ハナクソとクソは同時に落下するからやってみれ(ガレリオ•ガレリイ)
ヨーグルト一旦口に含んだのちだらーっと垂らしてもらえませんか
世界中の人が同時に屁をこけば時空が歪む(アイソシュタイソ)
長男のお気に入り綾瀬はるかのお宝動画見る人でなし
秋詠 木の若芽
すすき若く光る穂いまだ幼しや なれど利きその弓なりの茎
我を恋うにはあらずと知りつつもこの窓に鳴く虫は愛しき
どんぐりにコスモスそろえ一 ....
夢だったおまえとのキャッチボールも眼が霞んでボールが見えない
天安門広場できみとベースボール顔に当てたらホームランだよ
散髪をすればスッキリ男前 ハサミ一本ミラクルチェンジ
あこがれをさまようと書くテキストを前にむかしの空おもうとき
ブラインド指でおさえて昼前のひざしやさしく街に降りゆく
「正直に生きればいい」と言う空気偽物の自分魂は嫌う
夢を持ち夢を追いかけ掴む時七色の光見えた気がした
嫌なこと新しい朝迎えれば溶けて無くなり新しい自分
百貨店目に映るもの高級品 ....
おっぱいで左の頬を打たれたらチンコ差し出し挟ませなさい
キャバクラでついた女の息臭く絞首刑台送り決定
エビフィレオバーガー雨に打たれるやうに縁日金魚の天命がつく
無花果の熟れた場所からプロミスの堅いカードが飛び出している
父親の諸手の中でかく語りきは疑似餌のさくらのような海老たち
....
吐き気するほど情緒的な連中を深い森で銃殺したい
渦の中うまれてきたの(かたつむり)シとドの間の宇宙をみてた
世界地図の片隅でそっと競い合うかたつむり(鍵は海に落とした)
両耳に飼っていたかたつむりたちを探しています連らくください ....
タブレットがスマホに見えるこの俺に長い文章打たせんじゃないよ
コオロギの鳴くや神無の二日なり秋風ぞ吹く融の里に
天高し薄きブルーの彼方より秋の風吹くひくき丘の辺
飛び立った鳥の行方を捜してる 夜に焦がれて夜に怯えて
いつだって夜は味方じゃなかったし別れの電話も覚悟してたし
アイドルと政治家が並ぶ深夜枠誰も嘘つき誰も正直
真夜中のテレショ ....
やさぐれた溶液中の異分子の半透膜越し無垢への憧れ
直下型で僕を揺らすものってきみいがいはこの世にいないよね
骨格って素敵なトロピカルドレスの隙間からのぞく吐息さ
不定愁訴を身にまとい ....
天井にあけた穴から美女めがけ糸伝いに精液垂らした
{引用=上野なる動物園にかささぎは肉食ひゐたりくれなゐの肉を(齋藤茂吉『赤光』)}
生きるとは命をいただくことだけど罪深くても長寿でいたい
「必要な部位のみクローニングせよ」カーツワイルの博愛 ....
無呼吸を確かめようとする俺に濡らした和紙を用意する妻
隣には一夫多妻の家族住むうちは君さえ元気なら良い
コスモスの揺れる想いを風に乗せあなたに届け乙女の真心
窓辺からやさしく香る金木犀秋の気配をそっと運んで
泣かないで悲しんでいる君が好きやさしくできない竜胆の恋
彼岸花燃えろよ燃えろ地 ....
愛憎は一雨ごとに深くなり黒髪に落ちる椿の骸
今ならば素直に言えるありがとう嘘に酔いしれ泣いてる娘
「台風一過」
木の若芽
草手を合わせ鳥祈る朝
野分きを知る獣の動き見つめいる
色づいて人なぐさめよ草紅葉
色づいて勇気わかせよ大いちょう
ベランダに干された白いシューズ見て洗剤の匂い汚れを弾く
違和感があり何となく落ち着かず今日という名の時間に触る
二人ともピンクのオーラ出している愛が溢れた恋愛してる
卵焼きレシ ....
降りしきる雨に打たれてブラジャーが肩ひもなしのタイプと知った
週末に 戻る胸の 心地よさ 命吹き込む ガーベラ色の
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