あらたまの年ごと見ゆるけしきなれど
わたる風にも 乗らむ妹背ら

    ☆    ☆

ぬばたまの馴れにし衣{ルビ=きぬ}は けふを限り
旅立ちの日は 天翔けむかも

    ☆   ....
うすべにの桜を頬にほころばせ
ふゆを咲くのは
あどけない、春




さむい夜
機関車さながら息をして
笑っていたね
星くずの頃


転んだらふわふわでした新雪は
 ....
式も終わりはじめての共同作業は密室にて死体切断。

あなたが彼を殺したらふたりで小鳥を飼いましょう例えば…あのジュウシマツ。

血痕にはクエン酸死体も出ないでも ....
曇が月月から曇がおや月が曇であるのか月であるのか




風やんで雪のみなもと目に沈め光のなかの光たからか




行方なくただ前のみが在る冬の泳ぐそのさき ....
亀に乗られているぐいぐいと力強くでまるで甲羅のように。

子亀ですか?と訊かれちがいますと答える背中合わせの関係。

馬鹿を言わないでこれは亀よ!亀でなければ誰 ....
{引用=
目が覚めたのは君だけださあ早く、首のバーコードをひっぺがせ!



もどれないことはしってた 朝のこないうちに固く結んだ靴ひも


どこまでいってもどこまでいってもこの道は ....
かたいコンクリートの上かかとまで根を下ろし生えるまで生えるまで。

ねじくれ枝を葉を伸ばし月を浴び今日いちにちのこころ吐き出して。

ねじくれ痩せた枝が折れる時 ....
うそになる

わけを探せば

同じこと

あいもわかれも

理など能わず
こんなにみにくい幼蟲見たことないそう言ったのはきみなのに。


ひとりだけサナギになった兄さんがどうしても許せなかったぼく。

巣を捨てて出て行ったあのひとは ....
 かたちこそ

 のこるおもひを

 うつしけれ

 さすらふいろや

 いづこかをらむ
時としてひらめく羽根は渦を巻き過ぎればそこに白薔薇が咲く 眼をつむって二月を踏んでカレンダーをやり過ごすきりのない午後。


おがくずの中で膝を抱え眠る幼蟲になって眠りたい。

痩せこけた冷蔵庫の中で瞼がくっつくぐら ....
 
不燃ゴミです、と取り除かれた祖父のペースメーカーてのひらに、来る





解剖しても誰にも見つからない場所で君よ、一緒に暮らして、ください、
 ひとことに

 えぐり さかれる

 日も あれど

 それでも君を

 生きる糧にと…
夜も更けてクマも親子でご登場
あぁもうそんな季節でしたか


牛飼いがタガメにしか見えません(汗)
昔のひとの想像力すごっっ


しし座はねぇカエルに見えます(笑)
見えませ ....
あしひきの 山路もわかぬ いはがきの
やまぶき散るらむ 嵐ちかづけり

     ☆   ☆

みちの奥{ルビ=く}の 大白森に 
時なくぞ 雨は降りける 
山人の杣{ルビ=そま} 
 ....
あたまの中のタマがあたまが痛いというので今日はおやすみです。


あまたのタマがあたまの中であたまを抱えごろごろしているのだ!。


あるかなあるかなアルカ ....
 八日月
 しろきひかりの
 勇むるを
 映し足らぬ身
 吾に重ねつつ
水夫は、ただ、、「爆睡主義国」、海に見て、、「幻想持続」、、自国遠く


「きこり労務」、、、、、「記念杉1号」の、、山、だけど、「債務整理」に、、、、自、己独立へ
すれ違うあなたの言葉うつろなり私の言葉はすでに死の淵 ペペロンチーノ、
フィトンチッド、
ケロリン、

甥の名前の
候補リストに
ついさっき
わたしにんしん
したみたい
いぬとゆうひを
みていただけで


わがままな
こしょうとちきゅう
みてまわり
たどりついたは
かぜのないむら


もういいや
とけいこわれて
おにがしま
さら ....
蛇のように言いたいことば飲み込んで喉が便秘でこまっちゃう。

肛門みたいに口をすっぱくして出てくることばは"SHIT!!"ばかり。

ふぅー ....
≪〜春〜≫


◇パンジーに雪降り積もる寒い朝けなげに小首かしげて笑う


◇待ちきれず眠い眼こすり顔を出し辺り見廻すチューリップ


◇れんげそう髪にかざして春の野を駆けてみたいな ....
 
ふりむけば植物しか生えていなくてもそこで生まれて生きたわたし

さといもを剥くために研ぐ包丁にうつるわたしさといもがひとり

街と人逢うたびわたし旅をした別れの数とひとしい夜だけ

 ....
菜の花の黄色でヒツジが発狂し夢の中でも数かぞえさす


菜箸を持つ手は夢を描くけどアナザーハンドがそれを邪魔する


「美味なので、あなたの夢をいただきます。菜越しですが、お許しく ....
涙さえ君がくれているものだから生き抜いてみたいこの人生を


花は咲くのが仕事というのなら人はきっと生きるが仕事
日溜まりにたまる野良猫さわりたい たぶんすごいあったかいだろう 唇に触れた雫がしょっぱくて…
泣いてたんだと気付いたあの日。
思春期の大人と子供がアンバランス
下校途中に雪を食らうな
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
卒業式Giton1*09/3/2 23:23
◆ふゆを咲く[group]千波 一也6*09/3/2 23:09
「 他殺同好会。 」PULL.2*09/3/2 16:54
ひとり まつり木立 悟309/3/2 13:39
「 亀に乗られて、 」PULL.0*09/3/1 11:32
バミューダ海峡一番乗りしろいろ509/2/28 18:26
「 ねじくれ。 」PULL.0*09/2/28 6:42
理由柊 恵2+*09/2/28 2:46
「 複眼に映るきみ。 」PULL.3*09/2/26 7:27
冬花柊 恵0+*09/2/25 23:49
時として…前澤 薫109/2/25 16:34
「 ねむル。 」PULL.2*09/2/25 5:57
_____石畑由紀子7*09/2/25 2:03
柊 恵1*09/2/25 1:46
昔の人の想像力はすごいなーうみとゆう3*09/2/25 1:02
 むささび 渡るGiton0*09/2/24 23:42
「 あまた。 」PULL.2*09/2/24 23:06
上弦柊 恵1*09/2/24 0:33
山海K.SATO009/2/23 13:01
すれ違う前澤 薫009/2/22 21:53
ペペロンチーノくぼた009/2/22 20:56
いぬのゆびわkawa509/2/22 17:38
「 かかとで殺したことばは甘くなる。 」PULL.0*09/2/22 16:25
草花短歌【春夏秋冬】ゆりえ3*09/2/22 13:26
ぼくの青い空から小川 葉109/2/21 22:06
「菜菜菜夢夢夢」うみとゆう3*09/2/21 20:38
生きる愛穂4*09/2/20 22:56
野良猫くぼた1+09/2/20 17:46
[group]ユメサキハル1+*09/2/20 15:06
勢いだけじゃ雪を食らうなかめたろう009/2/19 23:17

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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