双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく
クチビルがくちびるになり結び合うイランイランを言い訳にして
二十八センチの赤いパンプスがあるから長いスカートを履く
弟の寝こみを襲うお姉ちゃん細身ヤンデレ美人にかぎる
キャラメルの箱に天使は住んでいた君に伝える前にサヨナラ
マスタード多めにかけて齧りつくフレンチドックと無くしたい過去
天邪鬼だから嫌いと言われたい結婚なんてしたくなかった
タブレット端末耳に押し当てて電話している深センの人
救われぬ魂に向け歌唄う少女の声がときどきズレる
親戚を名乗るヤクザが本当の父だと告げて義父は旅立つ
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの
「今のそれ、つばさ骨だよ」(耳付けてみると微かに空が鳴ってる)
桃の星 えいえんを信じてなくたってすきだとちゃんと言えた頃
(信じても信じなくても)(僕の目はう ....
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空は明るい
突然に触れられる肌蒸発し線香花火見たくない夏
キッチンで喧嘩するのを避けたくて夜景が綺麗な場所に連れ出す
こじれた風をみおくってためいきのゆくえざわめきみもふたもなく
はじめてのうそつきましたうそのうそつきましたうそつきましました
泣いててもかわいいが無敵なうちにぜんぶくだ ....
ブランドのバックの中に流れ星集めて明日換金するの
何回も繰り返す闇評価され光をはらむ赤いカーテン
初恋の女の名前打ち込めば第二検索ワードに不倫
水門を流れさりゆく紅葉あり遠いあの日のサンクチュアリで
あたたかな煉瓦色したスカートでくるくるくると回るよ君は
まっ白のベッドのうえで潤むきみ瞳のなかに踊るオーロラ
オーロラと手をつ ....
水鳥の闇よりふいにはばたきてひかり残れり屋根と水面に
一片のひかり灯れる部屋を出でタバコ吸いのちまたそへと入る
カナリアの歌に合わせずカチカチとメトロノームは冷たく動く
天然のボケに憧れてると言う天然ボケの春ちゃんも古希
マスカラを睫毛の裏に塗りつけて過去の自分にもう戻らない
真夜中に発光している緑、緑 あの日の電話ボックスはどこ?
信号機変わる直前走り出す少年少女のような青空
古本屋に眠り続ける文庫本 赤子のきみが手にとる日まで
いやらし ....
ヒョウ柄のブラジャーすれば少しだけ強い女になれちゃうのです
キャミソール細い肩紐に見せかけて女の紐はほんとは太い
ふわもこが恋しい季節になりましてしーんと冷えた足のゆびさき
てぶくろ ....
明け方に揺れる満月悪夢だと思いたいけど酷な現実
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底から抜け出せぬまま
ひとりでに鳴り出すRADIOオチのない話のあとに懐かしい歌
「あの、ねえ、きみ、(白身はいらない)そういうから、すっかり慣れたのよその味に」
殻割りて ごはんにかける 黄身あらば 白身なきものと 君し思はば
惜し ....
短歌
タイトル
投稿者
Point
日付
双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく
北大路京介
2
14/10/18 21:47
クチビルがくちびるになり結び合うイランイランを言い訳にして
〃
1
14/10/17 21:48
二十八センチの赤いパンプスがあるから長いスカートを履く
〃
1
14/10/17 21:47
弟の寝こみを襲うお姉ちゃん細身ヤンデレ美人にかぎる
〃
0
14/10/17 21:46
キャラメルの箱に天使は住んでいた君に伝える前にサヨナラ
〃
3
14/10/16 10:52
マスタード多めにかけて齧りつくフレンチドックと無くしたい過去
〃
0
14/10/16 10:52
天邪鬼だから嫌いと言われたい結婚なんてしたくなかった
〃
0
14/10/16 10:52
スマホ短歌多分2
花形新次
0
14/10/15 21:28
救われぬ魂に向け歌唄う少女の声がときどきズレる
北大路京介
2
14/10/15 10:39
親戚を名乗るヤクザが本当の父だと告げて義父は旅立つ
〃
3
14/10/15 10:39
美味しいと喜ぶ顔があったから料理に燃えることもできたの
〃
2
14/10/15 10:38
秋の星
初谷むい
2*
14/10/14 0:00
両頬を打たれたほうが気も済んだ愛に飢えてる空は明るい
北大路京介
4
14/10/13 23:33
突然に触れられる肌蒸発し線香花火見たくない夏
〃
3
14/10/13 23:33
キッチンで喧嘩するのを避けたくて夜景が綺麗な場所に連れ出す
〃
9
14/10/13 23:33
風のはじまりをあなたは知っていますか?
阿ト理恵
12*
14/10/13 22:06
ブランドのバックの中に流れ星集めて明日換金するの
北大路京介
1
14/10/12 23:30
何回も繰り返す闇評価され光をはらむ赤いカーテン
〃
0
14/10/12 23:30
初恋の女の名前打ち込めば第二検索ワードに不倫
〃
0
14/10/12 23:30
サンクチュアリ
草野大悟2
1*
14/10/12 20:17
水鳥の闇よりふいにはばたきてひかり残れり屋根と水面に
レシート
0
14/10/12 0:41
カナリアの歌に合わせずカチカチとメトロノームは冷たく動く
北大路京介
4
14/10/11 23:24
天然のボケに憧れてると言う天然ボケの春ちゃんも古希
〃
1
14/10/11 23:23
マスカラを睫毛の裏に塗りつけて過去の自分にもう戻らない
〃
0
14/10/11 23:23
きみから奪う
本木はじめ
4*
14/10/11 17:49
ベッドでは香水だけをつけるなど、一生縁のない日々のつれづれ
[group]
そらの珊瑚
19*
14/10/11 11:24
明け方に揺れる満月悪夢だと思いたいけど酷な現実
北大路京介
3
14/10/10 23:08
焼きたてのシナモンロールを頬張れど虚無の底から抜け出せぬまま
〃
5
14/10/10 23:08
ひとりでに鳴り出すRADIOオチのない話のあとに懐かしい歌
〃
1
14/10/10 23:08
しろみときみの二律背反(たまごかけごはん風味)
あおはらかん...
1
14/10/10 16:52
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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