わたくし
未熟だけど
うりゃうりゃと
がんばって
ます
今年も
よろしく
お願い
します
さて
詩
も
写真
も
好きなわたくし
ですが
この頃
絵
を
描 ....
それにしても
ふたしかな青い空の朝だった
嘘ばかりオレにつかれている
カノジョと朝からいるのだった
正確にはきのうの夕方から
十年まえ滞在したアルゼンチン
サッカースタジアムまえの広場
....
いつものように
暮れゆく
おだやかな夕
なにもなかったようで
たくさんのことがあったようで
今年よ
さよなら
みんなが
誰もが
穏やかな新年を
迎えられますように
夜を走る
それは
夜のあいだに
移動するということではない
それは
夜そのものを
移動するということなのだ
夜を走る
買って嬉しい華一文女
まけて悔しい華一文女
女の華道、地獄道
血の海に咲く儚い花火
氷を抱え見据えた瞳
生き抜くための身投げ京
男にゃ天国
女にゃ地獄
売られて買われ極楽の
夢も希望 ....
蕾のままで
生きてくなんて
無理よ、
って
あのひとに
教えてあげれば
よかった
そうすれば
こんなにも
遠く離れずに
すんだかもしれないのに
薄暗い辺りにひとり
寂しさに浸りながら
窓際に体を預けて
想いの途切れた一瞬に
光がまつげを掠めたから
思わず顔をあげたんだ
そこに映る光景は僕を
余すことなく飲み込んで
透明 ....
聖夜を照らす月は
赤く
まんまるで
今夜は満月
病室に
射し込む
ほのかな灯りは
こころまで
あたためてくれて
メリー・クリスマス
せめて今夜は
誰もが
幸せでありますように
白月
白光
白線
雲、灰、黒
霞む輪郭
放つ零れ帯
匿う護衛糸
面、裏、左右、上下
一点への集中
不可欠な眼孔
落胆の相似
灰、黒、糸、雲
慈悲の眼差し
交わす光線
安息の相互
白、帯、光、 ....
アロマも
飾りもない
燃えかけのキャンドルに
火を灯す
CMに影響され
ダイエットコーラ
コンビニのケーキ
二階の自分の部屋へ
窓枠に座り
周りのイルミネーションに
よいしれる ....
アロマも
飾りもない
燃えかけのキャンドルに
火を灯す
CMに影響され
ダイエットコーラ
コンビニのケーキ
二階の自分の部屋へ
窓枠に座り
周りのイルミネーションに
よいしれる ....
みんな揃って
春を待つ
ひとにぎりの世界しか生きていなくて
端と端が繋がって
わたしからは
到底、端が見えない
いつの間にか
周りには繋がりだらけで
端にいないわたしたちは
宇宙の端が見えなくて
....
トルコ料理店でベリーダンスを見た
息子ふたりは
ギュッと目をつむって恥ずかしがっていた
下の子はそのまま寝てしまった
寝ているのにパンをかじった
上のは指で耳をふさいでいた
たまに目をあけ ....
虹を渡ろうとした
無理なことは
わかっていた
わかっていたのに
虹色の夢見て
虹色の光見て
わかっていたのに
半分の月が照ってら
冬の空に照ってら
星も夜に散ってら
悪とはなんだろう
当たり前に冬冴える
時が過ぎてゆく
運行がそれを映す
くりかえされる
不変のそれは方便
半分の月が照って ....
吹き上がる
地下鉄の風
はずしたネクタイが
飛ばされる
それをつかもうとして
右手が顔をぶつ
蛍光灯の白が
やさしい色のように
ぼくらを均質にする
それが不快だ
吹き上がる
....
朝
起きたら
小さな小さな涙を
見た
きっと
その草は
わたしの変わりに
泣いてくれたのかもしれない
秋が遠のいていく
ひとひらひとひら
さよならを告げながら
秋が色褪せていく
もう
冬が来たんだね
鮮やかな秋は
記憶とともに
遠のいていく
喫茶店で
あのひとが
煙草をもう1本
取り出すときの
しあわせ
あまり
早く
吸わないでね
一緒の時間が
早く過ぎてしまうから
そしらぬ顔して
そんなことを願う
帰り道
あのひとの吸ってる
....
薄暗がりに
そっと開いた蕾
もし
陽がさしても
閉じないで
こころ
開いて
素敵な
笑顔を
見せて
深い赤と
鮮やかな緑
クリスマス・カラー
今年のクリスマスは
きっとこんな感じ
色鮮やかで
ピリピリ辛くて
けだるい朝
起きて思い浮かぶは
君の事。
思い知らされた事実が
心を真っ黒に染めた。
君の目に私はうつらない。
1%の奇跡は
消えてしまっ ....
さよなら
風に揺れるぶらんこ
さよなら
公営団地の高圧線
さよなら
クレヨンで描いた
お月さま
さよなら
風にのるシャボン玉
さよなら
水色した幼い約束 ....
足早に
通り過ぎる
一瞬の
闇
裸の 木々 の
合間から
冬のかけらが
光を 浴びて
き ら き ら
ひ ら ひ ら
舞いおちる
君は 麗し の 華
この つめたい も ....
枕灯を見上げて
思った
こんなに
近くにいるのに
こんなに
遠い存在
あのひとの
こころの中に
わたしの居場所なんて
ない
わかっていたのに
もう
....
鬱ロックを聞きにハンガリーに行く。
俺は25で死ぬけどどうする?
もし、ひとつだけ
願いが叶うとしたなら
君は何をおもう
僕は、距離を想う
埋める術さえ持ち合わせていない
淋しさばかりが募る日々
いつかと信じて眺める星に
君への愛を捧げては
冷たい風を握り返す ....
雨の日のサンドイッチは
うらぶれた
寂しい味がする
陽のひかりの香ばしさもなく
曇り空の憂鬱もなく
ただ
寂しい雨の音を聴きながら
わざとだらしなく
窓際に腰掛けて
脚をぶらつかせて
雨の日の ....
閉まらない
ファスナーのように
こころが
溢れだす
バッグのなかの
たくさんの気持ち
流れだすまえに
あのひとに
知られるまえに
早く
ファスナーを
閉めなきゃ
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