砂売りの国砂買いの国向けの砂の輸出を止めるそうなり
五十二の祝いにもらった万華鏡徹夜でつくる工作少女
下らない嘘に心を乱す僕 もうそれ以上笑わないでよ
もういいや だってコーヒー冷めちゃうし。あの日の指きり果たせなくても
{ルビ如何許=いかばか}り請ひても君が言の葉に {ルビ真=まこと} ....
寝つけない夜が続いて月は満ち私もそっと丸まっている
積もる話もあろうから雪が止むまで話そうか暖まろうか。
「きみからふって、
ぼくからつもった。」
そんな雪の日だったね。
別れの日。
....
愛よりも肩こりのツボを知っている主婦は強いぞかかってきなさい
帰り道
降りるバス停近づくと
ボタン押し競争いつもしたよね
黒板に
相合傘とか書かれてさ
笑われてたの、何年前かな
運命の恋だとずっと思ってた
ずっとずっと続 ....
ねえ、そういうのいけないと思います「あなたを愛してる」と書く希薄さ
会うたびに確認しても同じこと脆弱な作りになっているのよ愛は
保証書に期限を書かないようなこと。君への好きもそのようなこと ....
暖房の使用削減目論見て日に10回のハグが義務化に
ハグ法がベビーラッシュを生みだして高齢社会を是正してゆく
ハグ法が生んだ人口爆発は地球温暖化に拍車かけ
三月に紫陽花 ....
冬の海 少し遅れて貴方の後を
今日旅立とう 今決めました
もう二度と会えない事を思いつつ
歩く砂浜言葉少なく
海の果て遠く離れた地を思う
如何して私たった独りで
きっともう忘れ ....
{ルビ朝凍=あさじみ}の
利休鼠に
朱を刷いて
きと{ルビ誘=おび}かるる
垣の山茶花
暗香に
袂を引かれ
仰ぎ見つ
名残の雪に
....
佇みし
紅に身を寄す
我が心
幼き頃より
君は山茶花
逃げじゃない 前へ前へと進んでてひどく疲れたから休むだけ
白雪に落ちる一輪 寒椿 その紅に近き死思う
水鳥は冷たき水に群つどい湖のほとりの枯れ草の宿
一日を二人過ごして今宵また妻は聖書に読みふけるなり
絵に描くか詩によむか玄関の雲間草可愛ゆく咲く
すみません、僕はいなかったらしいです。探さないでよ見つけないでよ
最後までみつけれらないかくれんぼ、ひとりで帰るにちようの午後
あの星と、この星にいるあなたとは関係ないのを証明し ....
キミを愛してるの「ミ」はきっと"E minor."
どれからはじめる?。
ドレミから?。
砂浜に、
五線譜引いて、
別れた ....
傷口に口づけ。
(塩を舐めて、)
どれぐらい痛くして欲しいの。
沈黙には沈黙。
出したくなったら出してもいいのよ。
口の中。
....
暗闇で君のことばかり考えおり手術終わりし深夜の病室
ふつふつふつおとなしく待つ
湯気の奥
擦りガラスみたいな すずしろ透けて
水面の戯れ水紋の喘ぎ。
乱れる波、
果てるを知らず。
満たされし満たされぬ果て、
月に焦がれて肥ゆ波高く。
悲しの海。
別れ ....
うにゃーとか
ごろにゃんとかで生きてみたい
そう云うあなたはナマケモノ
ハイエナが
悪者だなんて酷すぎます
一生懸命生きてるんです
ラブレター食べさせられても困りま ....
57?77の?を頭に持ってくる短歌連作の最後です。
人がいてキスをやめちゃう君となら恥辱プレイが楽しそうだね
君となら早起きだって遅すぎる夕食だって楽しいはずさ
遅すぎる ....
不確かな憂鬱が胸を撃つ。
交差点に逃げ場はない。
誰にもだ。
長靴を履いて雨の上を歩く、
いつもこうやって泣いているの。
....
雪道を溶かしておくれ燃える{ルビ様=よ}なディープパープル聴きつつ歩く
残業の帰りに星空眺め聴く アースウィンドアンドファイヤー
恋すればロック少女もセレブ嬢 アヴリル・ラヴィーン眺めて思 ....
一瞬で恋に落ちたりこの歳までときめき知らず生きて来し吾が
前回の投稿からの続きです。57?77の?を次の歌の頭に持ってきています。
淋しげな人と思われ告白で「君を迎えにきた」と言われた
告白で告発するわ 告白のときに初めて気付 ....
鉄塔の赤き光りの明滅に取り囲まれて冬ぞ抱くべき
雲は遅刻したけれど青空は遅刻しなかった晴れのち曇り。
曇のカーテン薄いから、
向こうが透けて、
青い影。
ぐうん空魚が、
ほわわわ ....
57?77の?を次の短歌の頭に持ってきて詠んでいます。
詠む内容は統一されていません。
身を投げて砕けるつもりだったのに敷かれたマットに包まれている
だったのに すれ ....
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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