花は美しいから
誰だろうと盗みたくなる
だから
花盗人は罪にはならない
優しく
暖かい貴方
貴方に咲かされた
あたしの花
ねぇ
花びらが散る前に
盗んでよ
あたしの恋心
それは
川面に映る
夜桜のような
儚い恋だった
瞼裏に残る
桜を
胸にやきつけて
夜桜、
もうすぐ散る
七色の虹
雨上がり
ふうわり浮いて
ここまでおいで
って言っている
追い掛けるけど
触れなかった
七色の虹
全部合わせると光になるって聞いたから
クレヨンで光を作ろうか
白い画用紙の上 ....
己の小ささを知る
海よ
あなたの示す判断は
己が下した答えなのか
さくらが夜に潜んでいた
ぼくが夜に潜んでいた
さくらがこの世に潜んでいた
ぼくがこの世に潜んでいた
さくらがぼくを映すのか
ぼくがさくらを映すのか
さくらが ....
君が一瞬で
描きあげたモノを
私は一生をかけて
描き続けていくのだろうね
それでも、いっか。
最後に笑えれば。
遠くを見つめる
なんとなく悲しくなってくる
胸の奥深くから込み上げる
灼かれるような痛みに
虚ろに酔う
自分で付けた細い傷が
冷たい春風に撫でられ
甘い激痛をおびる
痛みが心地よいあたしは
汚染され ....
さくら 咲いて
遥か山の頂には
あんなに
雪が
残ってるというのに
さくら 咲いて
胸には
こんなに
悲しみが
残ってるというのに
さくら 咲いて
ほんとの自分、
製作中。
告げる直前の想い
はなびらよりも桜色に
ああ、あした咲く
あした咲くよ!
もう今日が終わる。
淡い
花の色のように
でも
美しく
確かに
たくさんの ありがとう
を
経験しました
かすみ草のように
小さくではありますが
役に立てて良かったです
もらった分を
倍 ....
………
ブクブク…
ブクブク…
……
ねえ、ワタシタチ生きてるの?
たぶんな…
ブクブク…
君のいない季節が
くる
休日
窓際
ソファにてあお向け
火をつけるキャスター
二度とマルボロは吸わない
なくなった恋を思う
長かったのかもわからない
ただ
鮮やかだった
君を片付けられない ....
悔しいくらい
綺麗だ
君みたいだよ
桜までの
短い春
木蓮が
街を飾る
微かな芳香に
見上げると
空にくっきり
クリーム色が
映えた
今日で
この街とも
さよなら
木蓮が
そよいで
私に微笑んだ
月日を重ね
くたびれた場所
君が転校していった夏から
笑いの消えた空間
何故だろう
僕は足を踏み入れていた
懐かしさは記憶を再現し始めて
君と僕だけの遊びを
君と泣いたトキを
僕と挑戦したコト ....
もうすでに
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
じわじわと温め続ける
あの時この手で
切ったはずのスイッチ
なのにまだ
どこか心の奥の方で
このまま
切れたスイッチのまま
も ....
今、ねっころがって空を見てます。
地球はホントに丸いのかなぁ、とか考えてます。
あ、あなたのことも考えてますよ?
あっちの空、綺麗なんですが、あなたは今どこにいますか?
空が綺麗です。
空は ....
おもちゃが見えた時だけ、ハイハイができます。
口元に指を運ぶと、何も無いのに食べようとします。
よだれが大量過ぎて、泣き声がうがいになっています。
指をしゃぶる癖が、拳を食べる癖にランク ....
窓の外を
旅人が通った
新しい風が
吹いたから
わたしは
窓のなか
憧れと
少しの妬みで
彼を
見送る
さまよい続ける
旅人は
どこか颯爽として
窓の ....
この空を
あなたにあげる
だから
最後に
ぎゅっと
してね
それから
お互い
忘れっこしようよ
罪深い
赤を飲み干す
キール・ロワイアル
これくらいじゃ
酔わないはずなのに
微かに
血の香りがして
どこを見てるの。
こんなに綺麗な空があるのに。
いつかは壊れてしまう、自然や僕ら。
美しくなるのは、過去だけじゃなく。
今も、未来も美しくだろう。
壊れて消えてゆく時も。
今日、お気に入りの場所が増えました。
人があんまり居ない、静かな場所です。
どきどきしてます。
校舎の屋上に、はじめて行ったような。
そんな感じです。
まぶしくて
見えない
あの光のむこうに
何がある?
あの光へ
闇を抜け出て
光をめざして
そこはもうすでに定位置で
ぬくもりは絶えず
陽だまりが雨の日も
そこにそうして残っているみたい
待ってくれている
それはどれほどの安心を
映し出しているのだろう
ここにいる価値を
少なからず持たせ ....
壮大な大地に根をはり
幾通りの風と
幾重もの雨と
幾千もの時を折り
四季を労い
生命を見届け
雲に平和を
星に安らぎを
月に癒やしを
それぞれに祈りを捧げ
老木は
廻る刻みの光と影に
こんこんと沸き立 ....
梅の咲きはじめとともに
恋が終わった
馥郁とした
香りを残して
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