自転車の前に乗りたる幼な子が
大きく欠伸す 夕の街に

風吹けば木の鳴る音に幼子は
遊びをやめて空ふり仰ぐ

雪景色見ゆるようにと干物を
片寄せ午後のお茶のひととき

身辺を整理すと ....
考えずに
 ただ漠然と

並べてみる

君の好きなもの 全部嫌いだった
誠実な嘘で騙してあげるから

死ぬまで一緒にいてくれないか
差し上げる

貴方の好きに したらいい

貪ったって 構わないから
新しい彼女できたら 目の前に

 見せつけにくる

  死ねばいいのに
命名す
瞬間生まれる
有相無相
有象無象へ
堕ちぬと誓え


「名」は「体」を
「体」は「心」を
現して
踏んで来た「道」
現す「心」


黒水晶
白の躯に
定 ....
愛愛愛愛愛してます愛してます愛愛してます愛しています 春兆す空を二つに分けるごと
飛行機雲は青き陽の中

入院の友に送られ外に出る
日照雨の空に冬の虹たつ

京都には冬が似合ふと初雪に
神戸の人は寒さも加ふる

子等達が どんぐり寄せて ....
哀愁を
 助手席に乗せ Jazzを聴く

  将軍塚へ

   深夜ドライブ
大人とはいえどもひっつき虫まみれ可愛らしいと見惚れたりけり 鬱々とイギーポップとエロアニメはい私は狂っています

あんたには用はないよと言うけれど俺には何の用事も無かった

まず先にネギとニンニク弱火で炒めそっから先は勝手にやれや

本心から料 ....
1)
そのあとは
熱きシャワーを顔に受く
髪にまつはる潮の匂ひよ

 (折角の日曜を磯釣で潰すなんてあのバカ男!許さない!)


2)
いざゆけよ
バージェス{ルビ頁 ....
砂時計Gに従い落ちていく
時の流れが優しく積もる


緩やかに流れる時に棹さして
豊かに育て伸びゆく心


刻々と過ぎゆく時は戻らない
カタチなきもの手には掴めぬ
緋の蝶を君のみぞ知る胸に彫る無血のいたみ翅広げ咲く

手のなかの諸刃はいつしか時じくの命となりて食らうかなしみ

疼くはばたき連れて生きるというならばわれをともない生きてくれぬか
この頃は寂しさなどは感じざり想い出に生き始めたるかも 全力で迎えてくるるさまに咲く
沈丁匂ふ道のつづけり

受験の娘にせめて祖母の祈りとも
お守りを買ふ北野天満宮

日の丸の旗かかげたる旧家あり
白き土塀に添い行く元日

隣家に植木職人 ....
わけもなく心和める夕暮れや
秋はやさしさ運びくるらし

音たててころがりて行く空き缶に
信号待つ間の視線集むる

夜半覚めて物読みおればしぐる音
しばししてより また止みにけり

木 ....
ひとしきり赤子の泣き声聞えきて
蜂が屋根より高く飛び行く

入り口に蜂が二つも巣を作り
猛暑にうだる昼に飛び交う

焼けし如く川原の上手はみどりなく
川も細りて水鳥哀れ

狭庭の木の ....
見ることも聞くこともなきチスジノリ橋を経巡り日がなさがしぬ


 チスジノリ
 血条苔。紅藻類ウミゾウメン目の淡水藻。暗紫色で、多くの糸状の枝を出す。河川に生育し、生育地は天然記念物に指定され ....
放たれし小魚のうち一匹は力なく身を裏返しけり 秋になり 思い返すは 夏の夕

   掛け違えたの ボタンをあの日
人知れず投げたる石のよく飛びて湖心に落ちぬ秋ぞ明るき 娘がね
コンビニでねぇ
バイトする

気になるからね
ちょくちょく見にく
朝焼けに
みちゆく人の
影のびて
うきよ離れし
君思い出づ
静やかに辿り着きたるバス停に迎えの来しは入日のさなか  
住み慣れた故郷のことを
「教えて」と言われて気づく
知らない罪を
 
 
【無駄知識】
そう決めつけて否定した
浅慮な昔悔いても遅い
 
 
故郷に刻み込まれた歴史ほど
尊 ....
コーヒーが
  恋人代わり
     8年目

 清水焼のカップ片手に
犯罪を 君の正義は 犯罪を

   無くしたいんだ 者ではなくて
恋に似た
淡く儚い
柔らかさ
春風の色
幼き記憶
受信したメールはすぐに記憶して削除の{ルビ掟=おきて} 証拠残さず
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
67P 「短歌2」よりむさこ5*07/10/21 19:23
ひきこもり短歌その2udegeu...107/10/21 17:41
プロポーズ快晴707/10/20 20:20
心臓だってくれてやるみへき渉307/10/20 16:34
あだると 05北大路京介2*07/10/20 12:23
『name』しろいぬ007/10/19 22:44
ひきこもり短歌その1udegeu...007/10/19 22:11
66P 「短歌2」よりむさこ8*07/10/19 21:08
平安ブルー 20[group]北大路京介3*07/10/19 13:20
湖心 十A-292*07/10/19 2:24
廃人短歌その1udegeu...0*07/10/19 1:08
4×5 短歌篇佐々宝砂607/10/18 22:03
さらさら秋桜307/10/18 20:28
タトゥーRin.1107/10/18 1:23
湖心 五A-293*07/10/17 23:30
65P 「短歌2」よりむさこ1*07/10/17 21:09
64P 「短歌2」より7*07/10/17 19:11
63P 「短歌2」より1*07/10/17 18:46
湖心 四A-29007/10/17 14:44
湖心 三1*07/10/17 14:33
追憶の刹那Lucy.M...307/10/16 21:40
湖心 二A-293*07/10/16 19:56
あだると 04北大路京介1*07/10/16 19:20
朝焼け秋桜3*07/10/16 16:11
入日A-290*07/10/16 1:47
知らない秋桜2*07/10/15 17:23
平安ブルー 19[group]北大路京介2*07/10/15 15:25
殉職Lucy.M...007/10/14 23:27
秋桜2*07/10/14 20:44
あだると 03北大路京介2*07/10/14 11:25

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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