竜野市へゆく
夏去りて秋に入りゆくはざかいの妻の花壇に何の花咲く
妻と共過ごす居室の窓の外曇り空なり今日コンサートゆく
紙五枚束ねてカバンに入れにけむ今日の旅行の歌記さ ....
子供たち暑さに強い体持ち夏にしか出来ないことをする
枝を持ち地面に書いた詩の一部想いが深い分だけリアル
逃げ道を探す生き方したくない早朝会議眠気が増える
ギター弾き君の心を和ま ....
鼻で笑ったり憎んだり命を落とすぎりぎりまで酒を呑んだりしないといけないから君の通夜には行けないし
受付 ....
木棺に納まる祖父とワンカップ 瓶は取り出し祖父は燃え出し
かっ飛ばすBMWのホイールに 野良猫の肉ぐちゃりと付ける
一夏に殺めた蚊達思い出し 自己中心に地球は回る
....
ハゲだって
頭パイパン
と言い張れば
一部マニアに
受ける気がする
パイパンと
言い張ったって
明らかに
剃った跡ある
3万返せ
夏だけど
外でやるなら
チャッチャッと
除菌ティッシュで
拭けばいいでしょう
舐めなけりゃ
満足しないと
言うのなら
シャワーを浴びて
からにしようぜ
友人と笑い合うフリ その背中に{ルビ蛾=ひむし}がじっと張り付いている
どの部屋の隅にも縮こまっているうつむくこびとを皆見ないフリ
弁当箱の隅に潜んでずんぐりと佇む妖精「寝たフリするの?」 ....
オナニーを
しているきみの
中指の
表面状態
観察するので
動画撮る
よりもじっくり
観察し
絵にしたほうが
恥ずかしいだろ
はっきりと
....
各部屋の
エアコン設定
18℃
扇風機回して
ガリガリくん食う
各部屋の
エアコン設定
18℃
全身くまなく
冷えピタシート
チンポから
氷嚢垂ら ....
愛ってたちのよい錯覚ならばそれも素敵な贈り物だね
愛にも慈悲にも権威なんて要らないんだとふと思う
愛なんてなかったという君を思い出にする僕のわがまま
彼女はいつも体と心を売り渡し ....
運勢を
占うために
肉割れを
辿ってみても
未来見えない
痩せようが
クリームつけようが
何しようが
消えない肉割れ
デブの烙印
股ずれで
ズボンすべてが
ダメになる
肥満児の世界
を知っているか
冬乾燥
夏は湿気で
股ずれの
休まるときは
一日もない
行間に
エロい思いを
忍ばせて
あなたに贈る
サブリミナル詩
エロ本が
佳境に入る
そのときに
突如全裸の
スイーツ親方
エロ動画に
まぎれて首相
の顔 ....
ホルマリンに
包皮浸した
透明の
小瓶を海へ
そっと返した
もう少し
良いのが書ける
そんな気が
気がして呑むが
やぱし書けない
少しだけあと少しだけ青が足りないもう少しだけ呼吸するには
苦しくてひねる手元のボリュームはいつもなにかを拒んでるふり
悲しみの色水溶かして街中にゆっくり注ぐ犯罪行為
パレードの最後尾 ....
「俺たちの旅」
の世代が
固執する
反吐が出そうな
熱き友情
学校や
教師程度に
盾突いた
日々が恥ずかしい
尾崎世代
本当の
自分探しに
北国 ....
既婚者の
女性はみんな
ご主人の
ポコチン銜えて
いると想像
そんなこと
していません!と
蔑まれ
吐き捨てられる
のも良いんだよ
殺したい
ほど ....
風鈴の
風さわやかに
響けども
暑き昼間は
ただ眠りおり
唐突な
冒涜をなす
ご老人
後ろに誰が
ついているのか (風刺にチャレンジ。しかし現実の情報がまだ ....
風邪をひいたと言う人の見舞いには行かない きっとまた迷うから
真昼間に蛇口から出た熱い水「お湯じゃなくてさ」と言う君が好き
放課後の少女は三つ編み解きつつ運命などを未だ夢見る
あ ....
アイテアクテアイタクテアイタクテ会いたいのにこぼれていたさようなら
キラキラガニジンデ虹になる街のネオンに紛れていた雨のなか
きっとこれで最後になることサイゴマデイワナカッタネサン ....
目覚めると
....
「UFOだ」なんにもいない空間を 右手で指差し右手を握る
ふれること かおをみること しゃべること なまえをよぶこと こいだということ
酌み交わすキリンラガーと睦言と 君のグラスが ....
チン毛だって
トリートメント
して欲しい
そう願っても
罪はないでしょ
陰毛に
ストレートパーマ
かけた後
サラッと真ん中
から分けたい
つかまえることなどできはしないのに つかまることはひどくたやすい
はずかしいことばかり言う あさもよも なげだすつもりの つめたいきもちも
見えるはずのないものをみて みなければならな ....
夏雲がつくる横顔誰かしら似ているようでもありますね
客はみなミステリーだと気づかずに四十五円の特売卵売られ
病院の長椅子にて縁もゆかりもない人のあくびをもらう
咲かぬまま枯れてしまっ ....
雨粒の一つ一つはダイヤモンド見方変えれば新鮮になる
人生は旅をしているようなもの自分が望む現実は何?
老夫婦犬と一緒に散歩する朝の空気は美味しいという
朝起きてテンション低い自 ....
潮騒を聞いてあなたを見ていたのあなたはずっと海を見ていた
玉子焼き
尻の穴から
食っていた
こまわり君が
僕の目標
バカボンの
オヤジの歳を
越えたのは
信じられない
けど3年前
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