コードぶち切りPC振り上げ窓からぶん投げいらねえ!こんなもん。
ケータイ停滞手痛い失恋FUCKIN’ぶっ壊せそんなもん!。
体温気温室温オー ....
線香花火よりもはやく落ちるナホのナミダも効かない「あいつ」は、
知らない水着の跡「誰と。」とは訊かれず裸にされる太陽の下。
シー ....
かわいくて
おりこうさんで
忠実で
チワワみたいな
彼氏が欲しい
ミニチュアの
ダックスフンドならいいが
短い足のオトコはゴメン
かわいすぎ
....
今日かぎり歌わじと思う心にはなにものもなしさらさらと水
自分でもよくわからずにつなぐ言葉タイトルという鎧は要らない
奪われた約束までの昇階段 枷を片{ルビ瞳=め}に数え続ける
君の名を叫ぶ周波にふらついて砕けた硝子は星の模細工
慰めで引き剥がされた青のフェイク{ルビ鎖状=さじょう ....
紙飛行機の届く距離メールで飛ばす「さっきはごめんいいすぎた。」
ひまわりの背を追い抜いた彼を息子と呼べないもどかしい夏。
夜ごは ....
月光も揺らるや海の真ん中で無き夢となり朝日を待つか
一人では死にきれぬ故か入り来た部屋の夜虫をまずは殺して
寂しくも悲しくもないよただ、ただ暗闇がずんと来るだけ ....
悪霊に息の根を止めかけられて目覚めし夏の夢の暗さよ
声高に客呼ぶ声に客は無く
山の如くに蟹を売る店
降りそうな空を支へて木蓮は
仁和寺の庭に煙るごと咲く
尼寺はどうだんつうじに囲まれて
静かな一角春陽をまとふ
雑踏はめっきり ....
灯(ともしび)を 日々省みて
静寂に ため息しては
閉ざす瞼よ
山羊のように思い出の写真熱にして歩けないから壁に踊らす
さよならを
言うタイミングを
見失った
あのときいきなり
クラクションが鳴ったから
「ツイン・ブルー」
エヴァー・ブルー恋に名前を付けるなら見つめあい回す地球儀の色
夏休み残りの日々を数えつつ青ばかり塗る絵日記の色
「おやす ....
「海恋し潮の遠鳴り・・・」
瑠璃の雨洗いざらしのシャツを染め忘れえぬ日の海へ誘(いざな)う
夏座敷懐かし祖母の生家にて薄き格子のかげとまどろむ
逆光に揺れる向 ....
沈むのか
登りゆくのか
茜色
この陽光よ
暁であれ
相手との距離をいちいち測ってるそんな定規、恋にはいらねえ
半目開け寝るクセ笑顔で指摘され治らなくてもいいかと午睡
完熟のすもも真っ赤なジャムにしておまえも染まれと唇にあてる
....
嘘つきはもとめるように口を開く、
だから石を入れて縫いつけた。
キスしたければ唇のように目をあけてぼくを受け入れて噛んで。
さあ泣 ....
クーラーの中より外の景色見る
動くものなく こげつく日照
病院の中は涼しく すがすがし
なれど病む人心如何にと
あかあかと美しすぎてお日様のその輪郭にただ弾かれている
もものかわはがしたゆびがぐにゅぐにゅであらったけれどもにおいきえない
歌いながらまるく溶けてく氷たち 透明なグラスにあふれな ....
サンダルの指さき焼いて終わる夏
さわぐ波音遠くに聞いて
誰もいないパラソル揺れて砂浜に
思い出さえも続くスナップ
飲み干したカルピスウォーター氷だけ
....
朝起きて君に一番におはようを言えた小さな夏の思い出
Seaside ROCKを耳に飲むビール
梅酒ロックの君と乾杯
我が国は 情熱の国 ジパングさ
炎天下でもロックンロール
ノリノリで跳ねているはず ウサギさん
月に中継 ....
心地良い風が集まるオープンカー
サザン・ビートで踏み込むペダル
ためらいを脱いだ渚の砂熱く
波音のソロに浸すつまさき
ありふれた譜面は飛沫で狂わせて ....
七色をくりやのサッシに散りばめて
夕陽は秋の入日を急ぐ
絵の具にてぬりしか如き文鳥の
若草色の胸毛がふるふ
喧噪の巷を逃れ花野ゆく
嵯峨の小径は露しとどなり
その名もて紫式 ....
天の川
地で仰ぎ見る我の血の
醜さを知る美しき夜
太陽に撃たれてしまった今日という夏が私を浄化していく
反乱の白い日傘を青に塗りわたしと空が同化する夏
「その花を頂きます」と来る予告、たぶん夏には盗まれている
風鈴の ....
だいじょうぶ
こわくないよ
だいじょうぶ
だってとなりに
あなたがいる
蒼空の下に熱風の日々続く類稀なる夏となりけり
濡れる町 晴れれば乾く 潔く 降らぬ街ほど じめじめと蒸す
並木道 水溜まり割る ハイヒール ムカつく奴に 投げ付けてやれ
ピアノへと もたれ掛かりて 懇願す 近付くフィーネ 終わりたくな ....
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