鳩時計神輿に載せて祭り中ピッポーピッポーワッショイワッショイ
焼きたてを言い訳にして明日の朝食べるはずだったメロンパン喰う
不完全な春に花を盗もうと今から用意している
星が堕ちても拾わないで誰のものでもないのだから
約束って悲しい響き裏切りを孕んでいるから
一足飛びに人生を俯瞰してでも今が好きなんだごめん ....
もう会わない人が夢にあらわれて息子と夫に背を向けている
初恋は夫なんです本当に誰に言い訳しているのやら
日曜日夫のてづくりおにぎりを大きな口で子と食べる ....
昔の日もらいし歌の一首をば失いにけり惜しからざらめ
いまも妻傍らにありすやすやと何を夢見る寝床にありて
街道に花の夢みる晩冬に
ラムコーヒーにひと夜明かしつ
バラバラと
....
店員に生活知られないために要らないものも買ってカモフラ
何回も思い出してる別れた日主演女優の歳に追いつく
盗まれることを見越して上履きに即効性の毒を塗ってる
こんにちはこれから始まる戦争の概要少しお伝えします
この文に句点打ったら次体育、読点ばかり走らせてる子
立駐でパチンコ玉を拾うのはまぶしい銀の少年でした
やまいだれ取ってくださいそう ....
夢中夢で「おいで」と私を呼ぶものは長さの同じ八本の指
ひとつ、ふたつ、とらえた蝶を蜘蛛の巣へ放った自分の背中はみえない
泣いているあの子を眺めていたいのに邪魔だてをするあの声あの手
丁寧に積み上げられたミニチュアの城を崩し ....
鳥葬の風習のある国にいて選べるのなら赤のくちばし
さわやかな羽が生えてたあのころをかゆい背中が思い出してる
おい悪魔お前の口の中にあるびいだますぐにぺっと吐き出せ
教室にいっぴきの夜 ....
美しい花がポエムを描かせる野に咲く花は表現豊か
先週の暑さ最後に寒くなるコマーシャルから夏が消えてく
聞かないで聞いてくださいどちらなの?心に重いものがある後輩
瞼から零れる涙星にな ....
....
わが背子に告げむと思ひし春とほし つぼみぬ梅に雪の降れれば
ひさかたのあまぎる雪そ梅が枝の 花とも見えずつもりぬるかな
あをによし奈良の都の大雪や 散りかふ花を夢にも見まほし
オレが抱枕になってあげようか独り言にもカビが生えてる
折りたたみライフルはある傘がない誰かが迎えに来ることもない
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ彼が名前を書くことはない
うっかりとすずめの焼き鳥食べてから雀の顔を直視してない
何年も開けられてない旅行カバンとんでもないうっかりが出てきそうで
ガソリンいれるとこなんで開けっ放しなん? 娘の指摘にうろたえて あ ....
卓上の香豌豆ふくらんで実家とは無銭飲食赦されし場所
黒森に雪割草のひとり咲き
霧氷煌めきいやとほき春
言っておくわたしはツレナイおんなだよ 太陽ならばうお座に座る
水族館土産に買ったぬいぐるみ自分のものにしたけど何か?
さかなたち胎児にぴたり寄り添ってうたう歌なら月も聴いてる
....
回向院眠るあの仔はどうしてる年あらたまり陽はやわらかく
元旦の部屋暖かく恵まれて初詠み刻む亡き父の{ルビ時間=とき}
一月のなみだはじめてこぼす日の夢で会いたいたましいふたつ
....
ほの白き布に付けたるふた色の花の模様もいと床し
コサージュの部屋のもようのただ中に座しし二人のクリスチャン
妻描きし西洋風の水彩に目を離さずに見ておりしかも
吾ははた人にありせば何人 ....
満タンの花鳥風月 信長の腕に巻きたし『LOREX』を
好き嫌い多い親父に好き嫌いするなと言われ育てられ鬱
カクテルの辞典を読んで飲んだ気で酔った振りして男を口説く
飛火野ゆふりさけみれば真白にそ
春日の山に雪は降りける
短歌
タイトル
投稿者
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日付
鳩時計神輿に載せて祭り中ピッポーピッポーワッショイワッショイ
北大路京介
0
14/2/28 21:49
焼きたてを言い訳にして明日の朝食べるはずだったメロンパン喰 ...
〃
3
14/2/28 21:49
不完全な春
梅昆布茶
10
14/2/28 20:01
初恋
小原あき
4*
14/2/27 13:19
妻の歌
生田 稔
3
14/2/27 9:32
望春
織部桐二郎
0
14/2/27 7:29
白夜
TAT
0
14/2/26 0:52
店員に生活知られないために要らないものも買ってカモフラ
北大路京介
3
14/2/25 20:12
何回も思い出してる別れた日主演女優の歳に追いつく
〃
2
14/2/25 20:12
盗まれることを見越して上履きに即効性の毒を塗ってる
〃
2
14/2/25 20:12
失せ物(2013.8〜2014.2)
新嶋樹
1
14/2/25 0:58
ぐ
有無谷六次元
0
14/2/25 0:55
◆美しい修羅
[group]
千波 一也
0
14/2/24 22:51
けだものたち(2013.11〜2014.2)
新嶋樹
3
14/2/24 16:20
後輩
夏川ゆう
0
14/2/24 9:08
タイト・ナイト
TAT
0
14/2/24 3:52
大雪の降りたる日に作る 三首
藤原絵理子
1
14/2/23 20:55
オレが抱枕になってあげようか独り言にもカビが生えてる
北大路京介
4
14/2/23 18:29
折りたたみライフルはある傘がない誰かが迎えに来ることもない
〃
0
14/2/23 18:29
ウケグチノホソミオナガノオキナハギ彼が名前を書くことはない
〃
2
14/2/23 18:29
うっかり
そらの珊瑚
7*
14/2/22 12:01
残留思念
鉄原 鉄教
2
14/2/21 14:50
Winterwald
織部桐二郎
1*
14/2/21 7:33
さかな (一〇首)
もっぷ
4*
14/2/21 2:02
元旦二〇一四 (一〇首)
〃
2
14/2/20 14:05
コサージュ
生田 稔
2
14/2/19 22:13
残留思念
鉄原 鉄教
0*
14/2/19 20:42
好き嫌い多い親父に好き嫌いするなと言われ育てられ鬱
北大路京介
3
14/2/18 9:47
カクテルの辞典を読んで飲んだ気で酔った振りして男を口説く
〃
1
14/2/18 9:47
大雪の日飛火野に遊び本歌取りにて作る
藤原絵理子
1*
14/2/17 22:56
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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