エムステの
タモリがあの日
あの歌を
俺に示した
随分前さ
....
放課後は
夕焼け空が
キツくって
ぜんぶ壊した
いつも悔やんだ
老いてゆく心の中に歌集あり神と歌とのかかわり探れば
二千円懐中に在り今日は俺心の中に明かりともりて
聖書の行弾みて口ゆ出でゆきて楽しき朝のわが心かも
そのままのあなたを籠でさらいたいもっとそのままになればいい
抱きしめた数だけ夜が明けるなら二段飛ばしで会いにいきます
花ひらくとき凝縮し花ひらくときを待ちわび薔薇の茶をほす ....
人間は苦しい時や辛い時死なないように唄を覚えた
居合い斬り
鍔の音だけ鮮やかに
夜に散らして
屠殺済ませる
ドクロ花
JACK
階
3四歩
はじめ人間
あしおとの唄
....
冬の窓押し開けとおく空を見る瞳をのぞく異端者のごと
言葉いまだ伝えきれずくちびるを噛む、ただ強く血が通うよう
口寄せてささやく夢よ火と燃えてこころに満ちる雪は今しも
いた ....
明日に明日は明日でまた明日のめしの心配するのが嫌だ
冷蔵庫の中で眠るからあしたは五十年後に起こしてください。
ぐるぐるぐるたみんさんなとりうむたっぷりふりかけおやすみなさい。
「目覚めろ!目醒めろ!。」と外う ....
ビタミンCに願いをかけて不摂生はきいろいおしっこになる。
指先からあふれ出すはずかしいぽえむの汁がきみを汚す。
かさぶたのように唇にはりついたことばを剥がし ....
傷付いて
傷付けてのち
傷付けられて
かくも浮き世は
かっぱえびせん
警官が
一番嫌い
世の中で
安い駄犬が
一番嫌い
屑星で汚れた夜空に投下するスペースデブリ(わたしがみえる?)
「まってたよ」わたしの形をした猫に殺されて世界はなにもないまま
それあげる、ドーナツ型のクッションの血液の匂いしみつい ....
みしてよ と
いうのは あかくなる肌が
ことばで 染まるようで 愉しい
いやいや と
いうのは ことばが 手のように
なぞる心地が とても良いから
黒焦げの丸太と思ひ眺むればヲーッヲンヲンと吠えつかれけり
貝殻の
中で暮らして
本人が
ハッピーなんだ
それでいいだろ
....
{ルビ一昨日=おととい}が日蝕でした今日細い月を探すと見えていました
カラス座が見える春には懐かしく地平線下の星々を思う
花たちの静まる気配に何事かと思えば空に月浮かび来る
向こうか ....
気付いてた
お前は俺を愛してはいないんだっ ....
こんこんと
フロントガラス
水戸ナンバー
家出した夜
ヒッチハイクす
讃美歌を謳い終えたり今日は晴れ陽だまりに75歳春
人類の悩みを思い心が痛む神に希望をしかと置くわれ
スコップをせっせと動かし庭造り妻の背中に春の温き日
眠き眼に午後の奉仕はやや辛しこ ....
母が居て
弟が居て
新福の
ラーメンが在り
....
行き詰まり
カッターの刃を一つ折る
新らしい刃で新しく切る
カッターの刃を一つ折り
切れ味の蘇るように
なりたけれども
カッターの刃を折る音に
込められた緊張感を求 ....
プロローグ 参戦の意思 vodafone 赤い夕焼け空の下から
夜村に ぽつりぽつりと 猛者が来て やがて静かに 面子が揃う
言霊の 渦が渦巻く しゃべ ....
暗算しわざと優しくなる胸の膨らみ私は恋をしました
発達す不安にさせる曲線をくるんでバスタオルは笑った
惜しみ無くぬくい言葉を絞るうち 生クリームは腐りかけてる
....
かぜのうた あなたとあるく ふゆのまち せかいはこんなにも うつくしいのだ
どこにもない ここにしかない はじめてしった たったひとりの いまここあなた
とおいつき ゆめの ....
寝るとこが
無いんだけれど店員に
器片され
蛍の光
午前二時にだいたい起きてふらふらみんな大好きおまえも死んで。
死にたくて死にたくて忘れてる/髪切ったのに心臓が痛くて
太ももを見てるだけではなくたとえば死んで切って/花が咲き、 ....
わらうしかなかった なんでも持っているあなたのひとつになれないままで
風強く耳も遠く口開かぬ
目つむりけれど光近付き
すきまかぜひいて防ぐ物語り
戸は揺れにけれ我臥せにけり
誰が声に心揺れてふゆる夜
いともた易く色は変わらん
....
179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.66sec.