彼と腕つなぐあの子のハートより伸びて手招く三つ目の腕


カレシトハカラダデココロカワシアイ
ボクトハクチデココロヲカワス


セックスもキスもしないで終電で帰るこの手に彼女のハート
セーラーのえりのラインに着地する紙ひこうきのはねは空色 仮想域デヴァイスがある
HIS
しるくろーどは
茣蓙
かりのてき に
/
暗闇を優雅に泳ぐ蛍見て星のない夜星になりきる

新聞に書かれた記事は似たような事件ばかりが並ぶ昨今

言の葉の一つ一つは輝いて君のハートの電球になる

よく晴れた何もない日に思い出す何もな ....
一周忌の夜ぽっかりと寝ころんで二階から漏れるママス&パパス



今夜また探り弾けない{ルビ前奏曲=プレリュード}ifという名の銀色の河



振り向けば買い物地獄の灯は遠く涼しい枯野 ....
胃のうらのぼこぼこたぎる泥沼のいきれに甘い怒りを棄てて

メタメタに打つくろがねのなかにある熱にあてらる頬よ夜波よ

街中で裸足を雨に濡らす朝  夜の記憶は臓腑のかなた

ばばぁども
 ....
ひらり蝶、みぎの羽には春をのせひだりの羽で君にくちづけ 何一つため息はない見た人の街角は季節のない壁を行く


電車では潰された人笑み買った僕の亡骸鞄は悲しい


この国よ時間など歯ぎしりにされた地下鉄は死者の行列なのだ
ごろごろと 枯れ葉の下に だんごむし 見下す人を 知ってか知らずか もっと聞かせて もっと紡いで あなたの言葉の 深みを旅したい



梅の花 香りと共に 消えていく あなたの声は もう聴けなくて



「お帰りなさい」と 声が聞こえる 僕の居場所は  ....
如月の小春日和を駆けぬけるオープンカーとユニコーンの群れ 子どもみたい そう言おうとした私のことを
 子どもみたい と君は言う


都合よくさみしいときに君のこと
 思い出すなんて言えやしないよ


手をつなぐ そのことだけが重要で
  ....
・国語

休み時間 机の上に伏せられた教科書はみな鳥のかたちで

「死」という字を習い17年経つが何故か未だにうまく書けない


・算数

「算数は嫌いなんだよ数式の突起みてると痒く ....
「さようなら。」君の言葉に泣けなくてガラスを磨けば透きとおる月 水まくら ゴムの内から ノックする 気ままな水に 又知らん振(ぷ)り 猫のひげ、五線譜にして奏でるの。エリック・サティ『あなたが欲しい』  忘れようと 強く強く思うのに
  思い出にさえ 笑われる日々


 君がもし 覚えていないと言うのなら
  忘れてしまえよ 今日の記念日


 大切な あなたの生まれた日でさえも
 ....
虹色のしゃぼんの中にうずくまり うたかたたちの秒針を聞く 笑うなら 笑えばいいさ 好きなだけ そうできるだけの お前であれば

悪いのは 上司だ会社だ世の中だ それならお前は 何故そこにいる
地球儀でサッカーをする少年は3005年エウロパ生まれ 眠っても眠り足りない月曜日二日酔いすら知らない私

旅先で妻が楽しむ顔浮かべ仕事帰りに居酒屋に寄る

今日一人明日も一人なのだろうあなたも一人あなたも一人

山奥の表札のない平屋建てお茶一 ....
人の真似やめられたなら自分へと何かをするとああ違う自分

歩いてくプールまで空青い足感じてた青い色へと似た

絵の具パレットの太陽に君ゆえそれとも黄色は威張りたいから

僕が立つとき僕に旅 ....
表札の少年院という文字の金の輝き傍は森かも まよなかにしっぽをゆらすくろねこは星をつってはすいそうで飼う あかい花、血の滲みただかなしくて
    唇ぬすみ逃げる夕焼け


あかい花、きれいだねってつぶやいた
    水に落ちればいつか見た夢


あかい花、口にしたなら消えてゆく
    ....
立春と節分分ける風邪の夜 大吉目指し水まくら漕ぐ 目があってコトリと胸の音がして儚い恋の散る散る満ちる スプーンの凹みがきんと冷えていて/くっついちゃった舌とバニラと


水銀の湧き上がる速度いつもより遅いの、ぜんぜん熱なんてない


「純正のクーベルチュール」を用います。失敗しては、買いに ....
十兎追うものだけが持つさもしさを笑えるやつは笑うがいいさ

はきすてる言葉の意味を履き違えはく息白く僕ははだしだ

ミンティアをいくつ詰めても笑わない ねぇ午前中 何かあったの?

 ....
「きらいなの、グリンピースは。」発芽して豆の木になる僕のお皿で
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
まおとこ紅林010/2/12 11:57
紙ひこうきことり ま菜210/2/11 21:36
かそう英語ささいな...110/2/11 17:18
夜明け夏川ゆう310/2/11 15:18
春待ち都志雄3*10/2/11 14:41
不機嫌な朝の小指と踊りませんかは やしや ...0*10/2/11 3:26
ちょうちょことり ま菜110/2/10 22:11
ポーター番田 010/2/10 1:25
ただ、そこにいる小林 柳2*10/2/9 18:54
ミツバチ9*10/2/9 18:48
こはるびよりことり ま菜110/2/9 16:56
ボーダーラインの上に立つなき3*10/2/9 14:42
教、育吉田ぐんじょ...3710/2/9 8:48
さよならことり ま菜210/2/8 20:29
水まくらみずまくら310/2/8 14:10
Je te veuxことり ま菜210/2/7 23:48
忘れ物なき6*10/2/7 1:26
うたかたことり ま菜310/2/6 22:22
権利一酸化炭素1*10/2/6 12:00
A.D.3005ことり ま菜3*10/2/5 20:54
二日酔い夏川ゆう710/2/5 17:12
意地っ張り番田 010/2/5 0:59
A-294*10/2/4 23:08
くろねこことり ま菜310/2/4 22:44
あかい花[group]石瀬琳々9*10/2/4 13:34
風邪の夜みずまくら410/2/4 13:16
あおいとりことり ま菜310/2/3 21:57
風に舞う雪を見ていることこ12*10/2/3 1:07
バカおと子は やしや ...210/2/2 22:33
すき、きらい。ことり ま菜110/2/2 20:20

Home 戻る 最新へ 次へ
215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.42sec.