凍てつく寒さ

バスを待つひとたち

駅へ急ぐひとたち

自転車の学生たち

みんなみんな
白い息をはいて

鉛色のそらの下でも
みんな
一生懸命に

生きてて

ど ....
哀れに焼け落ちた
オートバイ

きっと
恋も

焼け落ちたら
芯だけが
残るんだろうな

どうしても
残ってしまう
残骸が
青いそらも

白い雲も

あなたも

ぜんぶ
いっぺんに
抱きしめられたなら
蛇行する足跡

迷うことが間違いだって

言うなら

あたし生きていけない
幾度と見上げても
空はそこにあり
幾月を俯いても
この手に成せぬ色を広げて
微笑んでいる


移ろう姿を眺めては
さだめの意味を問うこともせず
ただそこに漂い流れ
ありのままを差し出している



ち ....
暗い暗い部屋の中。

珈琲を買いに外に出た。

空の眩しさに、

目が眩んだ。
冬の雨は柔らかい
ということを知っていますか


大気が冷たいからこそ
温かな雫を紡いで
春を想わせているのです



冬の雨が静かに降りるわけを
知っていますか


雪が瞳を施すならば
雨は耳を潤し ....
眩しすぎて

見えない



この光が
この暖かさが

わたしたちを
導いてくれるかもしれない

光を受けて

歩こう

とりあえずは
花を抱いて
あのひとに
会いに行こう

哀しみも
噴りも
喜びも
なにもかも

ぜんぶ

あのひとに
手渡そう
七色の夢を

虹色の想いを
少し震えながら

だから ....
甘さに酔えるほど
少女になりきれず
熟しを待つ肌を整えては
苦さに慣れていくばかり


照明に浮かぶ粒
鮮やかな色彩
チェリーの眼差し


粉雪はそっと
肩を抱かせた…
食べかけたクッキー

呼ばれて
振り返って

そのまま
テーブルに置いて2時間

続きのクッキーは
甘い甘い味がした
あの森のむこうに
あのひとがいるなら

わたしは森を抜けて
あのひとに会いに行こう

きっと途中で出会う
たぬきやうさぎを引き連れて

バスケットにはサンドイッチ

あのひとの家に着いたら
熱々の紅茶 ....
ふたり
何事もないかのように

地平線を見ていた

言葉もなく
寄り添って立ち

まるで
ふたりのあいだに
深淵もないかのように

あまりに
牧歌的な風景に

さよならさ ....
溶けてしまいそう


目の前に広がるあおに
飲み込まれてしまいそう

あぁ、あおには
果てしないものが多いね


それが羨ましくもあり


悲しくもある
ふ と

空を見上げると

家の間に

雲の子どもが住み着いていた


「おぉい」

こちらを向いた

「家賃は払ってくれますかぁ?」

雲の子どもは頷き

そこを動かない



僕は家に入った


 ....
I got the key .
ある日
鍵をみつけました

I got the key of ...
けれど
何の鍵なのか
何の鍵なのか

my home , my room , m ....
涙の雫のような
透明な珠

光を集めて
輝きを集めて

まるで
明日が
あるかのように
ほんの少しの希望を探しに
出かけよう

傘は持たない
濡れてもいい

晴れるときがくるかもしれないから
ふたり帰り道
一緒に見たね

寒くて
息が白くて

体を寄せ合った
ほのかな暖かさ

いつか
一緒にみた夕陽

今は
ひとりで見てる
最近、寒くなってきたと思ってましたら。

紅葉が美しく、太陽が暖かい。

秋になってきました。

まだ、淋しさは感じません。

暖かな陽射しのおかげで、笑顔になれますので。


P、S。
そちらの季節 ....
霙がふって
風の強い昼に

やっと起き上がって
窓の外を見ることができた

覚えてるのは
何ヶ所も
縫いあわされた痛みと
胃洗浄の苦しみだけ

でも
虹を見たよ

ほんの晴れ間に
くっきりと大きな虹が ....
拝啓

只今、午後九時をまわりました。
この頃夜の冷え込みが厳しく、受験勉強をするのにもまた一段と頭を使っています。

そちらから月は見えますか。
私の部屋は西側にあるので見えません。
あと何時間かし ....
あき
おひさまのまどべで
ひるねしました
ぽかぽかして
あたたかくて
きみがいるようで
ぼくはとけて

きがついたら
かわいてしまって
かたまって
わらうことも なくことも
で ....
君の抱いてるウサギのポンちゃん

「寂しい」って鳴いたりしないの?

吠えることもなし いつもおとなし

 ねぇ ウサギも 人も 犬や猫だって 寂しすぎると死んじゃうと思う


意外とポンちゃんは独り ....
出張先で接待をすませ

ホテルで仮眠をとると

もう5時のアラームだ

シャワーを浴び

チェックアウト

3時間飛ばして会社にもどる


冬のそんな時間帯が好きです

放射冷却で

町の底には白が溜 ....
だけど、淋しさは感じなくて。

ただただ、ゆられて。

心地良かった。
行く場所もなく。

傘の中。

耳を唄で塞いで。

空も見えず。

晴れたかも解らない。

周りも見えず。

雨の中、

夜の中、

傘の中、

唄の中、

ひとりぼっち。
掌に溢れる
小さな小さな
名前を持たない海は
誰かが忘れた
いつかの涙

そっと還した砂浜に
魅せた幻想は
いつかの真実

風舞い香る
刹那の宴
海をなくした掌は
冷たさと戯れて
指先を転がしている
 ....
黄昏を刻む夕の空

安堵する私の隣で

照れくさそうに笑う貴方を

可愛いと思った
甘く綿菓子の匂いが追いかけてきた
揺れる提灯は僕を誘う
暮れた空はもう、おかえり
宵の小人に連れていかれてしまうよ


さぁ、いい子だから、おやすみ
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
にび色の空の下で風音1*07/11/19 5:14
残骸4*07/11/19 4:32
好き2*07/11/19 3:48
初雪瑠音107/11/19 1:29
枯れススキ見崎 光3*07/11/18 16:51
空色天井。狠志107/11/18 15:11
わけ見崎 光2*07/11/17 23:51
風音4*07/11/17 15:42
七色の夢3*07/11/17 13:05
カクテル見崎 光2*07/11/16 22:58
cookie風音3*07/11/16 13:55
ひつじ雲3*07/11/16 4:19
地平線の向こうへ2*07/11/15 20:52
あお三奈4*07/11/15 9:52
泪雨愛心5*07/11/15 0:36
Key瑠音007/11/14 23:40
光の珠風音2*07/11/14 21:57
この空の下で3*07/11/14 21:52
いつか見た夕陽2*07/11/14 17:44
やっぱり。狠志107/11/14 15:09
虹を見たよ風音3*07/11/12 20:33
拝啓緋月 衣瑠香5*07/11/11 21:38
おひさまのまどべで日朗歩野507/11/11 14:38
ウサギのポンちゃん北大路京介4*07/11/9 13:25
美しい世界吉岡ペペロ407/11/9 12:42
想撮空間「音楽がない風景。」[group]狠志207/11/7 0:47
雨と夜の中。107/11/6 1:37
記憶の旅先見崎 光9*07/11/5 22:02
黄昏3*07/11/4 12:32
子守唄 子守唄し ん1*07/11/3 21:38

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