下ろす
瞼の落ちる一瞬さえも逃してはなるまいと
刻み込ん ....
遠くに感じては
刹那を溢す
けれど
思い過ごしな心気は
優しさを浮かべ
涙を枯らしていく
何時の日も
何時の世も
此処が還るべき場所
迎える準備などせずに
当たり前を差し出して
....
{引用=
『たん純にさ、
考えすぎなのかもよ。
しん呼きゅうしてさ、
だれかのうでに甘えてみるのも、
たまにはいいんじゃないの?
あんがい近いところに ....
せつないね 水の音
世界が 少し へこんで
水の音
くすり指 井戸で ひたせば
風が 吹く 家
宿題を ぱたんと 鳴らして
水の音
よるが 窓から やってくる
遠くの 森で
....
警察へ捜索願いをだしてみます
わたしは警察にすでに相談しています
女性センターにも
話あってもなにもかわらないのです
突然怒りだすかとおもうといつも怒らないように気をつけなければならなくて落ち着かない ....
自明なるものに囲まれているから
ぼくらの内側では
一切の悪が育ってゆくのだ
風景としての自分に
すっかり慣れてしまったぼくらは
生まれた瞬間からすでに年老いている
という叫びの正当性を ....
太るから虫歯になるからと
チョコレートを食べ残す子供もいれば
チョコレートの味も存在も知らないで
一日中カカオを摘み続けている
子供の奴隷もいるんだ
命の重さは平等でも
環境は平等じゃな ....
たばこを吸い終りふと手を見てみた
たばこの臭いのついた君は僕にいろいろなチカラを与えてくれた
そして僕は君を通じて怒りも知り
愛することも知った
それに気づいた時に
僕は
ふっと思った
ありが ....
たしかに輝いて
儚く光る
生命のかがやきは
いつまでも
此処に
ある
そんなところで
何しているの
お花の中に
隠れているの
かくれんぼは
虫のお仕事
おいしい木の実を
作っているの
小さな花に
指先にとまる虫に
空を行く鳥に
あなたに
すべてのものに
宿っている
青い光
真っ白な
紫陽花なのに
なんだか
かすかに桃色
でも本当は
うす青く
色を変えていく花
どんなに
色を変えても
紫陽花は紫陽花
私は私
手を繋ぐだけで、伝わればイイのにね。
静電気みたいに、ぴぴぴって。
この気持ち。トクベツだから。
あなただけに…。ね。
何かに苛ついて。
殴った窓ガラスは粉々になった。
ついでにぽたぽたと赤い液体が流れてた。
痛くないよ。
怖くないよ。
苛々消えないよ。
赤い液体が涙のように落ちた。
勝手に落ちた。
ホースの
上で
何をしてるの?
微妙に
バランス
とってるの?
写真を撮ったら
歩いていった
辿る旅路の道端に
思い出の花が咲いていた。
幸せに咲いた花は枯れ
苦さにつけた蕾が揺れていた。
“幼さを悔いても、道は繋がらない”
本能的に身に付けていく術は
美しいばかりに溶 ....
好きな人には、恋人がいました。
可愛くて、イイコな、私の親友です。
だから、
悲しいけど、つらいけど、苦しいけど、
…泣いてしまうけど。
二人の、恋を、祝福したいと、思います。
そんな思 ....
てばなしても
いいものをもっていて
届かない
雨あがり
ガラスむこうのひかりへ
わずかに
手、添わせば
カエルの傘を買ってもらった
二才半のひなちゃんは
雨も降ってないのに傘をさし
お部屋の中でも傘をさし
コンビニの中でもさしたがり
車の中でも傘をひろげて
とうとう母ちゃんにおこられちゃっ ....
例えば
地雷で盲目になった戦争孤児の少女の状況は
誰かがひざまづき心をこめて祈ったところで
何も変わらないでしょう
「では私に何ができるの?」
知りたいのです
....
己が道を求め
憧れながら
それでも道を外れ
手を伸ばしもせず
そのくせ夢を語り
あぁ何するものぞ
何するものぞ
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