シャッターの
陰で
あんたと





しりとりを
した
あやかしの雲を衣に昼の月
追ひて追はれぬひとの影かな


英京のたよりに遺す夏ひとつ
心おなじきかりそめの時


そのかみの文をうち捨てながむれば
君なくみつる月にもある哉


 ....
元旦にお雑煮のなし蜜柑なしされど思い出{ルビ遥遥=はろばろ}{ルビ響動=とよ}む


元旦にお雑煮のなし蜜柑なしされど思い出晴れ晴れと詠む
世界一バカなあたしを受け入れて世界で二番のバカになって もう二度と目覚めないかもしれないし愛をいっぱい載せたオヤスミ 薬指惹きつけられて迷い込みみそ一文字の迷路くるくる コーヒーの冷たいものを冬に飲むわたしのつむじは左巻きです 朝霧をわけてさまよふ黒き森
みれんの心花と咲きたり


都めぐる大路にあまた車なめて
君と見しかな百合の聖像


夕さればリラかをりたつ楽堂に
終はらざらましいにしへの曲


 ....
白菊のもとに霜おく朝ぼらけ
わが庵さしてひと訪はましを


小夜ふけて霙ふるなりひとり寝の
宿に荒れにし板庇かな


涙川凍る夜寒のわびしきに
心も知らで霰ふるなり


埋火の ....
時雨ふる鳥羽のわたりに駒とめて
うき身のほどをいかにとぞする


唐衣涙にそむる袖しぼり
深草のさと時雨ふるなり


返りごとなきぞかなしきね覚めかな
逢坂山に霰降るらし

砧う ....
あまたある想ひをなべてうち棄てて
など夢にたつ君がおもかげ
西向いてテディと布団にもぐる夜その方角に父の墓あり


三十分電車にまかせ揺られれば宙は星星ケチらないのに


父さんの部屋の片づけしていればあれもこれもみな形見ばかり


渋谷駅ハ ....
雨が降る外でじゃなくて部屋のなかそのなかに居るたぶん心に


灰色の脳細胞に時々はもう栄養をあげたくなくなる


お財布にいつもお札はないことに慣れてしまってそとは晩秋


この音も ....
沈みゆく箱は女が幼さを捨てた羞恥の塊であった マロニエの蔭にいこへる老犬が
主のパイプふと地に落ちぬ
パーシークリスマス号に乗り込んだ いい年も過ぎた大人がひとり


到着時 乗り込んだとき 走行中 子供がはしゃぎ デジカメパシャパシャ


外装と内装 派手目 子供たちと鉄道マニア ....
お互いが婚約指輪用意してサンタになった聖夜のパーティー ケチャップと青のりかけたタコ焼きに金箔載せてクリスマス会 遠い日の朝焼けのなか笑む君に
贈る心の永遠のうた
眠れない夜の睡魔の召喚に英語の本を開いてZZZ(ずずず) 年ゆきてかへり見すればそのかみの
君がおもかげとはに美はし
泣いた顔

輪郭伝う雨、

濡れた路

振り返る君に

幸多かれ
今日は
残りの人生
始まりの日
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏 歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋 青黒い朝の冷気を裡に受け 傷心よそに竿背負いゆく ミルテ咲くロオヌのほとり馨りたつ
睡れる君が黄金のみぐし
ミルテ咲くロオヌのほとり馨りたつ
睡れる君が黄金のみぐし
一通のメールに込めしあの思い 叫ぶ心に君気づかずや
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
初恋TAT2*14/1/3 23:10
夜思織部桐二郎114/1/2 7:43
元旦 2014[group]もっぷ4*14/1/1 18:34
世界一バカなあたしを受け入れて世界で二番のバカになって北大路京介414/1/1 11:28
もう二度と目覚めないかもしれないし愛をいっぱい載せたオヤスミ314/1/1 11:28
_もっぷ3*14/1/1 11:01
113/12/30 19:06
佳日行織部桐二郎1*13/12/29 6:31
残灯帖013/12/28 4:07
玲玉詠草013/12/27 3:44
Tristis est anima mea0*13/12/26 2:44
十一月のノートから2 (十首)もっぷ313/12/25 14:04
十一月のノートから1 (十首)213/12/25 13:48
「夜行」宇野康平113/12/24 18:28
La midi織部桐二郎013/12/23 22:47
私を解除深水遊脚1*13/12/23 18:36
お互いが婚約指輪用意してサンタになった聖夜のパーティー北大路京介213/12/23 12:44
ケチャップと青のりかけたタコ焼きに金箔載せてクリスマス会413/12/23 12:43
offrande織部桐二郎013/12/22 22:40
眠れない夜の睡魔の召喚に英語の本を開いてZZZ(ずずず)北大路京介613/12/22 12:30
Romanze織部桐二郎1*13/12/21 22:25
「雨と輪郭」宇野康平113/12/21 19:05
朝目覚めたら。駒沢優希313/12/21 15:35
寝る前に愛していると言う声は起こさないよう小さな声で北大路京介8*13/12/21 11:34
アイドルの水着写真を見るたびに君がゴメンと謝って夏413/12/21 11:34
歳時記に君の名前を書き込んで松尾芭蕉を越えるのも恋313/12/21 11:34
無題gorses...1*13/12/20 22:23
ma beaute織部桐二郎1*13/12/20 22:12
_013/12/20 22:11
無題gorses...3*13/12/19 21:51

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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