一度だけ夜を飛べない夜がある冷えた灯りのはばたきの道



降り来る火誰がおまえを責めようか燃えくずれつつ書きとめる日々



しあわせを感じたとたんしあわせは遠く ....
「触れていい?」
聞かずに触れる
おもむろに
あなたの足の
爪先の薔薇
 眠れずに夜明けの足音聞きながら ナビの無い道 行く勇気だす



 遠ざかる眩しき季節はもうこない 淡々とこなす 日常のわび


 
 幼子の笑いし無垢の声を聞き 少しの安堵を灯して ....
運命を
装い恋に
落ちた振り
落ちた時点で
運命だと知る


返歌


運命と
信じる君の
その笑顔
見つめて気付く
運命の恋

運命は
偶然 ....
水冷たく真白に染まる研ぎ汁と米のかたさに生き抜くを知れ

納豆の引いた糸にも闘えば今日も生きているのだと気づく

「あついわよ気をつけなさい」という母の声は無くとも御御御付け持つ

 ....
いつまでも鳴らないチャイムがあるとして今ぼくたちがいる長い放課後









約束を守れば破ることができないのバイバイ昨日のぼくら


ばらまいたマイナス+ ....
少女の一瞬揺れる甘い香は
   触れてはいけない儚い首すじ



涼しげな音を残したラムネの恋は
     置いてきたあの淡い夏の日



水を張り呼吸もできない
   金魚を放 ....
    春の夜の

    朧な月を仰ぎつつ

    草露を踏む

    真白い素足 
一面に菜の花広がる河川敷
暮鳥の歌をひとりつぶやく

はなびらに光をいっぱい浴びながら
どこまで続く黄色い海よ

歩を進む
黄色い波をかきわけて
我が身よ輝く色に染まれ

みどりご ....
その翠、春は終わってしまったの素数のページを少女はひらく

やわらかな春雨が去り残る青、桃のリボンで包みましょうか

白襟のリクルートスーツたくましく南にむかう汽車を待ってる

あの山 ....
春先やごうごうごうと落つ雨が電波ジャックし届かぬ悲報

ケミカルブラザーズ萌えた脳内にて 肥後っ子十五とそよぐメイド

街は騒 行き交う赤赤 ぼんやり なにやら春が来ているようだ

 ....

 ん
  だっ
    て          てる
     なんだっ   まがっ  た                に
         てこう       のむまっすぐ ....
{引用=その靴は履かないけれど捨てられないロボットの足音が聞こえる}




バイテクで創った人魚抱きかかえ海へ駆け落ちロボットの恋



風俗に生身の女消え果ててロボット小指を切り ....
 

二つめの角を曲がってひだりへと「いちごフェアー」に引き寄せられる

掛け違うボタンのように気を使い春の朝にもさくらはおちる

とうとうとよわのうたたねうとうととその眠たさに「わらわは ....
旅に終わりはくるのかとみあぐるそらに
  つき かたぶきぬ

古の唄のまねなどするわれに
  今宵の よぞら やさしく あけぬ

旋律とは 音であるのか りずむであるのか
  太古の森に やさしく さ ....
春風がごうごうぴゅーとやってきた激しいような優しいような



雨降りの急行列車に花びらが季節はゆっくりゆっくり過ぎて



北からの夜行列車はトンネル出すれ違ったよ桜前線


 ....
永き夜貴方が其処に居るのなら夢も厭わぬ、覚める朝まで・・・

満ち足りた思いを胸に刻みつつ忘れてしまう胸のトキメキ

日々、堕落。特に楽しいものはなくただ過ぎていく戻らぬ時間

ヒラり舞う ....
真夜中の夢は心を繋いでる 暁の夢 記憶の奥底




桜空君現れてキス 夢は魂を掴み想いはリーク




恋をした貴方は桜またね春続かないけれど切なさは{ルビ永遠=とわ}
 ....
便箋の字面に溶けた君の息 獣のかおり 熱っぽくって

和尚の目に浮世のひかり瞬く夜ナナナナナーナおれは彼女を

黒猫は媚薬を舐めてしなやかにふたりと海を飛び越えてゆく

「こんな事してあれ ....
駅蕎麦で向かいに立った君もまたこれからきっと戦うのですね

道で会う思い残さぬ君とでもしてる笑顔にたくましさもらう

音のない会社で煎れるコーヒーの豆の香りで朝は始まる

小さき ....
忘れたき痛みをなくすためにはそうボールを空へ投げると良いよ

死んでるの死んでるらしいつじつまをあうあわせると君はがんばる

雨みだれ彼見逃したるボールにはパンプキンパイつまっていそうだ

 ....
粒入りのオレンジジュース飲みながらもうやめようと思う煙草は


目を伏せて下唇を噛み締める航海はまだ始まったばかり


ハンガリー舞曲聴きつつ描く絵の少女はとわに止まったままで
 ....
人逝きて風呂場に残る水ゆるむ 石鹸ひとつ投げ入れてみる



玄関に変わらぬ夕の陽が伸びる 履かずにおいた草履の箱にも



あるじ居ぬ蛇口はぬるき水を吐く キッチンに廃棄待つ ....
リング色 シリンダーから 軽い声 忘れた物を 唄で見つける ドラゴンが海でサザエを踏んづけて火を吐くくらい調子が悪い

留守電に胸の痛みを訴えて2杯目のお茶布団にこぼす

休日の夜コーヒーと似た味の体外分泌 ざわついている

空っぽの部屋が寒くて ....
雪降りし頃に君は居なくなり桜舞う今もまだ帰らぬまま

高台に臨む丘から海を見る息することを止めてみようか

もういいかいまぁだだよもういいかいもういいよもういいよもういい

君意外に ....
桜散る 楊枝にさした羊羹をぷらぷらさせてベランダに春


弱さから生まれる強さを信じたら銀河鉄道追いかけて飛べ


美容院の鏡の濡れた世界にて髪と桜の競うように散る


高みから ....
温もりが恋しい夜は君の名を3回呼ぶと魔法がかかる

ゆびさきで思い出すのはやわらかい春の午後とか君のくちびる

ストロベリーみたいな憂鬱(隠してる)心そっと触れて欲しくて

目を閉じて夢の ....
 

 ほら、ごらん桜の季節をむかえ撃つ空へとあおがひろがっている

 待ちなよと雨は桜を冷やしてる散るだけなのに咲いてしまうの

 おはようと桜が咲いて現われるその感情の意味を知りたい
 ....
忘れない 忘れられない 忘れたい

幾度目の春を 迎えたのだろう
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
光と指木立 悟606/4/12 17:58
ペディキュアなくとも。AKINON...506/4/12 10:35
眠れぬ夜に山崎 風雅3*06/4/12 5:26
アイタイ運命五七五AKINON...406/4/11 12:33
春の秋刀魚たにがわR406/4/11 0:33
屋上日和本木はじめ906/4/10 17:54
グレープフルーツ、少女の抜け殻夕凪ここあ0*06/4/7 19:04
春の冷気を泳ぐ女(ひと)服部 剛10*06/4/7 11:25
いちめんのなのはな広川 孝治606/4/6 11:58
春は終わってしまったのたにがわR306/4/6 11:50
第二次テーブ...006/4/5 17:39
ながしそうめんリフレイン (視覚短歌)[group]ふるる12*06/4/5 0:00
ながしそうめんリフレイン(ロボ短歌)[group]11*06/4/4 23:55
いちごフェアーはじまりましたたにがわR106/4/4 23:29
つきすぬかんなが...4*06/4/4 3:09
ながしそうめんリフレイン とおまけ (桜の季節)[group]ふるる12*06/4/2 23:57
日常命鈴206/4/2 17:41
夢 桜 幻十六夜106/4/1 6:50
【短歌祭参加作品】ナナナナたたたろろろ...6*06/3/31 23:02
きょうも戦うたにがわR306/3/31 20:01
タッチ-TOUCH-206/3/31 19:43
yuruiharu本木はじめ506/3/31 5:18
一日紫野106/3/29 8:18
足の先でなく当麻完二006/3/27 18:09
不調のわけをりっと(里都...006/3/26 22:40
春(2ヶ月)十六夜106/3/26 20:12
日常×幻想ミックスサンプリングたたたろろろ...4*06/3/25 1:17
春色の魔法ユメミ リル3*06/3/25 1:13
むかえ撃つ春たにがわR206/3/24 13:09
巡りゆくHonest...1*06/3/20 10:51

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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