干しぶどう
舌で転がす
僕を見て
きみ妖しげに
腰をくねらす
アソコの臭い
キツいなと
言い掛けて
自分の唾の
臭さと気づく
風説に
囚われがちの ....
手術後の
包皮
木箱に詰め込んで
新たな人生
共に歩もう
ポコチンを
はさむ谷間は
ないけれど
はさむに足りる
ポコチンもない
健康のためにと言って
精液 ....
オッパイの
総面積の
半分を
乳輪が占める
ソフィーマルソー
12年
今年のきみは
いい出来と
アソコの汁を
樽で熟成
ひもパンツ
穿いて脱糞した場合
ウンコは裂け ....
小鳥の羽根を毟るのは、愛がわたしを手招いて、これほらごらん、籠の鳥、羽根をなくした籠の鳥。
流されてゆけ、地獄まで、数えて十三夜の弔い、菩薩の鳥がやってきて、慈悲賜れとおっしゃれど。
....
アパートに
合鍵使い
入ったら
巨大バイブで
白目剥くきみ
美熟女の
巨尻で顔を
覆われて
窒息するなら
それも本望
アイコラで
巨乳にしても
....
カラフルなランドセル背負い歩く子等未来に連なる笑顔の連鎖
真実に辿り着くにはまだ遠い玄関脇に置かれた日傘
新しい服が私にくれたもの新しい日々新しい出逢い
新緑の葉っぱに陽射し映 ....
大便を
丸ごと一本
箱につめ
スカトロジストの
きみに贈る
大量に
ヒジキを食べた
翌朝の
ウンコはやけに
まとまりがない
美しい女医に
直腸検査され ....
きみのする
電動歯ブラシ
オナニーは
ミントの香りが
とても清しい
肛門の
周囲に生える
毛を抜いて
あなたを想い
けつ毛占い
肛門に
忘れ去られ ....
チンカスに
似てるときみが
言ったから
わさび漬けが
食べられなくなる
ワキ汗の染みた
Tシャツ失敬し
生で味わい
煮ても味わう
親指の
爪の黒垢
掃除し ....
....
隣席の
馬鹿を今すぐ
殺したい
お前はいいさ
ホームだもんな
....
【確信犯】
ちょっとづつちょっとづつ間違っていく伝言ゲームのように、今日も
【からかい】
本気かと問えばするっと逃げていき 遠くの空で春雷が鳴る
【三面記事】
....
装いして伝道奉仕に出る妻に声をかけては励ましにけり
病院の受付に坐す妻のかおどこか品ありこのましきかな
卯月きて半ばを過ぎて坐す机妻の歌をばつくりておりぬ
大輪の花の引力凄まじい朝の雫が静かに落ちる
桜咲く微かな音が気になったピンクのものによく出逢う今日
咲く花は弱さと強さ兼ね備え朝霧に濡れ潤いが増す
児童館利用する人減ってきた遊 ....
想い出の酸っぱい海に放り込み
ピクルスの{ルビ浮標=ブイ}、カモメが休む
野菜はなんにも言わないけれど
野菜の気持ちはよくわかるぅ野菜の唄。
春 ....
花が持つ魅力引き出す愛情は青空より広く温かい
憧れは憧れのまま終わらない夕暮れ深い花冷えの街
親切にされた記憶は宝物輪郭だけは少しぼやけた
薫風に揺れる花見て和む君ピアスの色が ....
チョロQと
....
虚空にも
染井吉野が
咲いていて
磨かれた床
ふたつの桜
....
きみがそそいだメグミルクのぬくもりを紐解いていくレンジの回転
COUNTDOWN あたたまることしかできないかえってこないぼくらの体温
割り落ちて閉じこめられて ....
血が黒く
迸る
死ね
ニワトリは
『コケコッコー』って
ちゃんと啼け
初恋の君から届く絵手紙に僕の幼い頃が踊った
愛情を花に例えて遊ぶ君気まぐれだけど子供に戻る
体温を上げる食材何ですか?答える春は夏に恋した
秘密には出来ない事実色が濃い秘密に出 ....
空き缶をやさしい顔で見つめてもあきらめているはつなつの道
ほつほつとからだに点るけだものを飼いならしつつ噛む左肩
さびしさの錆びつく夜も舌で捺されたそこはあなたのものよ
ふうせんが萎んだ後の寝室 ....
....
やわらいだ寒さに薄着で出かけたいあたたかいものをいれた水筒
日を束ね春と呼んではいるものの二度と同じ日は集まらない
だれ一人おなじ人間などいない一回きりの春も同じだ
....
木製のアタマがらんどう彫刻刀踊る阿呆の彼女はどこへ
靴紐の駆け出す夜のちぎれそう電線乱交ピンクの風船
暗闇に光る桜のAppleの製品ほどに白い呆然
ミニスカートふるえる空の午前二時君 ....
美術館魂揺らす絵に出逢う神の導くままに歩いた
赤信号青信号に変わる時思ったことを君に伝えた
留守電に入れた言葉は生きている寄り道好きなあなたは自由
すべすべの少女のような ....
....
わめいては死にたいってわめいては死にたいんですってわめけないから
足元にあった空缶ごみ箱に捨てて自分十七でした
どくだみが花咲くころに落ちる人電車は止まり花は枯れない
むなしさと何か ....
するすると滑る皮下にはとくとくと
詰まる水気の多い蜜の脈
悩むのを止める良くはならない違いなど
生まれた幹が違うのだから
寝た後に晴れる身なら良かったの
開いたまぶたに映る霧
....
春だから育て過ぎます 槍などが貫いているあいすべき塔
157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197
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