涙腺が崩壊してて飲むスープ味が解らぬウミガメですか
紐パンを口だけ使い脱がしたい小学生は作文を読む
どうせなら
ハイなセンスで、ナンセンス
ダビデを車道に
縦列させたり
きらきらと
うたえる予感に誘われて
駈け寄ったのは
雨垂れの音
土産など
キスの ....
窓に寄りバイク走るを見届けて
パッチンパチン深爪の昼
晩飯は王将にしよと詠んだら餃子ぐらいはタダにならぬか
きっとまた三途の川を渡るから泳げるようにクロール磨く
武者ガンのビームナギナタ振り回す彼女のことはもう忘れなよ
風鈴が微かに聞こえ寒気する寒い冬には似合っていない
夜の海穏やかだけど何となくネガティブなこと想像させる
独特な雰囲気を持つクリスマス何処で過ごそうとときめきの中
クリスマス普 ....
一人居の 深夜に響く カラカラと 小さき友よ 寂しくないよ
描きかけの 絵に手を加え 二三筆 どこか冷たい あおいろ侘し
巷での 喧騒背にし 杖ついて 帰りの辻に 黒猫の居り
元旦に麻婆豆腐食べたって領有権はこっちのもんだ
渋谷から最も遠いNHKガッテンボタン押すと鳴る「ヘェー」
世話焼くも焼かれないのはなんでだろ考えちゃダメ涙出てくる
一年の垢は垢でもチンポコのカスを落として除夜の鐘聞く
コーヒーが苦く感じる今の気分恋するだけで心が痛む
自販機のコーンスープを飲んでいる一気飲みせず味わって飲む
映画館つい眠くなり寝てしまう映画の終わり合図に目覚める
単純に星を見 ....
そうして感受性の違いかしらですべてかたづく自然淘汰
「いっそ気が触れてしまえばいいのよ」とスナック菓子の袋を開けた
絡みつく糸が意図へと変わる朝に絞り出した最後の誠意
あの頃の自分と語る糸電話から零れてく無色の琥珀
社会人一年目の友が語り出す社会の壁の高さと深さ
....
2階から猫の談義を見下ろし今夜もけむりで風向きを知る
声のない月の嘲笑をそばだてはっこう中のスープをすする
水金地火木土天海のスイッチで産まれる光の卵
玄関を出たらファンらに囲まれて会社着く頃葉っぱ一枚
大魔王復活のときやってきた寝起きが悪い魔王は二度寝
庭先に敷いたゴザから子が産まれゴザの養殖はじまりました
幽霊が嫌いな君の大好きな映画1位は『ゴースト』の謎
よく通る口笛ひとつ風道に草の穂ゆれるいつか旅する日
風あかるい野は海の底くちづける花のあわさに惑う光を
{ルビ過去=すぎゆき}はさびしさ抱きけれどただ慰めるうた風と聞こえて
....
愛はみな
神様みたいなバクテリア
こころの隅ほど繁殖しやすい
雨にふれ
言葉は胸にかくまわれ
幾百幾千、増殖をする
アイ・ラヴ・ユー
弱みをにぎる一言はテ ....
高台の家に住むこと憧れて広告見るたびイメージ膨らむ
育つ愛あなたと歩き手を繋ぐ二人の夢は膨らむばかり
全身を冷やす季節風真っ白で何もない日に生み出す希望
外側を見ても答えは見つ ....
苦しみを伴う生き方したくない全てにおいて自由選択
冬だから身体寄せ合い温まる愛のスパイス今夜は強い
毎日が忙しくても大丈夫家庭の味が心和ませる
足音は靴が変われば変化する聞き覚 ....
お口からヘリウムガスが出てくるの フーセンガムでちょっとだけ浮くの
※遊び方.1
あなたが今日見る野球の試合で、あなたの応援するチームがひとつアウトを取るごとに、下の短歌から無作為に一首選び、声に出して読んでください。
雨天コールドなどによって短歌があまってしまっ ....
ふるさとは青い色した星でした捨ててきましたアナタのために
角のない犀は河馬ではありません愛に飢えてて尖れないのよ
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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