十人十色
だから
愛し方も
十通り

でも
己をそうさせる理由は
ただひとつ

その人を愛するが故に
何十年も
他人の話を
盗み聞きしてきたソファに

座ってみた

革はただ
つやつやして

知らん顔して

深く深く
うけいれてくれた

でも
今日は
盗み聞きできないよ

だってわたし
独りで座ってる ....
あまりにも
刻が過ぎるのが
早すぎて
すっくと立った
一本の大木

何十年も
独りきりで

淋しくても
動くことさえ
できないんだ

あとどれくらい
独りでいなきゃ
ならないんだろ
泣きながら眠った
秋の夕暮れ

深夜に起きて
鏡を見て

あぁと失望

こんなむくんだ顔
誰にも見せられない…

と思って
気がついた

明日は日曜日

いいや

また存分に泣いて
眠ることにしましょ ....
それが愛だと君が言うなら

それは愛かとあたしは問おう

いらない

永遠でないものは何も
さらら さらら

立ち並んだ木達

優しく囁き

木漏れ日を零す
溶けてしまいたい

何も考えず

生きていくのは簡単過ぎて
やっとの思いで
いちばん下まで

堕ちて
堕ちて

それでも
そこも

誰かの気配が

ざわめきが

誰もいない
暗闇さえ

ない
ずいぶんと、高いとこまで来てしまいました。

けれど、まだまだ続く山道。

後に引き返そうにも、辛い道です。

先へ進みましょう。

進みましょう。

何が在るか、無いか。

解らないですが。

美味 ....
カピパラさんとか モノクロブーとか

最近チヤホヤされてるけど

ぜったいワシのほうが カワイイと思うんだわね

「 飛ばねえ豚はただの豚だ 」という名言があるけど

ワシ、飛べないけど 蚊取り線香入 ....
諦めと
手をつないだ

諦めはやさしく
とても甘美で

でも
まだ
溺れきれないわたしは

悪あがき

こころに
貼るものが欲しい

まだ
瘡蓋さえ
できてないから
雨粒が
なみだみたいだなんて

陳腐ね
とても

雨滴も
落ちてしまえば
ただの雨水

なみだだって
たぶん
ひつじ雲見上げて
ずしん、ときた

そっか
会えないって
こういうことなんだ

一緒にこの空を
見上げることさえ
できないんだ

この空の下で
あのひとは
わたしの知らない
 ....
世界で1番大好きな人が、泣きたい程辛い想いをしている

いつでも呼んで

あなた専用スーパーウーマン

この青空を跨いで、5秒で駆け付ける
(ことはできないけれど)


いつでも呼んで



抱きしめ ....
ちょっと、頭痛くてね。

真昼間から、飲んじゃって。

気付いたら、暗くなってた。
秋祭りの
準備が始まる

まだ
夏は終わったばかりなのに

まだ
夏の名残が
消えないのに

季節は
私たちを追い越し
先へ先へと
すすんでいく
フライトのあいだ

夜空の点になって

もしくは線になって

ジュンパ・ラヒリの

その名にちなんでを

しがみつくように読んだ


なんどか眠った

起きればいきなり

また本を開いた

なにかを取 ....
いつか
飛びたてる日が
くるのかなあ

今は
枝が覆って
少ししか見えない
青空へ

何もかも脱ぎ捨てて
自由な光へと
夜が
おいでおいでと
わたしを{ルビ誘う=いざなう}

いっそ
夜に溶けてしまってもいい

夜に溶けて
とろけて

闇になる

それでも
月には
届かないのだろう

月 ....
ベンチは

座ってくれるひとを待っている

そこに
在り続けなければならないから

誰も座るひとが
いなくても
殺してみたかった

ただシンプルな

シンプルな欲求

自分で自分を辞められるなら






それでも

毎日

小さな幸せを積めるから
遠い海から
知らない仲間と
ここまで来ちゃった

場違いでごめんね

仲間がいなくて
僕だって淋しい

だから
お箸でよけないでね
投げ打つように降る雨を
聞きながら
死にたいと心底から思っていた。

雨上がりは
一生、来ない事を
知っていたから
鉄板で
どうしようもない
自分を見放していた。
見下していた。

何処か行こうと
差 ....
くしゃくしゃの糸のように

こころが縺れる

ほどきようもなく

切り捨てる勇気もなく

こころは縺れたまま
苛まれる
秋に拾う貝殻は
なぜか哀しい

貝たちも
その海底で
小さな泡をながめたことも
あるだろう
射し込む光を感じたことも

いまは
生命も抜け落ちて

拾った貝殻を
わたしは持て ....
まあるい電灯と
少し欠けたお月さま

まるがふたつ

あのひとは
わたしのこと
もう忘れたかな
いちめんの
蓮の葉が広がって

朝靄色の花が
点々と咲いている

蓮の花には
仏様がおられるらしい

眼を凝らして探したけど
わたしには見えなかった

きっと
ぶらりと
散 ....

空港にいるよ

あなたは
どこにいる?

濃密な数ヶ月のあとの
いとしき時

さよならから
じくじくと
痛みが滲み出て

せめて
飛行機に乗って
遠く遠くに行きたいな ....
相変わらず

此処の景色は最高です

点と点を結び

“ハート”を三つ探しながら

合わせた輪郭を

愛おしくおもうのです

幸せを分かち合う

ふたりぼっちのネオン画を

描いてはにかむ

一輪挿し ....
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
想撮空間 「愛のカタチ」[group]緋月 衣瑠香3*07/9/17 19:00
喫茶店風音6*07/9/17 16:42
終焉1*07/9/17 16:31
独り立つ6*07/9/16 1:56
予定のない日曜日3*07/9/16 1:47
with love瑠音107/9/15 23:29
川辺を歩く優羽2*07/9/15 15:52
とろとろと307/9/15 2:18
独りにさえなれない風音4*07/9/14 22:37
道の途中。狠志207/9/14 20:35
かとりブタ北大路京介16*07/9/14 14:06
ガーゼ風音4*07/9/13 9:18
雨滴7*07/9/11 21:27
この空の下で7*07/9/10 22:02
へるぷみー407/9/9 22:29
くすり。狠志207/9/9 20:27
心の準備はできてない風音3*07/9/9 12:01
ラヒリの文学吉岡ペペロ107/9/9 10:40
光へ風音3*07/9/7 22:07
遠い月2*07/9/7 13:37
待つ2*07/9/7 11:40
瑠音207/9/6 17:23
場違いでごめんね風音4*07/9/6 8:56
旅出たくね?菊池ナントカ407/9/5 22:47
縺れる風音2*07/9/5 17:27
美しき抜け殻6*07/9/5 16:25
まんまるがふたつ3*07/9/4 18:31
ロータス2*07/9/4 12:49
エア・ポート2*07/9/2 23:41
ふたりぼっち見崎 光007/9/2 22:07

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