トンネルの 暗い出口で 揺れていた 首吊り死体を ハネテシマッタ ささやいて ( (痛いの、痛いの、翔んでゆけ) ) 柘榴の夕暮れ滴るように 三本のアジサイの木はふくらみて六月に入り咲きいださんと

豊かなる朝の陽を受け今朝もまた歌書きつまに贈らむとして

出勤す妻のこころをはげまさん朝食ととのえ漢詩紀行をみる

今日も ....
遠くから聞こえるチャイム 岩尾商店のベンチでこっそりキスした


せんせいの涙と怒鳴り声は全力でぼくらを抱きしめている


雲を切るようにピイッと笛の音 ゆらゆらゆれる25メートル ....
君のいたソファーにひかり、いま君は別の銀河に。so far away 亡き君の 記憶の海で 耽溺す 未来を閉ざし 過去へ過去へと 貴方に愛されたいと願った 声を失くした人魚姫のように



新緑は 初夏の日射しに 色を増し ヒレの無い足で 外に駆け出す



満月の夜は 鱗を落とす 微かな潮風に 故郷を思う
シャガールの恋人たちよ天蓋に夜を満たして水浴びしなさい

留守にして帰り着いたら生き延びた薔薇が幾つも咲いていました

ビッグバン、インフレーション自鳴琴の箱を開いた誰かがいました

鎌倉 ....
彼はいつはじけたとしてもおかしくない赤い悪魔のような人だ


「君のパスタはすごくうまいね!でも俺のマンマの味には劣るけどね!」


彼の幸せとは愛人とサッカー観戦することでわたしじゃない ....
藍をぬぐしろはあさを見 みぶるいし夜は反転しぬるいねむりがふる

薄蒼い窓いちまい向こう側にはじまる新しいきょうに馴染めず
チクチク 君が無理して笑うから こんなに胸が痛むんだ

ホントだよ  ワガママなのに臆病な そんなところが好きなんだ
千年の
時を超えてもココで又
遭おうと告げて
はぁ?と言われて
北山通の並木かなしむ夕暮れの色はほんのり青さをもって


少年が息をひそめていたわけは蛍でしょうか哲学のみち


宇治川を背に立つ君の少しだけ歴史を知っていることが ....
お互いに今日は言葉で癒されないうつむく唇食べたら怒った



まっすぐに歩こうとするくるぶしと額に悲恋の花の刺青



熱のある 夜に雪降る ほろほろほ 溶けていくのはこだわりだろうか ....
朝の風気持ちよく吹き庭に在り妻のことを考えている

光満ち彩りの良き花々を眺めて今朝は過ぎてゆきつつ

頬にふる光とかぜの圧力に春が夏へと向かうを知れり

微かなる鳥の声して風そよ ....
後悔を/森の奥へと歴史学のような眼差しで引いていく人

スコップを置き去りにした砂場から カイワレの芽が伸びてきました。

透ける陽のメトロノームを記録して/耳鳴りの止まぬ夜を綴じ込む//
 ....
プリントの
連絡網の保護者欄
君のところも
女親だった
ボーリング           ビリヤード          ダーツ

摩天楼             この俺が           ダーツの矢
ボーリングボール        突きたいものは  ....
看護師の知識と笑顔に救われる患者の闇に光を当てる

紙コップ片耳にあて糸電話壁にあてれば寒気する声

手作りの弁当箱に入れられた手作り色の好物並ぶ

あとがきの文字が見えればもう終る小さな ....
緑濃き妻の花壇のアジサイは蕾ひらきて咲き出でむとす

チャイコフスキー?悲愴?響きて朝の花壇は潤いており

春風に風鈴が鳴る朝日さす椅子に坐しておもいはおおし

妻が植え吾は運びて共になす ....
叶わない

たとえどんなに願っても

手の届かない

遠いかげろう
神様が ドロップスの缶 シェイクして 巻き散らかした 薔薇の花園 傷を負いそれでも2本の足で立つ ただそれだけで神様みたい たゆたゆと零れおちゆく蒼いとき つめに絡ませ朝をむかえる

すべりおちのたうちまわる欲情を 涙のようにみちびく指さき

肌を知りささやきを知り朝を知り 自分の皮膚の分厚さを知る
壁面に進めば夜へ変わりゆく空へとゆがむ空へとうたう



黒い羽散らして立ちし膝裏にまごうことなきまがいもの降る



道を梳き川はゆうるり冷えてゆく午後の陽の ....
『愛してる』
闇に浮かべて液晶の
送信を押す
文句あんのか
{引用=


春風ときみの匂いがYシャツに はじけてはぜた朝です (おはよ。)



明け方の郵便受けでぼくを待つ群青の文字「What can I do?」



便利という言 ....
いつまでも世界は甘く痺れます イエスタデイのしわざでしょうか

雨水と花で僕らは生きられた イエスタデイには分からないけれど

雨が降る世界のどこかの街でまたイエスタデイを歌っていようね

 ....
風なき日 湖底に沈む オルゴオル 目覚めたらしい やさしき波紋^^ うそつきのうそつきによるうそつきのための国家はうそばかりなの


がらがらの電車の中には昼間とは違う世界の人、11時


ひとりでも眠れる きみにおやすみと言ってからもう1時間半


 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
darkness to darknessハイドパーク2*10/6/2 19:53
ざくろことり ま菜310/6/2 18:14
六月に入る生田 稔310/6/2 8:10
ななつ 中学生のうたはちはちよん7*10/6/1 21:13
sofaことり ま菜210/6/1 19:00
潮騒ハイドパーク2*10/6/1 18:13
人魚姫ミツバチ8*10/6/1 9:45
話しかける五月[group]小池房枝16*10/5/31 20:00
イタリアの恋人七波410/5/31 17:00
朝方の眠り[group]はるな110/5/30 17:04
笑っていいよ凪ぎ010/5/29 13:41
文系の男はこれだからTAT2*10/5/28 23:47
京都慕歌Rin.28*10/5/28 22:51
LOVE八景[group]ふるる7*10/5/28 14:18
夏へと向かう生田 稔3*10/5/28 9:40
木漏れ日カメラことこ20*10/5/27 23:44
母子家庭のブルースTAT1*10/5/27 22:08
スカイレーンはガターフリーハイドパーク2*10/5/27 18:21
患者夏川ゆう410/5/27 18:13
朝はすがしき生田 稔6*10/5/27 8:30
幻恋凪ぎ010/5/26 22:10
サクマ式ハイドパーク5*10/5/26 17:55
神様Dock3*10/5/26 5:25
少女と少年[group]はるな610/5/26 2:54
冬放木立 悟510/5/26 2:29
寒い夜にTAT1*10/5/25 23:18
sceanあぐり13*10/5/25 21:56
イエスタデイより君へ 君から君へきらく410/5/25 18:06
波紋ハイドパーク2*10/5/25 17:45
むっつはちはちよん5*10/5/25 0:02

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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