誰ひとりみてない笑みがまたひとつ荒川で身投げしたような夜
誰ひとりみてない夜がまたひとつ荒川で身投げしたような笑み
比喩ではない 武器を用いて空想を人に押し付け 許された者
罰を受ける幸福をポロスに説いたソクラテス読む初等教育
くぐもった大音量の泣き声が置き去りにした 犬のおまわりさん
....
『いつの日か魚になってあの人に食べられることそれが夢です』
海草が足に絡まり動けない傷付け合った二人の代償
唇は奪うものだと知った時魚の情事を悲しく思う
つま ....
横顔からわかる嘘睫毛を瞬かせても右手の指の動揺はごまかせない
無機質にキャミソールの下を探る指どうしてもならあたしじゃなくても
酒ならばここじゃなくても飲める夢生き急いでトばさくても
....
今朝きみが脱いだパジャマを畳む、いまごろきみはかれと寝ている
しんぞうにおおあながあいたときだけ撫でるのでいい、きみのねこだし
バリンって突きぬけた街なかで恋人繋ぎするじっぽん ....
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個
弁当に嫌なピーマン入ってて真希子の口へ運んであげる
まんまるの月を見飽きてから眠る朝が来るまで見上げても良い
ざりざりと行軍をするつむじたち、生活のため波に飲まれて
ストーブのやかんよろしくシューシューとため息を吐く汽車じゃないのに
ひそやかに皆息を詰めているのに足音電車耳を壟する
....
下の毛の白髪数えて笑いあい 少し長めに撫でて濡らした
パスミスをパスミスにしない聞き方で心を溶かすけれど触れない
見る見ない見てほしくない見られたい 知り尽くしてる視線が愛 ....
夜爪を親に見せつけながら切る口笛も吹く食べてすぐ寝る
喉元を叩きながら扇風機の風浴びワレワレワウチュウジン
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
親不知抜いて輪郭腫れているこんなときほどデートの誘い
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール
送り合うおやすみメール夢でまた今日のデートの続きをしよう
さくら花、いつか出会いを繰り返し君のひとみにこぼれるバラッド
花弁に触れてひかりは遠ざかるこのひとひらに惑うこころを
新緑の夜の涙になきぬれてまどろむ夢に風は滴る
いつか ....
会社まで歩く毎日心身と靴の踵がすり減っていく
坂の上後ろ振り向き見る景色夕暮れの街夜と戯れる
意識だけ宇宙へ飛び出し旅に出る暗い宇宙の光は道しるべ
満月の光が強く差し込んだ隣に誰もいない寝室
スーパーでつい色々と買ってしまうどの ....
青白い闇に虫の音月夜の音広くて深い空を仰げば
ヒト成長ホルモン射って人として成長したいなメッシみたいに
ひょっとして英語読みだとライオネルメッシーかって最後伸ばすな
一生の趣味にしようとしてたのにタップシューズは押入れの奥
誕生も初寝返りも初節句も「おめでとう」言いこれからも言う
先輩の肌に初めて触れたのは卒業式の胴上げでした
すぐ
急に
なんで今?とか
ゆわれつつ
....
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
あの頃はただ遠くから見ていたの同窓会は隣に座る
本当の涙は右目から溢れ芝居の涙は左で光る
朝起きて顔を洗って朝ご飯作って食べて今日がスタート
ブランコでどっちが高いか競い合う一番星に出逢える時間
初雪が平年よりも早く降る厚着姿が印象的な冬
部屋静か柱時計の音もなく一人暮ら ....
ゴジラ対メカゴジラ対オレならば、どちらの足に踏まれるんやろ
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
夜 ⇔ 笑み
もっぷ
4
14/7/6 1:22
手遅れと言われても
深水遊脚
2*
14/7/5 15:10
海に沈む
永乃ゆち
3*
14/7/5 4:43
Y.Yに告ぐ
ガリアーノ
0
14/7/4 21:08
百合短歌
凍湖
3
14/7/1 9:51
弁当のおかず多くて純ちゃんの弁当箱へ玉子焼き2個
北大路京介
3
14/6/30 20:54
弁当に嫌なピーマン入ってて真希子の口へ運んであげる
〃
4
14/6/29 20:40
まんまるの月を見飽きてから眠る朝が来るまで見上げても良い
〃
1
14/6/29 20:40
駅で(冬に)
凍湖
1
14/6/29 5:44
愛撫
深水遊脚
1*
14/6/29 0:39
夜爪を親に見せつけながら切る口笛も吹く食べてすぐ寝る
北大路京介
2
14/6/27 20:21
喉元を叩きながら扇風機の風浴びワレワレワウチュウジン
〃
1*
14/6/27 20:21
友だちは百人できなかったけど大事な人に会えた学校
〃
4
14/6/26 20:19
親不知抜いて輪郭腫れているこんなときほどデートの誘い
〃
0
14/6/26 20:19
おやすみのキスして君と眠る日がくるまで送るおやすみメール
〃
6
14/6/24 18:21
送り合うおやすみメール夢でまた今日のデートの続きをしよう
〃
0
14/6/24 18:21
バラッド
[group]
石瀬琳々
3*
14/6/24 13:56
会社まで歩く毎日心身と靴の踵がすり減っていく
北大路京介
2
14/6/23 13:52
寝室
夏川ゆう
0
14/6/23 7:48
夏の魅力は夜にあり
Neutra...
1
14/6/22 23:12
メッシ短歌1
花形新次
0
14/6/22 21:46
一生の趣味にしようとしてたのにタップシューズは押入れの奥
北大路京介
3
14/6/22 13:51
誕生も初寝返りも初節句も「おめでとう」言いこれからも言う
〃
0
14/6/22 13:51
先輩の肌に初めて触れたのは卒業式の胴上げでした
〃
4
14/6/21 12:33
正しいキスのしかた
TAT
0
14/6/20 21:29
出産を終えた私に指立てて「グッジョブ!」と言う2歳の娘
北大路京介
8
14/6/20 12:28
あの頃はただ遠くから見ていたの同窓会は隣に座る
〃
4
14/6/18 11:33
本当の涙は右目から溢れ芝居の涙は左で光る
〃
5
14/6/17 11:22
一人の時間
夏川ゆう
1
14/6/16 7:41
ゴジラ対メカゴジラ対オレならば、どちらの足に踏まれるんやろ
北大路京介
2
14/6/15 10:57
105
106
107
108
109
110
111
112
113
114
115
116
117
118
119
120
121
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125
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128
129
130
131
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133
134
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137
138
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140
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145
【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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