ふたりしてつくっていたのは絵ではなくかたちでもなく額縁だった
鈍痛をめくりあげると赤蜻蛉 あしたはどこか遠くへ行こう
喋る書く読む聞く論じる酔う吐く泣く 触れて寄り添う布は看ていた
「見えたって平気だもん」売り場のポップ 戦友みたいに強そうな布
月曜は嫌だね♪けれども頑張ろう♪ Same ....
美術館独特な雰囲気醸し出す地味な絵画は印象薄い
空高く見つめて探し求めてた答えを出せた気分になった
木漏れ日が僕を優しく包み込む胎児の頃の母親の愛
小枝持ち砂浜に書く愛の文字隣の君も ....
下ネタをよく言うやつが結婚し言わないやつが損をしている
揺れる穂は黄金でした身の丈を思いつめてた遠い瞳に
みる先にレンゲシロツメ微笑んでひとり上手と夕陽とシチュー
白い靴手放したのは誰ですか問われてのぞむあの日遠くて
まなざし ....
秋風に頬を染めあげ吾亦紅 小首をかしげあなたを呼んだ
かくれよう さぁかくれよう、さみしさがやってくるまえ眠りのなかへ
疲れたと膝を抱えるきみのそば あしたのそらの尻尾をつか ....
東京に透明な孤独あるものかされど孤独に色あるものか
手のひらで掬った恋を握りしめ救えぬ愛に舌を打つ
太陽に守られ光浴びている君の視線が昨日より熱い
友達の瞳が少し哀しそう「何かあったの」と聞きたい気分
寂しさを見せないようにする笑顔君は隠し事出来ない性格
枝豆を食べ始めると止まらな ....
赤い夜青い列車が空を飛ぶ風の香りは寂しい黄色
花の下肩口に君の声聞く「きみがすきだよ」春の夜です
あなたの名を呼ぶと鈴が鳴るんです胸のはじっこ ちりんちりりと
道ならぬ恋と呼ばせぬわたしらのふわりやさしいあの抱擁を
....
ベランダで洗面桶に水を張りすくえないかと膝濡らすつき
まだこよみない縄文もあったろう月光をみてはら冷やすこと
中秋の名月ぷらす1しても、輝いてます。今夜もまた
真夏日に作ったハッカ油 ....
消しゴムと
同じ堅さで
勃起する
乳首しがんで
耳たぶを噛む
....
餅つきに飽きて兎はナイターで月の氷を滑っています
煮詰まった砂糖が夜に冷えていきゆっくり月はべっこう飴に
おつきさま あなたの裏は永遠に知ることのない孤独でしょうか
月明かり 独り寝 ....
粉々に木っ端みじんこ想い出を火薬の量で誤魔化している
キラキラと瞬くことが仕事です三日月の右やや斜めした
眠れずに消炭色にそまるきみ金平糖を抱きしめながら
星のない夜に星を数えています流れる星を貼りつけな ....
海風にめくれる詩集さらさらと夕陽が射せば金が散る窓
夕立が過ぎて誰かを恋しがる覗く青空痛みにも似て
潮騒が胸裡に満ちてはなれない朝に夕べに打ち寄せる君
かなしみは魚のよう ....
病院で気が遠くなる待ち時間診察室へ美人の患者
薬局で迷いに迷って買いました蜂蜜入りのリップクリーム
秋物を買おうと行った店先でつい手が伸びる夏の{ルビ値引き品=バーゲン}
肌寒くなると伸ばしていた髪を切りたくなるのはなぜな ....
小説や高村薫や読みてのちあきのながあめきとにつきけも
一杯の酒をすすれど空しゅうてこの酒になし何らかの意味
....
五円玉 募金箱の底 金属臭 人の世渡る手垢とともに
熱き血潮 関東一円に縁無く 3,4がなくて 御縁なし
願い事叶えるために生まれてる短冊に書く孫を見つめる
砂浜に作ったお城すぐ崩れる満潮になれば波に飲まれる
蒸し暑くアイスクリームすぐ溶ける夏の景色が揺らいで見える
飼い猫と野良猫の喧嘩 ....
どうしても会いたいという切実を部屋が知ってるテディが視てる
土日がこの世で最もつらい日日なぜと言わないあなたに言わない
過呼吸にエレベーターは狭すぎてあなたの分も呼吸してます
....
アメリカン・イングリッシュのかなしみのゆきつくさきのネイティブ不在
遠い日の記憶のままのアメリカはカリフォルニアの良いところだけ
どこまでも続く平野の真ん中の無人の駅にアメリカを{ ....
花盛り過ぎた売春婦が稼ぐ仮想セックスサイト運営
願い事叶えるための流れ星何度も流す飽きがくるまで
2次会で始まる喧嘩待っている酒と満月人狂わせる
かなしくてなみだをこぼす闇のなか気配はきみのただの面影
アルバムに辿るあの日のよろこびもいまは一人の愚図のため息
二十四わたしの歳はその時に綴じこまれてるスチールのまま
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