優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私 痙攣も一つのちいさき愛なるか吾が身ふるわせ何を告げたし


三歳がみあげしきみはいまは骨あおぞらならばいま秋立ちぬ


春の日の嵐ほどにも鳴らぬまま秋風ゆきぬ手荷物もなしに


そと ....
{引用=
パーティ




さらりーまん・まんいんでんしゃ・はいいろのエレクトリカルパレードみたい


ニセモノの綾波レイにサヨナラを これもぼくらの作詞作曲


は ....
陽当たりがいくら良くても 部屋は部屋 風は吹かぬがあなたもいない 見渡せばひろい病室 
ぼくたちの知覚過敏の火花がきれい



真夜中のシンクに細く漏れている
何処か遠くの国に降る雨



つかいかたおしえてもらった錆びた鋏 
おま ....
ドライブ中互いに無口になる時間夕暮れの息吹に惹かれる心

星を見て宇宙と一つになった夜豊かな流れ引き寄せる夜

家の中あちらこちらにある時計どれも微妙に違った時間

早朝の街に灯りがつくよ ....
松の木の吐瀉の薫は 昔日の落武者か昨日の酔っ払いか


法律と噂話で塞がれた言葉こぼれる針山の上


光のない部屋を満たした粘い黒あなたと吸い込み汚しあう夜


芯が熱く眼を ....
ゆるりきしませ君連れ去りゆく列車
顔そらすべきにのびる影
くれないの実が探されるふゆの日にもどって会いたいきみの最期に


夏ならば写真のなかできみ笑うふゆなら息せぬきみ棺のなか


泣いたって肩に置かれぬ手を想いあたらしい猫はわが手に要らぬ
 ....
十年は履き続けたか吾がブーツいのちの終わり見えてきた朝


原風景がなぜか田んぼの都会の子いつかの旅の思い出なのか


「{ルビ時間=とき}は在る」「いや時間はない」論じ合い夜明けもなくて ....
ただ待ってる何の予定も無い部屋でたとえば電話鳴るの待ってる


きみ在りし日には月並みだったねと幸福にいま謝っている


さよならもありがとうもない臨終を待つだけかなとほんとを想う

 ....
大雪が降ると伝える天気予報あまり降らない場所にも降ると

植物に話しかければ返事する水が足りないそう言っている

複雑に入り組んでいる下町の迷路のような道を散策

眠れずに色んな想い駆け巡 ....
トラボルタ通るところにトラブルありナイトフィーバー💃
ナイトフィーバー💃
ゆるゆると水平線を越えていく居眠りという舟にゆられて

カーテンに映す葉陰はモノトーン秋の陽射しはながながと伸び

世界が白く息をして私の眼鏡は優しく曇る

きのこと胎児の水分量 イコール ....
遠くより 近くの方が 大事なの 足を動かす それなのに 傷ひとつ負わないために纏う黒 磨いた爪で掻き鳴らすギター


縦横のパステルカラー過去形の絆ぬくめるクリームシチュー


空焚きで割れた土塊不機嫌を怯え見上げる視線から逃げる

 ....
ただ過ごすことだけできる動物の輪郭線をなぞってみても 脳みそがシアワセに焼けきったあと生まれ変わって受ける祝福 第三の目に受け入れる真実が言葉を海に還してΩ(オメガ) 入れ替わる陰と陽との境界が消えて宇宙は加速していく 嵐などわすれたみたい水たまりあおいろの出身地は想ひで


きみのとなりにいるわたしが足りない肝に命じてあとどのくらい


気配消す秋のじんちでじーんとなしてねとじーんとしとねしとね ....
新しいノートに書いた恋の詩潤った心湧き上がる想い

気紛れな冬の寒さに左右され厚着のままで軽く汗をかく

押し寄せる会話に心傾ける初めて聞いた君の思い出

鞄には収まりきらない幸せは減るこ ....
振り返る 誕生日の 雫たち 今君の声 泳ぐ音たち 窓ならば壊れて開かぬこの部屋になにゆえ来れた荻の便りは


夢のなかだけの花野で写真機はわたしに抱かれすみれをさがす


ポッケにはいっつも穴が空いていて薫る想いに信号はない


夜 ....
トラウマを洗い流してくれる雨降らし続ける甘美なケモノ 繋がった背骨ふたつが龍になり雲をつき抜け起こすカミナリ 双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく クチビルがくちびるになり結び合うイランイランを言い訳にして 二十八センチの赤いパンプスがあるから長いスカートを履く 弟の寝こみを襲うお姉ちゃん細身ヤンデレ美人にかぎる
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
優しさがモニター越しでも泣いた日を懐いて今でも生きている私もっぷ414/11/17 1:57
「エチュード」 2014.11.16 (一〇首)[group]2*14/11/16 21:08
タイトルのない絵本しろいろ7*14/11/16 16:33
部屋はるな414/11/15 14:41
ハイアトしろいろ4+*14/11/14 0:09
ドライブ夏川ゆう314/11/11 6:23
吐瀉の粒子深水遊脚7*14/11/10 12:01
はたして増えていくのかしらん裃左右之介114/11/8 15:16
「あさがお」2014.08.13 (一〇首)[group]もっぷ2*14/11/5 21:51
「哲学ごっこ」2014.08.24 (6首)314/11/5 21:45
「だいじょうぶ」 2014.10.15 (9首)314/11/5 21:32
植物夏川ゆう114/11/5 14:42
トラボル短歌1花形新次014/11/3 21:54
うとうとそらの珊瑚814/10/30 9:52
ムズい陽向214/10/28 0:07
インタビュー深水遊脚2*14/10/25 19:13
_阿ト理恵1*14/10/23 22:00
脳みそがシアワセに焼けきったあと生まれ変わって受ける祝福北大路京介014/10/23 13:43
第三の目に受け入れる真実が言葉を海に還してΩ(オメガ)014/10/23 13:43
入れ替わる陰と陽との境界が消えて宇宙は加速していく514/10/22 13:31
たまきはる阿ト理恵3*14/10/21 23:14
夏川ゆう114/10/21 15:27
誕生日陽向214/10/19 3:06
雑詠四首 2014.10.12[group]もっぷ3*14/10/18 23:56
トラウマを洗い流してくれる雨降らし続ける甘美なケモノ北大路京介214/10/18 21:56
繋がった背骨ふたつが龍になり雲をつき抜け起こすカミナリ114/10/18 21:47
双頭のガラガラヘビが真夜中の妻をメスへと退化させてく214/10/18 21:47
クチビルがくちびるになり結び合うイランイランを言い訳にして114/10/17 21:48
二十八センチの赤いパンプスがあるから長いスカートを履く114/10/17 21:47
弟の寝こみを襲うお姉ちゃん細身ヤンデレ美人にかぎる014/10/17 21:46

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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