彗星は神とともに落ちにけり
蜜蝋の如き翼を失ひ
さくさくと枯れ草を踏むかたわらに寝ぼけまなこの緑やわらか
晴天をながれる雲の端っこをそっと匂わせたんぽぽ揺れる
ぷらぷらと散歩日和のさかなたち
言葉は気泡、刃 ....
カーテンの隙間がなんだかまぶしくて、ああ、きっと日曜日だからだ
何をするわけでもなくて何がしたいわけでもないから自転車に乗る
交差点ラジオ体操始まった最近子どもが減っていますね ....
かなしみがはじけてとんだ「負けないで」はげましくれた面影が逝く
「リトマス紙がなにでどうなるか」のように忘れてしまいたい夏がある
まだ明日を信じていたからサヨナラを 告げた渚にゆらぐ太陽
ケンケンで駆けた砂浜しゃらと鳴る 乾いた粒子、ただ熱 ....
梅雨は明け
午後5時10分
黒々と
太鼓を持った
雲が到着
↓編集前短歌↓
梅雨明けを
した17時
黒々と
太鼓を持った
雲が到着
ビニ傘の心棒だけが側溝の蓋の隙間に刺してあります
君の眼は使いの音色 首筋に放たれたままの蛇が目覚める
洞窟をつなぐ吊り橋キラキラと泣いてふたつの{ルビ水底=みなそこ}に消え
銀色の軌跡を描く{ルビ蝸牛=かたつむり} その ....
ひとつずつ
移り変わるは
色と音
ゆっくり動く
愛しい時間
ただ独り
夜へと消える
色と音
見送る時間
過ごす砂浜
それぞれに
ひとつになった
色と音
そのま ....
眠れない 夜には君の その胸に
耳を押し当て ただしがみつく
君が居ない メトロノームを 出してきて
「65」にして ベッドにもぐる
君、想う 気持ちは時に 烈しくて
夕立の中 走るカミナリ
{画像=080713215510.jpg}
街角に子供が一人
地に染みる影を従え
かくれんぼする
一瞬に 空を走った 電光が
爆音、連れ来た 明け方の雨
雨はもう 上がったらしい 遠くから
鳥たちが言う 「もう朝ですよ」
鳴りだした 窓の外から 目覚ましが
....
しつようになんねんざいに火をつけるような生き方はそろそろやめて
すれ違う手に手に花は鮮やかにすれ違うこの手のやけど痕
君の描くすごろくのような人生にバンカーはある?みずうみもあ ....
見し人の 面影のせて {ルビ忍冬=すいかずら}
みそら行く{ルビ陽=ひ}の 想いはるかに
滲みゆく 真紅のそれを 眺めては
あたしの生きる 意味を尋ねる
乱暴に呼び鈴鳴らすその指のリズムに乗ってやってくる夏
目薬のほうも緊張していると今知りました、テーブル越しに
交通事故ゼロの記録が途切れたから明日あたらしい香水を買う
....
せつないねあいではじまる五十音あいされたくてあいされなくて
とにかく逮捕
雨の日の
神話は崩れ
それでもね
やめられません
勝負の世界
アセスして潮止めてまたアセスかな七七
携帯動画も何も役立たず逮捕かな
重なって 1つの曲に なっていく
僕の口笛 君の足音
生ゴミのカタマリ見るたび思い出す 無事故(645)で終わった大化の改新
偉大なる羅馬(ローマ)の神々力尽き 石ごみ(1453)になり死なむ(476)落日
{引用=
また今後増えるかも ....
何もかも
やってはみても
失敗の
ならずもがなに
草笛ふいて
枕よけ 耳をふとんに 押し付ける
トントン包丁 幸せな朝
モーターと 洗濯槽と 水の音
もっかい寝ようか 朝のまどろみ
目覚ましが けたたましく鳴く 朝7時
....
働いて 働いてなお ふところは
あつくもならず 夏の夜の雨
七夕に 祈りをこめて 早足で
まだみぬあなた 追いかけてみる
夕刻に 焦りにもにた 心根の
欲 ....
眠れずに
気がつけば朝
雷の
音も光も
1年ぶりかな
雨よ、降れ。。
もっとよ、もっと。。
もっと、降れ。。
眠れぬアタマが
流れるくらい
知ってるわ
この場所、 ....
寝なくっちゃ
寝なくっちゃって
思ってた
気がついたら空
明るくなってた
眠れない
夜を何回
繰り返す?
君がトナリに
帰ってくるまで
お昼には
君のトナリに
....
付き合いの
いろはをしらない
おんなでも
しりたいことは
しりたくて
ただひたすらに
酒をのむ日々
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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