空への
グラデーション

高く
高く

空へと駆け上る
色たち

色たちは

朝焼けに
夕暮れに
暗闇に

姿を変えて
また現れる

いつかまた
会えるの
ねぇ


ずっと一緒だよ
空想抱く早朝
暁の空に
忍ぶ風と山々の陰


幻想を嗜む午前
青の空に
踊る風と山々の唄


妄想を蝕む午後
黄金の空に
眠る風と山々の眼差し


夢想に託す真夜中
藍の空に
旅路の風と山々の吐息

 ....
壊れやすく
繊細なこころも

美しく
色彩りな気持ちも

やがて
同化してしまうのだろう

この
落ち葉のように

どこか
奥深く
魂の底に
初めて見る
しろいまんまる

食べてみると
意外においしいよ
きっと

じっと見てから
子猫はそっと
近寄った

わたしも
知らないだけで
「オイシイ」もの
たくさんあるのかな。
あのひとの
ことばが

こころに
模様を作っていく

雨の模様のように
消えることはなく


それは
深く沈んで

わたしのなにかを
形づくってゆく
「もーいーかい。」

「まーだだよ。」

そんな声が響いた気がして。

僕の足は止まって。

少し、探してみた。
真っ赤なお日様に照らされた
あなたの横顔が悲しいくらいに素敵ね
窓の外はカラスの鳴き声と、子どもたちの笑う声

ねえ
ハンドルにぎってみたい
免許はないけど
あなたと二人だけの世界へ行き ....
朝陽の光を
浴びるみたいに

あなたの笑顔を
浴びていたいよ
さあ、
行こうよ。

先は長くても
靴ひもは
ほどけやすくても

あのひととなら
どこまでも
歩いていけるよ。
朝の陽を受けて
ピンク色に染まる
建物たち

朝陽のあたらないところは
暗くても

わたしも
あのひとの光を受けて
輝く

こころの隙間は
暗くても
静寂のなか
小雨に
濡れそぼった落葉は
ますます
赤く燃え

赤く赤く

いずれは色が変わるとしても

この瞬間は
深紅に染まる

泣けばそれだけ
こころの色も変わる

 ....
卵だって
割ってみなきゃ
生卵か茹で卵かなんて
わかんないんだから

あなたの気持ちだって
割ってくれなきゃ
わかんないよ
雨上がり
芳しい森の中

あの
曲がり角の向こう
何が待ってる?

何が待っていてもいい

こころに
想いだけ抱いて

森の中
深呼吸して

ふたたび歩きだす
いつか、

『闇』を壊すんだ

その先にある空を

見るために
雨音は雨音でしかなく
子守歌なんかじゃない

けれど
脆弱な僕らのこころは
雨風にさえ
敏感に反応して

風の音が
キミの泣き声に聞こえる

キミはそばにいるのに

風が強いね、
と呟いて
外にでる ....
落ち葉たちが
永遠の別れを
告げあっている

でも

いつか
土に還って
また
会えるね
疾走 する

言いようのない

快感


闇に 叫ぶ

雪花の

季節は

みな

何かを さがして

走っているよな

都会の 空気



 ....
その猫はがりがりで
ひとが近寄ると
走ってにげていた

少しずつ
餌づけして
わたしが行くと
鳴いて迎えてくれるようになった

少しずつ
少しずつ

あなたとの距離を
もう少しだけ

走って逃げないよ ....
夕方
泣き叫びながら

烏が木に集まっている

今日を嘆き
今日を慰めあい

寒さに震える
夜を迎える

鳥のなる木

それは
神聖で尊い

せめて鳥たちが
生きている
証なのだから
何気なく
瞳がとらえたカラー


まばたきを拒んだ時間に
荷物を忘れて来たのかな


イイ顔して笑ってる私が
ガラス越しに見えた
望まずとも
夜は明け
再び影は落ち
また陽は射す


変化など求めずとも
何事に同じものはない
目を凝らし伺わずとも
心は知っているだろう


日々と
自分に向き合うということは
案外
簡単な事かもし ....
深い森のなか

長い長い
散歩をした

ただ
道を辿るだけで


あのひとに
そんな秘密があるなんて

知らなかった
深い深い秘密が

あのひとは
今日も笑顔だろう
 ....
一針一針
縫い込んでいこうよ

こんなふうに

キルティング・ツリー

わたしたちも
これからを
きっと
夜になったら
妖精が集まって

ダンスをする

月夜のなか
誰にも見られないように

月も星も
目を光らせて
邪魔者を監視してる

妖精の傘

ただひとつの名残

顔も洗わず

ふたりで温かい
ミルクティー

半分こにした
ドーナツ

どっちが
大きいほう食べる?

冬の寒い朝は
ふたりで寄り添えるから
好き

窓ガラスも
白く曇って

ね、
ふたりキスして ....
秋の夕方
たくさんの雲の下


やましいって
言葉の意味を
初めて知る
「楽しいから美味しい」
この事を忘れずにいようね

あの時の不思議そうな顔
ずっと忘れないわ

意地悪を言ってしまった
カフェ事件
少しづつ
変わっていく
木の葉のいろ

少しづつ
変わっていく
あなたのこころ

少しづつ
変わっていく
わたしのいくさき
誰かが
森の中に捨てた
空き瓶

もう誰かは
忘れ去られているだろう

こんな風に
瓶を捨てたことなんて

飴色に変色した瓶は

少し
わたしに似て
携帯写真+詩
タイトル 投稿者 Point 日付
グラデーション風音3*07/12/9 19:50
親友以上cass007/12/9 19:20
偶然見崎 光207/12/9 11:33
深まる風音3*07/12/8 20:35
初めて見る卵3*07/12/8 19:40
水紋5*07/12/8 19:34
かくれんぼ。狠志407/12/8 0:58
日曜日のドライブ壺内モモ子107/12/7 21:16
1日風音2*07/12/7 8:38
朝露踏んで2*07/12/7 4:36
光と陰と2*07/12/6 13:04
落葉2*07/12/6 6:42
egg2*07/12/5 17:45
曲がり角の向こう3*07/12/5 5:15
崩壊三奈7*07/12/4 20:04
グレイ風音1*07/12/4 18:10
別れ葉2*07/12/4 10:59
寒 空 の李伍 翔0*07/12/3 22:09
懐くまで風音4*07/12/3 15:21
鳥のなる木1*07/12/3 15:14
ほのか見崎 光4*07/12/3 6:37
摂理7*07/12/2 9:57
もう願いは風音4*07/12/1 19:12
キルティング・クリスマス7*07/12/1 10:02
妖精の傘3*07/12/1 6:54
ドーナツ2*07/11/30 19:07
秋夕3*07/11/30 8:58
カフェ事件藤原有絵2*07/11/30 0:28
変わっていく風音4*07/11/29 17:53
遠い記憶1*07/11/29 17:50

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