<桃>

夏の夕 シャワーを浴びて 丹念に
        君に食まれる 身支度のとき 

うっすらと 産毛の肌が汗ばんで
        早く食べてと 桃の香がして

&#25681 ....
こんなのを
読むんですか?と
そう言って
ダッシュボードの
サンテグジュペリ
アジサイは盛りを過ぎて残影をあでやかならずや花の生涯

赤い花ガルシンの書を思いいず夕暮の庭妻の花壇に

色彩と吹きわたる風雀きて心なぐさむ夕暮の家
妖精の帽子を被るジギタリス熱愛示す桃色の花  .... 産まれ生き苦しみそして死んでゆく
 たった一行闘病短歌

日赤の病棟入り口掲示板
 嘆歌とあって朝顔も書く

これからは口語短歌の詩人です
 出来損ないの痛みを堪え

銀色に輝け外科 ....
虹の涙が透明だから 僕と君の泉は清く正しく



青春の 透明な恋 眩しくて もう出来ないと ジブリで悟る
始発まで三時間あるし聞かせてよ君の世界や夢の形を

ピストルを三月に向けて撃て明日のあなたはきっと大人なのだから

そうなんだ、およそ三万年前の今日だってここは花が咲いてた
透明な煉瓦の壁をよじ登る 淋しい顔のアネモネの咲く


5センチの距離がただただ遠かった 手を掴もうと力をこめる


ペディキュアは必ず赤と決めていた 戦う心がめげないように


 ....
此処に無い 吐息や瞳や肉体の 影を探して 眼を凝らし
耳を澄ませて狭い部屋 感じるのはただ まだ泣き止まぬ夕立のみ

互いの指から延びる糸 束ねて結ぶ紅い絆
其れをお前の肌に喰わせ ただ貪る一 ....
はじめての 旅先の道空晴れて
        君の助手席心はずんで

道脇の 緑の葉陰赤い色
        見れば桜桃光る宝石


好きなだけ 摘んでいいよと農園主
         ....
「あれから」

許してね
 あなた以外のとなりにも
 居てしまえる私になって



「願い」

その本心
その体温とその肌で
 虜にさせて
この未来ごと
点と線 愛結ぶ距離は遠けれど 会って交わる時間ほど
計画立てる2人には 短きことをも忘れ去られる

交わる手 交わる顔を見合せば 離れる事を惜しむほど
重なる身体 溶け逝く2人

改札で  ....
独り身の
暗い我が家に
この夜は
稀な待ち人
蛍一匹
{引用=


今すぐにあの憐れみが欲しいの、と わたし揺れてる 吊革みたいに



不特定多数のからだは湿ってて乾いた肌を忘れそうです



あおむけで爪先ぴんと伸ばしたらさみし ....
今日もまたキミとつなぐ手 昨日とは違ううるおい指のからまり

森の奥 お月さまだけ聴いている 貝をあわせるキミとの唄を

忘れたよ 花を散らせたその罪も キミの瞳の星が許した

「お腹の中 ....
吹く風よ微笑む人の面影よネム絶え間なく船出の風情
 
朝ごとにアサガオその名に天国を青さに空を映して地上に
 
花、柘榴。タコさんウィンナ血の味を実に成す前に朱色地に散る

鬼の木は{ルビ ....
神の子の同じ神にはあらざれど
同じ神とは思わざらまし。





 
こらどけと
俺の寝床にグースカと
寝てたジジィを
起こす公園
後姿すくと少女の背中したあした二歳のきみの髪梳く

生まれて一度も切ったことのない毛先肩を過ぎる誕生月

おめでとうと言えばおめでとうと応える吾子二歳の誕生日

蝋燭吹き消しまた点けて点け ....
わたぐもみたいなシュシュが似合う女の子だったらふられなかったの?


ふるえる携帯をベッドに沈めて何事もなかったかのように


本当は何もかもめちゃくちゃにしたい気分なのです 言わないけど ....
一匹は
左目の無い老いぼれで
もう一匹は死もイトワナイ
みず玉の瓶のむこうの夕立と 風をとおした君の目元と

君は右僕は左を濡らしつつ ちいさな傘をでようとはせず

ためいきを午睡の風に結び付け生温いまま季節交わる

水溜りにかがんだ君のう ....
入り込む雨の匂いにふと気付く恋文書いたあの日を想う

二人には足りないものがまだ多い波の彼方で揺らぐ愛情

幸せの涙は全て真珠色潮騒響く砂浜の恋

休みの日あなたを想い熱くなる平日の日は恋 ....
この星が記憶している夕立はどこか寂しいイメージでした
チェルシーのコーヒー味を選ぶのは僕じゃなく君だってストーリー
夏痩せの
彼が気になる
ぼくもいま
土用を前に
うなだれている

朝顔が
二千円とは?
縁起もの
高いのだろうか
安いのだろうか

朝顔の
市立つ路上
ぶつけられ
そして ....
『好き』を告げ
君を喰らって
午前4時
パスタ湯掻いて
お手製カルボ
震える声で もう会わないからと 背中の君が とても愛しくて



なんでも分けあっていたから 小さなアイスも 僕には多すぎる



君が残して行ったサボテンは 今でも窓辺を占領してます ....
行方不明

衣食足り礼節知らない者多し
命を守る尊さいずこ




ザンネン

かっこいい人はわざわざ言いません
かっこいいって自分のことを





------- ....
朝になるひらりふわりの夜まではあと少しだけこのままがいい
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
夏の果実2種雨音些末3*10/7/18 12:49
星の王子様TAT2*10/7/18 0:56
花の生涯生田 稔6*10/7/17 20:52
妖精夏川ゆう310/7/17 19:44
エロい不倫のブルースTAT1*10/7/17 0:13
残夢2010大村 浩一13+*10/7/16 20:55
透明ミツバチ7*10/7/16 19:57
今日へ続いた三月の群像きらく010/7/16 15:19
ボーダーラインを消していくなき2*10/7/16 1:44
潔愛sora-m...010/7/15 19:31
桜桃狩り(遠くに住む人と久しぶりに会った時の〜)雨音些末2*10/7/14 8:36
短命と永遠Wasabi...310/7/13 6:54
体温と騒音sora-m...310/7/13 6:34
蛍の光TAT3*10/7/12 23:51
everydayあぐり5*10/7/12 23:06
キミトノヒミツ紅林3*10/7/12 21:36
落とし文月[group]小池房枝7*10/7/12 20:12
神。ながぐつ長靴...210/7/12 18:50
税金未納時代TAT2*10/7/11 23:11
吾子二歳頌 五首口菜はたま110/7/11 19:00
チェリーソーダ七波010/7/11 3:03
泪橋の犬TAT2*10/7/10 22:39
スカート[group]はるな510/7/9 23:43
雨の匂い夏川ゆう210/7/9 16:40
primal lifeきらく110/7/9 15:56
今日の出来事紅糸110/7/9 0:34
男も女も腹は減るからTAT010/7/8 22:55
サボテンミツバチ5*10/7/8 22:50
雲の壁 1眠り羊110/7/8 15:05
momentきらく010/7/8 14:01

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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