とんかちでとんちんかんをたたきだしエッヂできいためがねでみてる 漆黒の 闇を含んだ 雨露は 心に憂愁を 染み渡らせる
人々は眩惑し 物憂さにくたびれ 空虚になって忿怒する
時に自棄になるが しかしどんな形であろうとも 心を潤す雨露なのだ
観覧車「天気予報がはずれたらお月見しよか」「しなくてもいい」 耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか 影が道路に映る
ただそれだけで どんなに悲しくとも
私が生きていることを教えてくれる
海沿いを走る電車に運ばれる海のイメージしかない故郷

目の前に広がる海に手を伸ばす天然のものに心惹かれる

頬杖をついて妄想巡らせる現実離れするほどリアル

染み渡るピンク色した愛の色子供 ....
デジタルの文字の数だけ姿見せラインのように近くて遠い

退屈な私たちに夜を置くスマートホンの便利な夜明け

東雲を鎌で研いだ三日月は昨日噛んだ爪の歪さ

山間を染め逝く夕陽の亡骸が蝉 ....
ツナの缶を洗って切った手のひらは撫でる義務から逃げ出したくて


塩鮭と白飯に泣いた人がいる 切り身に塩をふって寝かせる


破裂した冷凍コロッケ冷飯と混ぜて炒めて皿にのせ焼く
 ....
遠吠えが連鎖してゆく昏れた空おおかみだったチビとかルルの

むしのねがあんまり近くにいるもので内なる声かと耳をすますよ

秋の日に縁もゆかりもなかった人と過ごした時をたどってみたり

はら ....
この路地のつながる先がどこなのか知るはずなのにわからなくなる

とちの実が落ちてきますと言うから手を繋いで走った

ほとんどがみどりの中にひとふたひら色素の薄いきみの熱情

内陸の町の夕陽 ....
落とし穴 落ちたことは 
他人(ひと)のせい 
這い上がったのは 自分の力
もう少しバスを待てれば乗れていた機関銃より雨は激しく 五つ葉のクローバーなら要らないわ(女は少し嫌な顔して) 長き夜夢とはぐれし独り身の思ふ彼方に誰の寝るらむ

長き夜の闇埋める雨降りしきる木々の葉耐えて庭も眠らじ

長き夜待つは静かな夢なれどなぜ鳴り止まぬ不安の鼓動
ナ、ナ、ナナジュウキュウエン!救援を求ム。そうゆうことにしておくから


くるくるうシンケイスイジャクわたしのこきゅうはちきゅうをゆがめつつ

つつがあるちょこっとかじるチロルチ ....
あなただけ魔法にかからないみたい私のことを好きと言うから 昨年はシーツを抱いて見上げてた花火大会雨天で中止 万華鏡がはじけたようにピアノ弾く夏の夜には花火のピアス ひとしずく、落ちて夜明けを目覚めゆく{ルビ希=ねが}いを祈りを君の瞼に


白い鳥ふいに飛び立つ{ルビ海岸=うみぎし}に遥かな時をひとを忘れる


また夏に帰ってゆく旅誰もいない駅にまどろ ....
正しさを振り回して攻撃するな自分でやれと正しさがいう


ゼムクリップのゆるい縛りで強さよりは声かけて離れて声かけて


「嫌だ」を公開処刑で奪い去る 少女のそれを無視した罰で
 ....
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ 波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも 燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙 人差し指 小さな掌で掴み 握り返すとまた強くなる

散らばったおもちゃの端を甘く噛み 濡れているほど好きの順番

もうすぐ産まれてから半年になる 新しい歌また覚えたよ

眠る子の顔を真上か ....
わあわあと脈略のない会話の後すとんと眠る君羨まし

悪夢でも構やしないと待ちわびる瞼を閉じてじっと堪えつつ

からからに渇いたのどを潤しに台所立つ顔青白く

そのままに今朝を迎える覚悟なく ....
煌々と灯す深夜の罪悪感世界を敵に回した気分 猫見知りする猫のこと草のことなどを束ねる点滅信号


ノスタルジアへの切符は枯草色、少女と猫にだけ売られる


めくるめくつなぎ目の芽よその先にそっぽむく猫のしっぽはシグナル

 ....
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身 雨宿りしてる美人に配る傘開けば俺のメールアドレス 眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
_阿ト理恵0*14/9/30 21:38
苦い雨露陽向1*14/9/30 15:46
観覧車「天気予報がはずれたらお月見しよか」「しなくてもいい」北大路京介114/9/29 0:11
耳または鼻からネジが落ちますが何科に行けば良いのでしょうか214/9/29 0:10
陽向4*14/9/28 17:55
妄想夏川ゆう314/9/28 17:16
夜を置く為平 澪5*14/9/28 1:32
花焼売深水遊脚0*14/9/27 21:22
むしのねそらの珊瑚614/9/27 9:57
もりおかフユナ714/9/26 21:59
それも落とし穴陽向2*14/9/26 21:51
もう少しバスを待てれば乗れていた機関銃より雨は激しく北大路京介514/9/26 21:46
五つ葉のクローバーなら要らないわ(女は少し嫌な顔して)214/9/26 21:46
長き夜 三首森川美咲1*14/9/26 4:54
79円阿ト理恵7*14/9/26 0:31
あなただけ魔法にかからないみたい私のことを好きと言うから北大路京介614/9/24 20:15
昨年はシーツを抱いて見上げてた花火大会雨天で中止114/9/24 20:15
万華鏡がはじけたようにピアノ弾く夏の夜には花火のピアス314/9/24 20:14
ひとしずくの夜明け[group]石瀬琳々4*14/9/24 14:07
嫌だ深水遊脚4*14/9/23 8:32
君の背に蝉の抜け殻引っ掛けた俺の前世は湿気た花火だ北大路京介314/9/22 18:22
波音とスターマインの破裂音君と聞けるか次の夏にも314/9/22 18:22
燃え尽きる花火の光月明かり真夏の風で震える涙214/9/22 18:21
うちの子のうた中村 くらげ4*14/9/22 0:32
夜明けに 五首森川美咲3*14/9/21 5:51
煌々と灯す深夜の罪悪感世界を敵に回した気分狐ヶ崎014/9/21 3:13
猫と信号機阿ト理恵4*14/9/19 21:56
空腹時前世で食べたういろうを思い出すから名古屋出身北大路京介414/9/19 0:55
雨宿りしてる美人に配る傘開けば俺のメールアドレス014/9/19 0:55
眠れない夜に数えた星たちの引力を浴び空へ落ちゆく214/9/19 0:55

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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