偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家 テーブルに相合い傘を彫りました結ばれることないふたりの名 君は舟でわたしの岸に逢いにくる瞳のおくの蒼いみずうみ


思いだけが{ルビ水脈=みお}引いてゆく水の上恋すればただ紅葉はあかく


言葉さえさらわれてゆく風の街耳から耳へささやかれつつ
 ....
一瞬の判断ミスも運命の一部だろうかカエルはカエル 消灯の厠

陽光指して

満ちる光子に

身震え
死んで又



砂に戻って








それだけだ










そんだけだけど
 ....
幾重にも重なった電線を通る穢れに、涙を流すかのように星は落ちた。 美しい上級生の正面に座って脚を組み替えてみる John Lennonモデルの眼鏡かけたってチャイナマフィアにしか見えないね ウォーラスはポールでしたと舌を出し皮肉屋らしくリッケンを抱け 哀しみに悲しみをブレンドして正解とする 許しがたい癖


安酒の孤独とマクドのミルクを注ぐ珈琲 ここだけの華


禍と無力に囲まれ 飲んだ珈琲 信じてたものを確かめる作業

 ....
珈琲の湯気に黄泉行く人を思いながら春待つ冬かな ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日

酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ

「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え

 ....
帰るよと言える国持つ君だから負けるんだよとアスファルトに書く 特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない アイドルの娘がくれた肩たたき券をヤフオクで売る父親 絶叫をしてるつもりで感嘆符チラシの裏に書き続けてる 欠けた口紅と

欠けたコンパクト、が

女には大事だった。
その鐘だけは
私に鳴らせてほしいと
跪いて
乞う
生きていても

老いても

病になろうとも

死にいたろうとも
水溜り

男は死に

葬式は

遺言に従って

和装
女の股に両の手を挟んで暖をとる冬 霧深し繁みに落ちゆく番の蝶は

子のなく故に水へ消えゆく
冬が来た
厚いコー ....
朝食は御飯よりパン選ぶ君異国みたいなリゾートホテル

無意識に知らないうちにやっている誰でも一つは持っている癖

ポケットに隠した言葉湿りがち陽射し浴びればキラキラ光

宇宙から送られてく ....
嫌な顔をした先生 でもフランクフルトを詩にしちゃいけない理由 なかった


いつの間に空箱になる ボンタンアメ 好物の似た大人と子供


欲しかった柔らかい胸で頬を埋めた 肌の ....
 木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙


 秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う


 街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で


 ....
美しく



 ....
女子大のキャンパスで上級生にナンパめいたことをされている 色付きのリップクリーム塗り直すあなたが全部持ってっちゃうから


コンビニで買った肉まん半分こ あれ?君の分皮ばっかりだ


静電気互いに走る手の痛み君にビリっときたあの冬の日

 ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
偽造した表彰状を玄関にいっぱい飾り誰も来ぬ家北大路京介713/12/12 23:27
テーブルに相合い傘を彫りました結ばれることないふたりの名213/12/12 23:27
岸辺にて[group]石瀬琳々4*13/12/12 13:28
一瞬の判断ミスも運命の一部だろうかカエルはカエル北大路京介613/12/11 23:11
「消灯の厠」宇野康平113/12/11 18:44
本日の短歌TAT2*13/12/9 21:43
「線の下」宇野康平313/12/9 16:12
脚を組み替えて佐野まこ313/12/8 21:55
John Lennonモデルの眼鏡かけたってチャイナマフィア ...北大路京介313/12/8 21:49
ウォーラスはポールでしたと舌を出し皮肉屋らしくリッケンを抱け213/12/8 21:49
クリスマスブレンド[group]深水遊脚9*13/12/8 19:19
「休息」宇野康平213/12/8 9:30
働く人のうた中村 くらげ1113/12/8 0:45
_もっぷ213/12/7 18:55
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない北大路京介213/12/6 19:34
アイドルの娘がくれた肩たたき券をヤフオクで売る父親213/12/6 19:34
絶叫をしてるつもりで感嘆符チラシの裏に書き続けてる113/12/6 19:34
「あの日、埋もれた顔」宇野康平113/12/6 0:25
見届けて。駒沢優希113/12/5 22:36
「沈黙」宇野康平113/12/5 17:31
「死装束」213/12/4 22:08
「肉の冬」213/12/3 23:15
「満月から三番目の夜」113/12/3 1:52
密かにたどるだけやったら無料やろTAT213/12/2 20:27
朝食夏川ゆう113/12/2 14:53
嘘の傷痕深水遊脚5*13/12/1 8:22
アイスクリームな夜石田とわ16*13/11/30 4:37
ボートはボート                  ファック ...TAT113/11/28 23:19
女子大のキャンパス佐野まこ113/11/28 0:52
人肌恋しい季節時子213/11/27 22:33

Home 戻る 最新へ 次へ
117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 

【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
0.58sec.