ことごとく幸せを逃す僕ゆえに
君のメールを削除できない
↓
選択の自由を行使するならば
あなたでなくてはならなくもない
↓
霙降る季節に君と共にした
朝食以来心失う
....
人生は
クソッタレだぜ
いやマジで
さっさと終われ
ママ、チェック
ただいまの声が家にこだまする 今日もひとりでご飯をたべる
花はいつかしおれることを悟った日 ダンサー 華を舞台で咲かせ
肩紐を外して「して」と股開く まだ知らぬこと悟られぬよう
お客さん あなたが誉める女優はね 昔デブスと呼んだサチ子よ
駆 ....
税理士事務所に名簿順、次から次へと電話をかけるのがとても嫌になり、
電話営業の芝居をしていたが、マネージャーに気付かれてしまった。
口パクが ばれて灰皿 投げられた 裏切り豚の 裁判開 ....
風すこしあかるい街の片隅で Cover me またつぶやく春を
なみだ涙こぼれてもいい胸濡らしそこにたまれば空を映そう
雨の朝、こぼれる雫受けかねてただごめんねと呟いてみる
....
つつじから蜜を吸いとる口元が こぼれるようにあまく光った
胸もとはこぼれる花弁の花水木 火照る頬には蝶々が咲く
風が光れば花たちは咲き笑い きみが笑えば空が高まる
日ごと濃くなる ....
惚れるだろ
いいからさっさと
消えちまえ
俺なんかには
構うな、マジで
....
どうすれば良かったの? 君との日々は 砂のように溢れ落ちていく
さようなら 君の合図に 気づけずに 日々の隙間に 涙を隠す
月末に アポイント 年下の
数字を上げない 一人も切れない 課長が机を
言い訳に ペナルティー ....
嗚呼今日はなんだか少し酔ってみたい チューハイさえも呑めないあなたと
おちょこでも呑めない僕と杯を? 僕はサラミとこいつで充分
ひざまくらあなたのかみをなでなでとしあわせきぶんでわ ....
君の手にそっと口づけ遠い春 おさないぼくの愛のレプリカ
くちべにをままにかくれてひとりひく そのよおとめはおとなにかわる
名前聞き振り向いたけど人違い 慌てて逃げる 名前言いつつ
全部ぜんぶ好きになってくれるかな 私から出た赤い色まで
何してる? クソ犬を 何してる!
デッドエンドに
アスファルト爪で 追いつめて ....
真夜中にアンモナイトは目を覚まし月の光をたべてまた寝る
女王蟻みたいに言葉を産んで君、なにがかなしい?なにがかなしい?
しゃぶられたペニスの先に非常灯 回る回るよ 世界は回る
キャタピラの外れた人がキャタピラの人の波間に漂っている
望 ....
ミッシェルの
新譜を心待ちにして
ボード運んでいたあの現場
組み替えた きれそうな せつなげに
足の付け根の Tシャツの下の 白いブリーフが
デルタには ラージヒル ....
捨てたんだ
俺はお前を
捨てたんだ
なら幸せに
なっちゃダメだろ
くじびきで誰の子供か決められる 欠陥品でごめんね母さん
白きバラ垣根に咲きて皐月昼妻と伝道奉仕に励む
二人して風邪をひきたり今日もまた庭のテラスに紅茶とケーキ
針箱に赤白黄の糸巻きが妻は手縫いで衣服をかがる
{引用=
(この花は棘があります) 闇雲に鼓膜をMichaelで埋め立てていく
紫と呼ばれる花の色さえも 赤い絵の具で描こうとしてた
思い出があるとしたならその中で ....
ヒロインの色目に惹かれ抱き寄せる 昨日別れたばかりだけれど
お芝居のキスはやっぱりつまらない お客の前で 舌も入れちゃえ
彼氏くん 好いたあの子ともつれあうステージ そこはあたしの手の ....
新緑に
心あわせて
我ひとり
輝き求め
空を仰ぎぬ
いつまでも
忘れたくない
思い出を
胸にしのばせ
歩く雑踏
あの日から
灯った想い
頬染めて ....
偽りにきみをつないだ
海岸は
もう恋人のなきがらのよう
老いたれば母は苺に喰ひついて
赤き果汁をだらだらとこぼす。
とんかつもたまに食ひたし施設なれば
母のきもちはわかれども黙る。
....
遠くからみているうちがきれいだな ベットサイドに花が置き去り
一人部屋
初号機みたいな
咆哮で
君の名を呼ぶ
今更の夜
観覧車密室の空虚が心地よくひと時忘れるこの恐怖
遠足の山でふわりと風が吹くときに感じるこの恐怖
真下へと落ちる夢さえ起きた時からだが震えるこの恐怖
絶対ということなんて絶対にないとおもっていた昨日まで
ただいない こっそり隠れてるわけでもなくてあなたはただいないだけ
ふわふわのベッドでしがみつきあってティンカーベル ....
202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.49sec.