いま
この瞬間は
もう
何も
いらないね
あなたは
そんなもの
ないって笑ったけど
ほら
あったでしょ
なないろのばら
悲しみのいろ
憎しみのいろ
そんないろしか
思いつかない
自分がきらい
そう言ったら
ほら
これは
喜びのいろ
....
ここのライターは
鎖に繋がれている
誰も持っていかないように
そして
誰もよそで火をつけないように
そういえば
ハートに火をつけて、
って曲が
あったな
確か
放火 ....
欠落した言葉の答えを知っても
不安定に変わりはない
足枷引いた 午後の街
私の周りだけ、寒い
あなたと繋ぐ
高架線越しの体温は
仄かに暖めては
温もりを確実に、消す
瞼の奥には
何もかも
楽園 ....
クッキーの詰め合わせみたいに
色とりどりの
ステキな気持ちだけ
味わえたらいいのにな
ナポリタンロマンス
ペペロンチーノスパイス
混ぜあわせた君が大好きさ
子どもみたいに夢中で頬張るよ
汚した口元は
君が拭いておくれ
枯れ木が
寒空を
支えている
この曇り空が
落ちてこないように
このセカイが
水浸しにならないように
枯れ木が
寒空を
もっと
ぎゅっと
挟まなくちゃね
アナタとワタシ
あ 痛って
いうくらい
もっと
ぎゅっと
まだ
もうすこし
待って
もっと
たのしいこと
してからにしましょ
もっとたのしいこと
まずは
強いお酒でも飲んで
酔っ払っちゃおう
枯らしたくなかったんだ
だから枯れる前に摘みとり飾った
窓辺を美しく見せてくれたよ
その向こうの世界の色がどんなのか
僕に隠して
そのうち世界の嘘に耐えられなくなって
ゆっ ....
はやく
はやく
メインディッシュを
甘い
デザートが
来る前に
いつか
この瞬間を
忘れてしまうかもしれない
レースのカーテン
夕暮れの曇り空
ふたりで聴いてる
スローバラード
救いようのない
暗いニュース
置いてきた夢
忘れてしまった欲望
流されたり
抗ったりして
でも
僕らの青い世界も
まだまだ
真っ白だと
信じたい
朝
目を覚まして
妖精のなみだ
見つけた
しん、と
凍って
夢で流した
わたしのなみだが
ここに
寒い寒い
冬の朝
木のなみだが
凍ってて
それに比べたら
あたしのなみだは
あたたかくて
汚い
寄りかかるって結構難しいことだと思う
楽ちんなようで実は不安定で
揺れる電車の中とか
車の後部座席とかで眠るときは
頭をごちんごちん言わせながら
壁に寄りかかって眠る
寄りかからないで眠る ....
ほら、点けっぱなしですよ。
疲れ、とれないよ。
ボクにとって
いちばん愛しいのは
キミだけど
キミにとって
いちばんなのは
ボクじゃなかったんだ
めぐる
メリーゴーランド
そばにいて
夕日も見えない
孤独は動詞のようで
めぐる
メリーゴーランド
少し痛みに
さよならをして
天国は動詞のようで
ふざけんな
アスファルトに
....
美味しそう
でも
偽物なの
あなたの気持ちも
そんなものかな
母に貰った十字架
久しぶりに
つけてみようか
誰もが信者であるわけでもないけど
背負わされた十字架
身につけてる
でも
明日へとcrossするかも
しれないのだから
北風吹き荒ぶ
真冬のさなか
小さく可憐に咲く
色とりどりのバラ
あまりにも
眩しくて
あまりにも
輝いてて
切り取って
ごめんね
でも
ずっと見ていたかった ....
このまま
情熱の波に
乗って
それとも
あなたに会いたい
深い深い
紫色の夢
あなたは
夢にさえ
出てこない
下りの電車を待ちながら
上りの方面を向いて撮影
ホームの淵に立つ私
左には誰かの淋しい横顔
右には私の愛しの王子様
慣れ親しんだこの町を
離れるのは辛いけど
途中に見えるあの ....
ねえ
もうちょっと
ゆっくり
もうちょっと
待って
あの雲は
あなたとわたしみたい
光への憧れだけが
ただ ただ つよく
僕らは手をのばす
この先
止まれ、
の
境界線を
少しでも
近づけて
いけるように
ゆっくり
ゆっくり
若草いろが
大地を覆う
もうすぐ春
待つ春の
やわらかな命の上を
そろりそろりと歩く
とてつもない不安
根拠なき恐怖
底なしの悲しみ
精神病棟の閉鎖部屋にいても
あたしを支えてくれたのは
音楽だった
縋りついて
それこそ命綱
なければ死んでいただろう
....
おしゃれして
お化粧もして
道に
寝転がってるの
見上げる空は
斜めで
誰か
あたしを
拾ってくれないかな
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