こんなにも
青い青い空。
雲も空も
もうすぐ秋に変わる。
それまでのひととき、
一瞬の夏が終わろうとしている。
そらへ。
そらへ。
たかく。
たかく。
とどけ。
とどけ。
掴めるような気が
したのに
ツプリと
それ以上の音すら無く崩れた思い
は
静かで曖昧
強弱をつけて
バウンド
聞こえた?
君に届かなきゃ意味が無い
「信じてる」
と
「信じたい」
って
表裏一体だね
でも
わかんないけど
私
あなたを
信じてるよ
こころから。
だから
あなたの「信じたい」を
「信じてる」にしたい ....
里帰り
見慣れた田舎道
今年だけ
いつもと違う
点々と
静かな灯り
おかえりと
声がする
きもちの彩も
葉っぱみたいに
入り組んでる。
それぞれ
模様が違うから
いいんだろうな。
たぶん。
平らなのを見ると
なぜか
悲しくなる。
たくさんある雲の
底が全部平らで
地上に影を落としながら
動いていく。
刻も世界も
動いている。
そばに居て下さい
底無しの池に足をのばして
反射する 怠惰に
一滴の 涙をこぼした
そばに居て下さい
眩し過ぎる光でも
底無し池の中でも良い
こうして向かい合って
....
あたしの
生きてる「証」
夕食の時間、ヤモリを見つけた。
小さな羽蟻を逃がさぬように
慎重に
慎重に
歩くヤモリを
家族全員で、見ていた
動かなくなったかと思うと
スタスタスタと急に走りだし、羽蟻を食う
無我夢中に生きる ....
即興の 言葉に
真実を 認めて
行き着く先を
曖昧にしたまま
四 百 四 病 より
タチの悪い
病を患う
毎日が同じ繰り返し
でもいい
周りに流されてばかり
でもいい
ぐるぐる
まわれ
ぐるぐるぐるぐる
まわれまわれ
だれもがあなたのようになれるわけじゃあない
だれよりも優しく
だれよりも美しい
....
好きな空を作れるなら、
真っ白に塗った空に
青い絵の具を筆に付けて
一気に走り出すんだ。
今、皆が見ている青い空は
ホントはボクが作った青い雲かもしれないよ。
心に響くモノに
出会った時、
あなたを呼んでしまうのは、
ふたりでわかちあいたいからだと
思うんです
わたしのともだちに
こにし なな
と、いうこがいました
わたしは、あめあがりのそらがだいすきな
そのこを
こにじちゃん
と、よんでいました
こにじちゃんは、とってもロマンチックなこで
....
フラッシュバックのまま
季節を渡れるなら
あなたとの待ち合わせに
ふるえた
あの駅前広場に
一瞬で消えてしまう美しさ
だから
いつか
あのひとと
見たいのだけれど
一瞬で終わる恋だから。
空が綺麗だというのは。
人間だからじゃなくて。
空が好きだから。
じゃないかな。
いくつもの命が
茹でられて
ここにある。
生き物は、息物です
生きるは、息るです
動物は、導仏です
動くは、侑ごくです
会話は、解和です
話すは、放すです
休憩は、求恵です
寝るは、音るです
仕事は、志毎です
働くは、勞くです
食事 ....
夕と夜の
とけあうあわい
小鳥たちよ
おやすみ
また
明日の朝
その鳴き声で
やさしい目覚めを
真夏の光の飛沫を避けて
ふたり木陰に逃げこんだ
あのひとの
はにかんだ笑顔
ふたりでうっすら汗をかいて
このまま木陰を散歩しよう
過去を忘れながら
未来を語りながら
美しいものは
ただ遠くから
眺めているだけでいい
あまりにも
遠すぎる
空
何でまた
そんなところで
がんばっているの
あえて困難に
立ち向かっているの
それも
たった一人で
あのひとは
きいろいマーガレットのように
あたたかく
あのひとといると
わたしは
日だまりで眠る
ネコのようだった
花を飾って
思い出して
花を飾って
あのひとにも日だまりを
朝
カーテンを開けて
入道雲と対峙した
…むっ
負けた…
いいよ
今日も真夏日和で
坂道の下で
夏を深呼吸する
あのひとが
駆け下りてくる気がして
風を待っている。
あのひとへの想いが
空に散るまで
風を待っている。
あたしはエゴイストだから
自分のしあわせしか考えない
だから
笑って
あなたの笑顔が
あたしをしあわせにする
他の誰かとでもいい
笑って
あなたに
しあわせになってほしい ....
夕方の海は
ひとも去って
見捨てられた波は
静かに静かに音もなく
けれど
夕方の色彩
こんなグラデーション
あたたかな海の水に
想いを溶かして
75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115
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