「急」のつくことが苦手で 喪主が務まらない不安 他人事の葬儀
「俺がやる」「私に任せて」「大丈夫」「はい」「すぐします」 10年続く?
終止符 書き方に癖のある私 いつ書い ....
しょうがない君を愛しているのだし見た目はたぶんサルノコシカケ
ダイキライ白い金魚が逆さまに泳いで赤く月は燃えてる
マニッシュな同級生の珍しいスカート姿にときめいている
やるぞおと 空に向かいてノド鳴らす 誰見ることもない 初霜の朝
みたことをみてないことにできないとその風景で秋の風鳴る
命日の早すぎるかな数えだすはじまりのきょうふた月も前
あの秋かあの冬か春か真夏には虹を二人でみる運もあり
去るもの ....
行き先の希望言うのをやめてみて確かに着いたここに十年
タバコ屋のおいちゃんが店閉めるってそうして町は暮れてゆくんだ
冬を待つわけは格別ないままに捲る日めくり明日燃えるごみ
....
親指が巻き爪だった一週間ビーチサンダル秋の風知る
あの頃にすがることしかできないとみあげる空に同じ月あり
台風が心を壊すほどの日に追憶のなかの秋晴れをゆく
暮れてゆくこど ....
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
国数と
英語と理科と
日本史で
満天を取り
連れてゆかれた
....
しなしななのに なんという瑞々しさよ 冬のほうれん草 おひたしの濃緑よ
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
満月の代わりに浴びた女から埃まみれの螺旋階段
錆びついた月に沈んでいく舟を助けずに飲むワインが渋い
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密
蝉が鳴き元気な夏を作り出す体は夏の暑さに負けそう
植物の種類多くて覚えられず似たような花集めた図鑑
近頃の子供は海を好まないプールを好む子供が多い
温泉に浸かり日焼けの跡が痛いヒリヒ ....
譲れない事があったらノーと言え
他に説明要らないでしょう
耳たぶをあまがみされて女の子どうしの夜はこれから始まる
細い線
ひとつひとつが
シャー芯の
ように硬い夜
いのち
つらぬく
人と会う
人死して葬式にあり其の場にて昔馴染みの人には会いけむ
人と会い話ありけり色々と各地に特色ありけることを
子羊を抱えて行きて救うこと神の愛にはあらぬやかと
二度寝からもう目覚めるな法師蝉恋と暑さで脳がとけてる
女子大でやけに仲良しの女の子二人を見ては弾ける妄想
おばあちゃんの猫はおばあちゃんの匂い 猫のおばあちゃんがいなくなっても
おぬし 忍びの末裔であるな 足音もたてずに猫が来る
どんなに寒い夜でも おまえだけは温かいゆたんぽ
ねずみがい ....
真っ白な砂浜に残る足跡が古い自分を表していく
何度夏迎えても汗吹き出した人魚の夢で涼しくなった
波音が微かに響く白い街陽射しが白を更に目立たせる
夏らしい格好をしてビール飲む微酔い加 ....
幸あれど 見向きせず背に 手を置けば 吐き出す口は なに口ずさむ
地球も 月も相手し 我友の でこの傷をも 生きる純情
冷笑 帰すところへ 照準をば 合わせ賜わる
音という大きなくくりのなかにいて 君の声だけ特別でした
もふもふとやわくてぬくい善きものがしっぽで返事 猫の縁側
履いてから捨てると決めた靴下をなぜだか今日も洗濯している
卵からひよ ....
「夏蝉」
念仏を唱えつ逝くや 潔し 路上とて悔やまず 山野をも望まず
「バスで見かけた女の子」
セーラー服の 襟に流れるは玉石か おさげを結わう 指の小さき
光差し込むバス中で ....
逃げてゆくよう金色の葉降る 喪った小鳥を探してしまう
決めることができないまま手を離し 昼夜を分かつひとすじの雲
夏の音が 暇つぶすため生きているような身体からふいに鳴るから
....
僕たちの名前は今や鴛鴦の夫婦を越えた仲良い喩え
短歌
タイトル
投稿者
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日付
いつか終わりは来る
深水遊脚
5*
13/11/22 22:44
しょうがない君を愛しているのだし見た目はたぶんサルノコシカケ
北大路京介
1
13/11/21 22:25
ダイキライ白い金魚が逆さまに泳いで赤く月は燃えてる
〃
2
13/11/21 22:25
マニッシュな同級生
佐野まこ
1
13/11/21 21:59
やる気、元気、から元気
bookof...
1*
13/11/21 8:50
十月のノートから3 (十首)
もっぷ
2
13/11/20 23:57
十月のノートから2 (十首)
〃
3
13/11/20 23:55
十月のノートから1 (十首)
〃
5
13/11/20 23:53
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋
北大路京介
6
13/11/20 22:14
別室に
TAT
1*
13/11/20 21:00
しなしな(自由律)
そらの珊瑚
9*
13/11/20 8:55
不機嫌な月に取り残されたまま孤独を抱いてサヨナラ地球
北大路京介
7
13/11/19 22:11
言い訳にならぬコトバに頷いてデコボコの月丸くしていく
〃
8
13/11/19 22:11
満月の代わりに浴びた女から埃まみれの螺旋階段
〃
2
13/11/19 22:11
錆びついた月に沈んでいく舟を助けずに飲むワインが渋い
〃
4
13/11/18 20:58
こめかみに満月を撃ち込まれても隠し通すよ僕らの秘密
〃
2
13/11/18 20:58
日焼けの跡
夏川ゆう
1
13/11/18 10:31
赤上げないまま白下げない
TAT
1
13/11/17 21:51
耳たぶを
佐野まこ
3
13/11/17 16:36
トンボ
TAT
1
13/11/16 1:16
人と会う
生田 稔
1
13/11/14 10:41
二度寝からもう目覚めるな法師蝉恋と暑さで脳がとけてる
北大路京介
3
13/11/13 13:32
仲良しの二人
佐野まこ
1
13/11/11 20:01
猫や 猫(自由律)
そらの珊瑚
15
13/11/11 11:07
白い街
夏川ゆう
1
13/11/11 10:36
純情
モティーコ
0
13/11/10 21:49
少し幸せになるおまじない
そらの珊瑚
10
13/11/9 0:07
夏につくったいくつかの歌
bookof...
1*
13/11/8 13:12
ファーストダンスはわたしと
キキ
2
13/11/8 0:00
僕たちの名前は今や鴛鴦の夫婦を越えた仲良い喩え
北大路京介
3
13/11/7 23:59
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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