裸より下着姿がエロティック 垂れたお腹と透けた陰毛

彼の居ぬ時に美代子と愛し合う「帰さないわ」と言われ怖くて

「桃ちゃんの子どもが見たい」と言ったのは彼ではなくて美代子だったね

首筋 ....
西暦の未来分だけ過呼吸になるというなら(青い背中は、)


「ぼくという、きみというのも青までね」イヤフォン越しにゆらぐ終着


平坦な青にまみれる朝を見たあなたの声にふれてはさめる
 ....
身から出た錆を口から吸い込んで 酔えば初めて 血は赤くなる 雪に塗れるガキ供も真夏の夢を見ているだけさ ループループループ



彼らは誘蛾灯のようなコンビニの窓硝子に陳列されて寂しい夜を過ごす人種です



夜というものはベッドの上で誰も ....
今度こそ

今度こそは と

思うのに


結局ぼくから

おやすみコール
乾杯のグラス持つ指に触れたい 苦味も好きと言える日までに


まだ知らない ジントニックのその味も それを味わう その唇も


泥酔を希望してみる 空グラス 氷を砕くあなたの口元


 ....
コガラシがまた波たてる
小さい僕
夜空の水槽木の葉泳いだ
木枯らしの
通りし手など
要らぬだろう
君がために
懐炉を握る
 
冬の気が
流るる街の
辻に立つ
石焼き芋が
鼻先に吹く
 
街路樹の
冬に絡まる
えるいーでぃー
 
 ....
東京に行けばゴジラが出るんだと本気で恐れた幼かりし日
『ゴジラ』

いつだって引き出しだけは片付けて青い頭の「誰か」を待って
『ドラえもん』

コロッケをお昼休みに食べながら睡眠不足の瞳 ....
「NO」言えぬ日本人だが一度くらい「だが断る」と言ってみたくて

控え目に言っても「ダヴィデ像」くらい 俺ってイケてる男だよなあ?

モッツァレラチーズとトマトはよく合うと イタリア人のシェフ ....
無人島にひとつだけ持っていくなら あたしのことを嫌いなあなたを





忘れてた振りしてポケットの毛糸でできたそれを純愛と呼ぼう



ドーナツを食べたあとのくちびるに積 ....
  堕ちてくか

   あがっていくか
 
    

 本人しだい
 
 だけど

  
  あなたを 


    たすけたくて
  散りじりに 

   なった  落ち葉を

 繋がりに
       たとえるなんて

  とても 陳腐で 
           
    だけど
夕影がひたひた伸びて心ぼそい
    手の鳴るほうへ手の鳴る{ルビ方=かた}へ


最後まで残るこわさに二人して
    遊びなかばで遁げるたそがれ


終わらない遊戯にも似る夕暮は
 ....
日々過ぎて無言の声の荒れ様に{ルビ正常=まとも}なものの異常さを知る



つながりは有るのに無いも同じことそのままでいるひとりしている



咆哮の色もかたちも変 ....
メメントでクワイエットで今行くよ白い鍵盤飛び越えながら



本当のあなたはピンクレモネードに透ける部分のことだと思う



二次元で暮らしたかっただけなのに知らない人の名前が増え ....
あなたの隣で
あなたの暖かさを感じます

ふたりでひとつのベンチに

ちょっと狭いけど

こんなに幸せなことはないでしょう?

あなたもそうだと思っているといい

これからも
 ....
 
 
花言葉
名付けし人の
恋路などを
思って寄り添う
車道の縁
 
 
僕の手を握って窓に連れ出して 白い朝の君は魔法使い





  確信犯的な雪の白さに何年ぶりのスキップ さあ拍手を





かじかんだ手でちょっとだけはにかんでのせ ....
「ブリザード」


梢吠え闇の怒りと共鳴し生を償う旅路震わす


零℃切るなみだ氷雨が張り詰めた世界の銀を裂くデリュージョン


ブリザード膝つき見上げる万華鏡身を刺す寒もい ....
遠浅の君の背中を泳ぎたい
やさしい舌で湿った方まで


放課後の残照/レモン/青い皮膚/
カーテンの船/影を重ねた


片肺で息をしている猫みたい
爪で傷つけあって笑うの
 ....
イタイイタイは垂直になってどうぞこのまま硝子の塔に


前戯だけして帰るなら切り裂いて君の不穏な肉を食べたい


命の数 数えてみたらマイナスにしかならないのは人間界だけ


闇雲に ....
夕焼けに深い藍が沁みてゆく 君よ声を出さずに泣くな

寒椿体温混じるその時に二人一つの罪に散る朝

私の破片を集めても私にはならぬそれは君とて同じ事

知らぬ間に花なくなりし金木犀 時は ....
短歌切ってどうするのだ短歌か痰か簡単


あの人もあの人も精子からうまれたすっげえ偶然じゃない共通点

勇敢に立ち向かったら遅刻したり暦の上では冬だったり

それはないけど達観したのとう ....
「来年の今日もあなたと流星を見れますように☆」 …これ、裏技じゃね? 忙しい日々を送ってバテ気味の孫に『救心』くれたばーちゃん

『笑点』を見ながら笑うタイミングいつも同じな日曜五時半

ばーちゃんに「今度はあんたのフィアンセをつれておいで」と言われて照れる
 ....
詩人だか

なんかしらんが

これからは

そいつのことは

語るな聞くな
 オリオンのチェックメイトは夜がもう君の星座を隠したあとで




   あの空を流れるのは想い出ですか 夢は終わりですか もう冬ですか




 君がまだ見つける前にその ....
『早く大人になりたい』と
背伸びしていたあの頃の無力な私


『小さいままでいたかった』
あの頃の無垢な自分を求める私


歳をとるその日は過去を振り返る
幼き時分は美化され映る
 ....
ブランコで固いチョコパイ食べたころふゆというのだけ今はおそろい


不器用なパッチワークが並んでるピクニックみたいなあの子の本棚


時過ぎて錆び浮く歯車のなかに寝ぼけまなこの睡蓮が咲く
 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
美代子ちゃん壺内モモ子1+*07/11/29 22:50
ブルー・キュラソーyuri.9*07/11/29 0:39
かとうゆか407/11/28 18:37
やっぱり、女の子ですから、ね。ピッピ207/11/28 0:32
おやすみコールみへき渉107/11/26 23:45
アルコ・ホリック衿野果歩0+*07/11/25 10:36
水槽アイバ シュ...507/11/24 21:42
一か月早いが気にしない殿様が得る007/11/24 6:28
世代を超えろ!〜漫画・アニメ・特撮で五七五[group]AKINON...707/11/23 13:50
五五五五五(ゴゴゴゴゴ)だけど五七五七七[group]207/11/23 13:30
在庫品セール(でまさかひと目惚れ)メメズワイ507/11/23 12:37
一緒に風音2*07/11/22 17:00
晩秋なのに2*07/11/22 16:57
たそがれ[group]石瀬琳々13*07/11/22 14:14
共振木立 悟1007/11/20 10:47
短歌を書いていたあの時に見ていたものは確かに青い世界だったん ...ピッピ1107/11/19 22:01
あなたの隣で和森朱希4+07/11/18 0:50
殿様が得る207/11/16 23:09
雪の日の魔法使いメメズワイ0*07/11/16 22:16
組曲「白のみちゆき」Rin.16*07/11/16 16:41
過呼吸の猫しろいろ7*07/11/16 9:20
ふ・くびきサトリイハ2*07/11/16 2:07
微熱[group]さくらほ8*07/11/13 22:13
短い歌よ順星007/11/13 14:25
ハッピー誕生日メメズワイ1*07/11/12 8:39
ばーちゃんと私の五七五AKINON...107/11/12 0:10
あだると 13北大路京介2*07/11/11 13:58
オリオンメメズワイ1*07/11/10 20:56
誕生日秋桜107/11/10 12:16
この子ポッケ1*07/11/9 22:29

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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