日本島 天気情報 娘らは
北から南まで 祝 解説
人人は満ち溢れたり源泉の
都市保てる人界の深み
転生を重ね重ねて思い出の
負けた ....
朝なんて来なけりゃいいのに・・・布団だけ僕の見方のような気がした
人混みを抜けて行くのがイヤだから。朝は学校行きたくないし。
めずらしく朝から来たら「おはよ」って君が声をかけてくれ ....
一生の約束使ったあとだからはみがき味のアイスもうまい
あら、貴方、背骨が曲がっていますわよ、パパ、新しい椅子買って、椅子
おなか痛いおでこにおなかの痛さ度を表示でき ....
羽生さんが氏名を説明するたびにやさしい口調で羽が生まれる
初夏がきてみかがみのような水田の空にむかって落ちてゆく羽
ケチャップの湖沼に沈める手羽先をお箸でさくのが彼女の ....
雨粒の一つ一つが糸となり体に絡む梅雨入り宣言
漆黒の髪の手入れをしないまま抜け落ちていく記憶の外へ
鳥籠でアダムとイブを飼ってます つまりは私、神様なのです
神様の役もあんまり楽じゃない。掃除にエサやりもうメンドイナ
あ、そうだ!「試練」とか言って放しちゃえ!さてさて次は何を ....
ナイーブもマッチョもメガネもとりあえず私の中でお眠りなさい
トレモロとトレロカモミロを脳内で比べるあいだにひろがる眠り
ねーちゃんとむーちゃんとりーちゃんと、とか優しくないのよ ....
「ぁあ。今日は急いで準備しなくてもいいんだ・・・」どこへも行かない朝に。
1日中ベッドで寝てた。明日には朝になったら変わる気がして。
変わらない現実だけを携 ....
散る春惜しみつつ緑の露に映(ハ)ゆ初夏の風の色青き
今生も来世も賭ける我が進化
忘却の河の水上を歩け
脳髄に深く浸みこみ本能の
爬虫類の群れ我が右肩に
晴れた日に書物と会話見開きの
....
異国文読みいたる傍らに見れば謡を低く誦す翁いて
皐月きて半ばをすぎていまだにも冬の衣装をとり出して着る
今妻は何をなすやと思いては瓶に詰めける紅茶呑みつつ
魂の総設計師となりたし
銀河と地の底 芯に立つ事
一人立つ既存の価値からオサラバだ
引用引用 坩堝灼熱
仏壇に戦没者の遺影寂しくて
....
廃船の流砂に埋もれ影の立つ
裸婦 髪梳きて太陽を飲む
昏き陽の砂丘の崖より舞降りて
倒れこむ底に隠花植物
砂嵐 男三人何か為す
....
模造紙を押さふる指のかはりなり『ニシノユキヒコの恋と冒険』
取り合へず触れてみる癖おそらくは核爆弾の制御室でも
エンター
「えい」てふごと押すEnter Keyの ....
気がつけば明日で終わりの夏休み。宿題なんて知ったことか♪
謹慎中。この宿題をほりなげて学校行きたい君がいるから。
宿題をしてくるからと図書館へ行くのはあの子がいるからな ....
バスを降り歩いていくといつだろう赤錆た白きたことのある
窓は春文字にぐらつきたえているゆかしき肌に講習ビデオ
免許証ほしいときには言ってほしい渡されるとき使い終わった
少 ....
この世界フロイト論理で読み解いて
荒れる若さに解放の道説く
先人の名句読みては死の旅へ
誘われているこそあわれなれ
暑き日の死こそ想わる喫茶 ....
フワフワと寝息をたてる5時間目 首もすわっていない高3
文化祭のゆらめく熱気に泣きそうだ グリーン・デイに流されている
八月の涼しき図書館にて友のくれたるシュシュの複雑な柄
....
そんなこといまさら言うの?どうしろと言うの?
一緒に居られないのに…。
いまさらと思うのだけど今だからキミに手紙が書けると思う
いまさらと笑わないでね1回は諦めた夢「花 ....
暗やみの響きを見つめ行くのかとエンジンに文字ターミナルのバス
浮かんでは食べる料理の店の海必死な景色の席は絶壁
ブランドの赤いフェラーリにゴミもなくピンクにマダムがモナコの ....
桃太郎誕生す。
太郎桃の子ひとの子と異なりし子のいやさかに、屈強のこころたなごころ。
犬、猿、雉なる家来。
眷属三匹はつなつの花かをりたつ、桃源郷に今しねむるも。
....
六月の招待状にマルをつけ刈られて強く匂いたつ緑
噛みついた腕から甘い草いきれ雨も恵みにちがいなかった
二人だけの秘密だよってからまった翌朝 夏草ぐんぐん伸びる
....
君の声眠りに落ちる瞬間の最後の時まで聞いていたくて
聞こえない・・・こんなに静かな春の夜アナタはどこにいるのでしょうか??
手で耳を覆って波に抱かれてるゆらゆらゆれて眠りに ....
彩を振る
ソメイヨシノに
母なる地
早咲き早散り
気付く儚さ
朧雲
袂見つめる
我を越え
軌跡霞みて
空に暮れ染む ....
各々に謂れのありてうつくしき澄める大和の数多なる山
新田と名ある景色の一つなる池の面のしろき小波
絵は如何に上手に描くとするにしも神のみ手にはいや及ばざる
あしたから受話器に拘束はされない 7時半から8時半まで
夕暮れに犬と歩いている我のマリリン・モンロー笑うTシャツ
ごめんねと言われたあの日の靴箱の前でふつうにバイバイと言う
....
シングルベールシングルベール季節はずれのやどり木の下キスをして。
舌を入れるのはまだはやすぎるのかと思っていれば入ってくるのは舌で。
はしたないと想われたく ....
実際に不況というやつ感じてる。周りも貧乏で慰められる。
今晩は酒が飲めると思うとき、思わず仕事の手も速まる。
一日中パソコンに向かい肩こりだ。飼い猫抱いて毛布にくるまる。
....
幸せな過去の時間を戻せたら今の未来も許してあげて
片目とじて高層ビルのてっぺんを愛撫するほど遠いきみの背
くちびるが世界、とひらき漏れ落ちる欠片のなかにわたしは棲んで
カレンダーに王冠を描くもう二度とあうことのないひとの記 ....
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