あの人が舐めるナイフの冷たさを頬で感じた(栗山千明)

実感がないというより年末の実感自体実在すんの?

泣き止めば殺さずにすむ恋心みどりの魚も赤く熟した

たましいになってしまえばたまし ....
ときどき思うんだ当たりかはずれか
そしたら考えるんだ、自分の力で、頭で

ときどき思うんだYesかNoか
そしたら思うんだ、他人が誰かを気にしているかを
自分であやつっているんじゃないかを
 ....
朝が来た起こそうとする君の手が震える今日も僕は死んでる

大量の雨脚が降る足音が強くなったり踊り出したり

ぼんやりとした水色の空の壁まん中にいつも僕がいること

リンリンと胸が高鳴るクリ ....
最近流行りの小説を 独りで朗読すれば リア充ごっこ


こどもたちのおままごとがリビングで勤労感謝という勤労


ブランコで一回りしてさかさまの上弦の月のぼり続ける


まだだよが ....
忘られぬ窓辺できみは啜り泣く ポインセチアは赤よりも赤

粉雪が遠くの街の灯を消して夜はゆっくり来る二十二時

「踊ろう」と処女雪踏めば燃える足/素敵なものは踏みにじるのだ

真夜中に音も ....
 ・まだなにも知らなかつた頃 まどかの笑顔まぶしき

 ・インキュベーター その澄んだ瞳になぜに邪(じゃ)はみあたらぬのか

 ・マミられし者よ 後につづく者たちの戦いが始まる

 ・音ゲ ....
すべての言葉

行くはずの頃の話

着くはずの場所のいつわり

言うはずの言葉の数

通るはずのある道

見るはずのない影

聞くはずになる神

知るよしもない自分

 ....
寒くなり冷たい頬に手を当てる温かい手は愛で出来てる

湯気が立つ朝食並び「いただきます」感謝の気持ち自然に生まれる

純粋に単純に出来ている世界自分自身も純粋になれ

寒さ抜け家に帰れば顔 ....
夏日の日暮れに朝に似る夏景色

夜風に響く異夜の予告

日暮れ間近の日が沈む

行く道反射用のあたりに間近の日暮れ間近の日暮れ

あー済ませ顔に浮かぶ心用あたりがみかけでために

 ....
マカロンの賞味期限のような恋 短距離走は息ができない 

「ゾウなのに鼻短くてゴメンネ」に首の短いキリンが涙

伸ばしてた髪を突然切ったのはショートカットが好みと知って 

「花の命短 ....
けがれよの ないほど ゆたかな おゆのなか じゆうときえた ねつをめで おう



ひのしたで はだしでちをふむ みみすまし ことりとおちる たましいをきく
水溜まり映る世界は本物か夢の世界に似て揺れている

駅を出て街へ繰り出す人の波幸せそうな顔に見えない

起きようとすればするほど寒さ増すような感じがして起きれない

寒い日は風呂にゆっくり ....
酒飲んで気分よくなり語り出す大学教授みたいに熱く

幸せを受け入れるほど幸せが勢いを増し押し寄せてくる

春色の服を着た人目の前に真っ白な冬に色を与えた

人形から視線を感じ振り向いた何故 ....
シュワシュワと溶けるカラダが愛おしい気血が巡り温もるココロ 出不精でデブ症 僕もあの壺を買えばモテモテ幸せになる 聴診器金庫にあてて頷いて「おめでたですね」中から赤子 冬風に呼ばれて振り返ざらねれば
      思い出したり親の付けし名

命なき草の喜びよさらさらと
      日差しさしこむ窓辺にゆれり
血液の色にどろりと赤黒く 淀む怨念のごと恋心

「くだらない」と一蹴してよ 頚椎にまとわりついた恨み、首ごと

汚らしい親父の娘麗しく「私がずっと守ってあげる」

煙草より酒より危ない薬よ ....
猫の友達になりたいと思うので猫のルールに従って生く フィアンセがいるなら先に言っとけよ口説くつもりで着た若狭湾 駕籠に乗り来てもらっても交通費払えませんよギャラも出ません むらさきの沁みわたる音風揺らし母傍らに我を生かした 結露に潤む硝子窓に指の跡透かして見れば犬が飢えてる

桜の下に死体があるとは思えずも掘り返しては徒労が慰め

蒼白の子供が眠るこの野にて銀色の風ほほをかすめる
冬の田の真白い雪をほおばって意味ないことをしているおのれ 落語するはずで入った園芸部「寿限無寿限無」と花を育てる カレー喰う人は誰でもインド人親のジョークを真に受け布教 つまらない思考に時間使わない無音のままの今を感じる

味噌汁を飲んで身体が温まる朝から元気湧き出る源

奥深く隠されている扉ある自分で見つけ自分で開く

太陽は光を惜しみなく注ぐ全てのもの ....
巨人とは皆が嫌がる悪役を買って出てますナベツネもです 初デート鼻毛を抜いてメイクして下着代わりに鎖帷子 しゅんしゅんと沸く湯気の上はがされていく、ボクののりづけ

きぶくれた冬の雀がひだまりでおとぎ話の続きをうたう

かあさんの手冷たいねりっちゃんの手はあったかいね

火傷した誰かの指のため ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
桃色の泡を吐き出す世界ではみどりの魚も赤く熟した木屋 亞万3*13/2/11 0:09
思うことダミー013/2/10 23:48
これからはあの子を探し続けるよ見つからなければ独りで死ぬさ木屋 亞万0*13/2/10 23:14
こどもごっこ中川達矢113/2/10 21:34
今冬ソリッド町子3*13/2/10 20:19
まどか絶唱(サブカル短歌&自由律)黒猫館館長213/2/10 2:41
_ダミー013/2/9 14:51
冷たい頬夏川ゆう113/2/8 10:18
ダミー113/2/7 16:43
うたらば「短」 15首北大路京介9*13/2/7 14:53
かなしみのつたえかたやや2*13/2/6 20:30
本物夏川ゆう013/2/4 8:41
熱く013/2/1 7:41
北大路京介213/1/30 11:21
不精113/1/30 11:20
213/1/28 11:06
あっはっはっ...013/1/27 11:38
妄執水瀬游113/1/26 1:52
猫の友達にあっはっはっ...013/1/25 18:43
北大路京介213/1/24 18:35
113/1/24 18:34
守り神詩貴013/1/24 12:06
ちょっとパロディー賛歌あっはっはっ...013/1/24 11:38
真冬榊 慧313/1/22 5:01
北大路京介213/1/21 17:49
カレー113/1/21 17:49
無音のまま夏川ゆう113/1/21 9:53
北大路京介313/1/19 13:11
213/1/19 13:10
放課後の音楽室でそらの珊瑚11*13/1/18 10:01

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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