こんなにも冷酷ですか青春は
アクセルふかす右手に雨が

風葬の乾く素顔に痛む風
友よ世間は残酷ですか?
じめじめと

こころ繕う駐車場


「会いたかった」は妙に乾いて
脳みそも
胃の中も 腸も
ぐるぐると
吐き出しそうな
雨降りの前



まだですか?
解放されるのは
まだですか?
最期の力で
扉をたたく



この躯
切り刻んで
 ....
「…どこにある?」
探し続ける
その鍵は
君のココロの
トビラを開く
身動きを許してください水底は26時のネオンさえ青


息継ぎを忘れた彼女が電池式だったと知った火曜のメトロ


遺失物届けの欄に書くべきはリセットキーか押す指なのか


「き ....
発車より八分早くついたのは期待じゃなくて不安のせいで


高速をひた走るバスに何もかも異化されていく私を残して


見たことのない看板はわたくしを歓迎してるか分からず怖い


東京に ....
アオダイショウもたげた首のねじ切れて妹は明日七歳になる


夜更けには見るなの鏡なお震えほつれた髪の母で無い母


踏みつける足の重さが違うから大きくなったんだね彼岸


じゅを ....
散歩道触れるか触れないかの指は 誘っているの楽しんでるの

川土手に並んだ黄色い花の名を 聞き忘れたけどそれでもいいや


おおぞらに解き放たれたグライダー 想いを告げたくちびるに似て

 ....
ちょっと見て メイル送るよ 暇つぶし
薀蓄名言 称えているよ

クスクスと 笑い堪えて 見て閉じる
祖父が呆れて 茶碗を落とす

引用の 物知り博士 ステキだな
作文書いて ちゃんちゃら ....
くるくると
形を変える
白い雲
見上げたまんま
ブランコ こぐ君


泣いてない
浮かぶあの雲
見てただけ
君 立ち上がり
揺れるブランコ


ブランコの
向かいのベン ....
『 幾千の

  酌み交わし 月 

  ひきかえに

  三々九度の

  今日 この 日 』




『 君 在りき

  この人生を

  愛しむ

  歩 ....
  心臓に小部屋が四つ
 それぞれに
ひとを愛するための部屋です


  ある意味もわからぬままに痛み出す
 盲腸ですか?
それとも心?


  吸い込んだ空気の中の何かのかけら
 ....
空晴れて上手にさよなら出来たから卵を一つ割ってお祝い


晴れて空開けた窓から草いきれ鳥は去って海は残った


空晴れて二匹のいもむし糸を吐く指に絡まる欲と欲と欲


晴 ....
{ルビ刃=は}はいらぬ
私がここにいることを彼と彼女に知らしめるだけ
窓ガラス流れる星を真似てみた雫が泣いて光る十五時



五月雨の最後の粒がしがみつく「ぼくはここにいたかっただけの」
{ルビ紫陽花=あじさい}の 濡れた葉に這う{ルビ蝸牛=かたつむり}
私のようね のんびり燻る

行動の 大胆な人 恐るべし
踏み荒らされた 丹精こめた

自己主張 認められたし 強引な
 ....
君が逝く
みんなの涙
含んでは
泣き出しそうな
この空の下


なぜ君が?
理不尽だって
叫んでも
君の笑顔は
写真の中だけ


逝くんだね
ピンクの着物に
薄化粧
 ....
ケータイで 読んだフレーズ 気にかかる
いくど探すも 何処に消えたの

その言葉 ピカリと光る 青銅の
雨粒の音 悲しみに暮れ

夢だったの 空ろな思い 宙に舞う
思い出せない 余韻が残 ....
爆発の映画一瞬とめられて電気店に{ルビ花圃=かほ}のごときTV

直ぐ咲ける花なりとわが贖ひし硝煙のにほひ仄かなる種 

ながれくる知らざる曲にあわせつつ{ルビ白昼夢=ゆめ}にはカフェのみなご ....
無防備な
君の背中に
ぎゅってしたい
衝動ぐっと
押し込めておく



君の背を
追いかけながら
歩く道
あたしの家に
向かうこの道
美しき{ルビ雄雌=おすめす}の花とぢこめていちじくはたれのうちなる{ルビ倫理学=エチカ}

をとめには水をあたえよをとこにはつね火のごとく勃つものあるを

ひきしむるベルトのしたに青年はつね戒 ....
 
利き腕を殺しあわずに手をつなぐ二人に喧嘩が絶えない理由



胸元に爪立て割れるピスタチオ 落ちてゆくのはとてもかんたん



でたらめな角度にさまよう手鏡で火があがる なぜ出逢 ....
木もれ陽のランチョンマット広げては
    鳥がついばむ野のピクニック


朝どりのトマトはさくり陽を浴びて
    ただ召し上がれめしあがれ今


ふかふかの森は日向の匂いする
  ....
燃えるゴミ→月水金
燃えないゴミ→火木
手足→深夜限定
ジャンプして 月夜に吠える 身包剥いで
腕を掴まれ ポテチを喰らう
「負けないで」その歌は世に広まって 寂しさ募る 君がいない  それぞれに 
 ぽっかり開いた胸の穴 
 貫いてゆく
 いのちの言葉 
どっさりと埃かぶったアルバムの間に潜む初恋の人

結論はもう出ていると知りつつも月のない夜にあなたを想う

低気圧台風並みの風吹かせ弱まる春に強烈パンチ

音もなくこぼれる時間手に入れて自 ....
きっと今日
満月だったね…
見上げても
あたしと一緒
涙の夜空
伸ばした手
ふと止め音に
首傾げ
君の名、慌てて
押すミドリボタン


君が来た♪
エンジンの音
階段を
登ってくる音
ほら、ベルが鳴る(*>ω<)☆
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
青春とは?哀愁冗句2n...308/6/13 15:25
後ろ手に隠した桜瀬ろろ1*08/6/12 12:25
まだ…ユメサキハル008/6/11 7:28
トビラ[group]008/6/11 0:27
「トーキョーアクアリウム」Rin.22*08/6/10 0:45
東京に旅行に行きました高島津諦208/6/9 4:24
怪談ミゼット2*08/6/9 0:30
散歩道uminek...6*08/6/7 21:49
本日は晴天なり[group]西日 茜0*08/6/7 11:28
ブランコユメサキハル0*08/6/6 0:06
今を愛せますようにシュガー・ソ...3*08/6/5 21:06
からだいろいろ【ないぞうへん】亜樹108/6/5 20:48
雨後ミゼット3*08/6/5 0:37
復讐紅林008/6/3 11:40
ぼくはここにいたかったんだアイバ シュ...208/6/2 22:52
蝸牛[group]西日 茜5*08/6/2 2:42
逝く…ユメサキハル2*08/6/1 0:59
キミの詩の[group]西日 茜5*08/5/31 22:40
街にて108/5/30 8:48
背中ユメサキハル008/5/30 3:35
隣人208/5/29 22:30
蒼、いくつかの石畑由紀子3*08/5/29 16:50
ピクニック[group]石瀬琳々7*08/5/29 13:51
ゴミは決められた日に出しましょう紅林108/5/29 6:45
同級生[group]西日 茜1*08/5/28 22:18
一周忌紅林108/5/28 13:02
Poetry Night 服部 剛3*08/5/26 2:19
どっさりと夏川ゆう108/5/22 18:11
ユメサキハル008/5/20 0:48
奇襲☆2*08/5/19 13:24

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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