涙ため
こらえるために 
夜空見る
滲んで見えた
君のいる星

ふと呼ばれ
涙ぬぐって
後ろ向く
浴衣姿の
君がいた

花火出し
そっと火をつけ
笑いあう
煙の向こうで
 ....
かけゆきていきぎれするほどのぞむさきのぼりみつめたあなたのそのせ


そのひとみながめるものをとせをのばしおなじめせんにうつるあおぞら


かえりみちくつずれかくしすずしがおとおい ....
一月の妻の稼ぎで今日もまた市場に来たりものを買うなり

教会の片隅で微笑んでた女の子今は我妻となり

一粒の米もしあらずば一碗の飯もあらざりと思いつく
風めくるページの中に君を見る押し花のよな僕の心は

暗闇に輝く電子その震え君の思いを伝える小箱

走りきる海の無い道走りきる人生の崖君を求めて

ただ雨を飲み干し満たすこの渇き恵みの雨の慈 ....
山の端に今昇りくる太陽に
向いて鳶は羽ばたきにけり
目の前の妖しき影にいぶかりしも
あげ羽蝶なり思はず和む

家毀ち空地となりて草萌ゆる
中に蒲公英艶やかに咲く

北山は吹雪と見えて霞みゐる
吾が行く川辺 陽は燦燦と

山茶花の花 ....
コーヒーを嫌いな時がありまして僕は素敵な恋をしました

苦いのが好きと言ったはずのコーヒーに君は少しの砂糖を足した

今日の日も、たぶん僕らの記念日と、君と二人でコーヒーを飲む

繋がらず ....
標識は海それだけを手がかりにギアはトップで{ルビ夏風疾走=サマーラナウェイ}

かざなぎでアクアスカイに叫ぶとき見えていたんだ白きクラック

無人駅いつから来ない夢列車ココナツの浜 ....
チョキチョキと なんでも切るよ チョッキンな
僕の鋏は グーにも勝つよ
芝草の緑一雨ごとに伸び
犬と行く道 青く広がる

街路樹の高き梢に銀杏の
黄金に熟して風をはらめり

玉葱を吊して土用の暑にこもる
風吹くらしき つるバラゆるる

純白の酔芙蓉咲 ....
洗剤より生れしシャボン玉の遊泳を
掬えば窓に にげる虹色

シャボン玉掬はむ姿勢 すかされて
運動神経 鈍る年かと

俄か雨に荷物ぬらして声もなく
ちり紙交換 信号に止まる

 ....
きみ恋し朱らむ頬に帯びる熱ぬくもり求めつゆめかき抱(いだ)く あれがねぇ
ユーミンですよ
おかあさん

唄っているね
頑張ってるね
「本当に好きな人はいないの?」と真面目な顔して私に聞くな。


「みんな好き。」そう答えてもあなたが満足しないと知っているから。


友愛も恋愛だって愛でしょう?どう違うかは知らないけ ....
薄味の恋をしたって
欲張りな

こころは満足できないの
坂道と 空の狭間に 滲み湧く 誰そ彼影に 未練が霞む 草あかり部屋の中までたちてくる盛りゆく
飯も腕も染まれり
       (嵯峨花の家)

行きあたる程に飛び交ふ黒き蝶
幻想めきし庭に立ちたり
          (嵯峨花の家)

 ....
長雨の晴れておちこち競ふごと干し物
ひらめく冬空の下

おしどりが小さき雨の波紋消し
みどりに染みし池をめぐれる
            (苔寺にて)

花冷えの椿の寺はひっそりと五色の ....
《宿題は涼しいうちに済ませましょう》 お前の胸は痛むだろうな


ぢあぢあと蝉が鳴くのを外に聞く お前の胸は痛むだろうな


世を嘆き人を憎んで夢の中 お前の胸は痛むだろうな

 ....
やさしさは 甘い復讐 美しく 
       
別れの理由を 想う毎日
サッカーに手を打つ妻相撲ににも野球もなく詩のみの僕

善良なひとのみの世であらめ心やさしさをそれのみ頼み

6行の英詩を作れリ続きは明日とパソコンをたたむ9時
立ち止まり
何を待つのか
空見上げ
来ぬ人思い
風舞う果てへ
あの夏のサナギの記憶はありますか
(ランドセルに隠した羽根の罪)




「人生が退屈なんだ」とつぶやいた
僕を殴るように 夏が 夏が 




しましまの正義を装填した銃を抱 ....
柔軟な 広い心で 聴いてみて 
      すこし解った 宇多田ヒカル
めまぐるしく排ガスの数字変わるなか
河原町の信号渡る

老い母の如何にと受話器に声を聞く
会いたくなりて声とぎれつつ

赤ちゃんの取り替へ事件見ておりし
背丈伸びし子が眞違を問いぬ
 ....
今朝ほどの言ひすぎし事悔い乍ら
帰りくる子のおそしとぞ待つ

帰り来し子の淡淡と語りかく
明るき声に救われしなり

屑かごのプラスチックは音たてて
生きもののさまに動きを見する

も ....
草あざみ風はどこへと吹くのやら
    一人の道に時は惑いて


くちづけはブーゲンビリアあかあかと
    見つめる瞳にしずむ太陽


透きとおる{ルビ項=うなじ}をみせて{ルビ月見 ....
ゼラチンも火薬もレーザー光線もいらぬ彼女の艶やかな笑み
(KILLER QUEEN)

光速のエクスタシーを身に纏い 今はオイラを止めてくれるな
(DON'T STOP ME NOW)

 ....
会話なし ずうっと見てる窓の外 地下鉄なのに 地下鉄なのに ・・



「プロローグ・夏」


風が吹く渚できみと見たものは プロローグ「夏」シャインドリーム

楽園と示す標は傾いて君へとむかう(アイタイキモチ)

駆け抜けろ渚通りは ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
夜。君の星。[group]愛心1*07/7/26 20:49
あこがれリュウセイ3*07/7/26 15:45
紙切れに書きし歌生田 稔107/7/26 12:23
君をアマル・シャ...6+*07/7/26 0:31
いま一番好きな自分が作った歌むさこ10*07/7/25 21:55
43P 「短歌2」より5*07/7/25 20:40
コーヒーと僕と君とたにがわR307/7/25 12:22
「サファイアン・サマー」Rin K21*07/7/25 7:29
チョキ北大路京介7*07/7/24 22:21
42P 「短歌2」よりむさこ9*07/7/24 21:11
41P 「短歌2」より10*07/7/24 20:18
早朝リュウセイ007/7/24 15:48
ユーミンだよおっかさん北大路京介4*07/7/24 10:54
答えられない秋桜7*07/7/23 19:30
うすあじのこいWasabi...307/7/23 8:53
黄昏松本 卓也307/7/23 0:38
40P 「短歌2」より 〜嵯峨花の家 etcむさこ8*07/7/22 19:34
39P 「短歌2」より  〜苔寺、椿寺 etc9*07/7/22 19:17
お前の胸は痛むだろうな鳥獲9*07/7/22 17:58
sweet revengeWasabi...207/7/22 13:19
夏の一日生田 稔207/7/22 7:24
待風秋桜5*07/7/21 20:27
不完全少年しろいろ8*07/7/20 21:32
マイナー好みWasabi...407/7/20 18:29
38P 「短歌2」よりむさこ5*07/7/20 18:23
37P 「短歌2」より8*07/7/20 17:49
花言葉Ⅳ[group]石瀬琳々17*07/7/20 14:50
うたえ女王様!〜Music on 575(Part4)[group]AKINON...307/7/19 23:52
あんあんだーぐらうんど北大路京介10*07/7/18 23:54
■共同作品■楽園で抱いた星の名は・[group]Rin K21*07/7/18 23:04

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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