鍬を肩に明日の日和のたしかなるを
友と語りつ茜さす道
亡き兄が呉れし つつじの花濡れて
五月雨暗く今日も降りつぐ
寒の水 喉鳴らしつつ飲みほして
湯上りし吾子 大きく息す
....
春の陽はひとりの心を置きざりに
雲の流れのさみしい空に
たわいないふとした言葉にはしゃぎ合う
風を摘む指花を折るゆび
春の日は濃いめのお茶にまっさらな
....
あいうえお
かきくけこさそ
さしすせそ
たちつてとたと
なにぬねわをん
タマは見ていた!。
磯野家の秘密はニャー…。
テトロドトキシン痺れてしゃべれニャイ。
あれだあの髪だ!。゚‥・ ‥。.
あれがぼくの未来……‥・ ....
高熱で
あえぐあなたは
美しく
命が光を
放ち続けた
苦しみで
うるんだ瞳
紅い頬
ひとつひとつに
魅せられたのだ
もう一度振り返ったら消えていて路地の多さに負けた春です
背中へと腕をまわして横たえた君の香りを忘れそうです
春の山 パッチワークね 若葉色
河津のぴんく 縫い合わせてる
陽に透けて こぶしの花の美しい
白をふちどる 線だけ強く
ふぁっきん。
ダイダイマイダーリン!。
ブラストビートで悲しみを突き抜けろ!。
ヴォォォーーーデス声だけどアイムアライブ失恋でも愛してるデ ....
知らぬまに歩き始めた恋心
おんもに出してとみいちゃんが言う
開花予想なんか気にせず咲きなさい染井吉野も河津桜も
駿府城見上げる街に銀座の柳、本家の柳も青く色づけ
おっ ....
プレパラートに乗せられた午後ぼくはきみの眼球に恋をした。
水の変態点は零度と百度では人間は?実験しまショ。
試験管に氷を入れて愛 ....
妻が勤めに行ってしまった6時まで独り「公子!」て心に叫びが
僕達は兎の夫婦美味しそうに混ぜご飯を食べる妻を見て
もう一度生まれ代わることあらば蛙にな
ろか雛(ひよこ)になろか
....
青空は虚しきものであるけれど冷たき風をよこすものなり
婚姻も
離婚でさえも
簡単に
紙切れ一つで
出来るもんなの?
長方の
紙にお互い
サインして
提出すれば
それでおしまい
寝惚けつつ殺されるために服を着る
世界とサヨナラ永訣の朝
その瞳
兎のように
澄みわたり
熱意の炎に
包まれている
泣き腫れた
紅い瞳は
痛いほど
君の想いを
表していた
悪い子は見つからないパパにもママにも見つからないぼくは悪い、
押し入れの中は宇宙だから漂う星たちは涙じゃない。
膝を抱えて星座に ....
この胸は旬のごとく熟れていて傷つきやすし白桃以上
肌触れて ただそれだけで熱くなる 傾く心 体が告げる
指許す頬をも許すドミノ倒し カタリカタリ 静かな音で
永遠に交じり合わなくとも ....
出木杉くんが主役だったら「おはなし」にならないのび太はのび太。
おまえの悲しみはおれのものだからなんでも言ってくれ剛田武。
ヒロイン ....
舞う君の
姿にこの瞳を
奪われて
映る世界は
光に染まる
粉散らし
光に煌めく
その姿
天女のごとき
神々しさよ
附加し物 遍く賊と 地行く者 獄吏又尚 附加し這う者
死人群れ 旗掲げると 行軍と 生きてさらすと 獄中季節
女達 蝿に集りて 殺戮と 喜ばしかな 埋もれ首達
愛よりも 又広大な 僧 ....
美しき
君の隣に
居たいのに
近づくことさえ
叶わない夢
故郷に
別れを告げて
飛び出した
あの日の決意は
いつしか消えて
今はただ
昔の自分と
比較して
戻らぬ時を
惜しみて生きる
{引用=
【悪魔の証明】あくまのしょうめい
「ない」ことを証明するというだけのとても簡単で難しいこと}
空白く(あれ)僕がいるはずだった夏のブラジルゆきのひこうき
ビートルズゴ ....
蒼い星へこぼれていこうか二人して
坂をくだる自転車のロケットで
泣かないで
告げたあなたの
双眸を
次々雫が
溢れでていた
泣かないよ
あなたが代わりに
泣いている
涙はあなたが
吸い取ったから
始発点 ⇒ マントルを経由いたしまして右手にみえるは凱旋門でございます
週末を変形させる歌ひとつ飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ
ダビデ像いりませんかと営業をインドあたりにひゃっ ....
止まり木を見つけた鳥になりました 憩う暇すらないのだけれど
家でなくあなたの部屋に帰りたい とぼとぼ歩く金曜の夜
この顔とキャラで損しているんです たとえ本気で恋していても
{引用=始めませふ 安易な位置づけ
椎名林檎『真夜中は純潔』}
{引用=デイストオシオン}
うねりゆく夕空 ....
しとしと、と
私の代わりに
雨が泣く
雷様も
哭きやまなくて
ありがとう
あなたのお陰で
笑えるの
雨上がりから
優しい光
虹渡り
赤い眦
....
忘却の
旅の果てには
哀しみと
深い想いが
溢れだしてた
泣く君の
姿を記憶に
留めては
差し出せぬ手を
固く結んだ
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