誰彼も ムリ無くソツ無く ツツガ無く 
    {ルビ他人=ひと}の振り見ず 我が振り直せ

{ルビ物=もの}{ルビ人=ひと}{ルビ事=こと} 繋いで{ルビ渉=わた}る 言葉なら
    その ....
嗚呼無常 絶体絶命 起死回生 一網打尽 意気揚々 さざなみや よるはちしおに うちあける

 ひたつきなみに きらとしみなく
A-KU-SE-KUと 時の水車に 身を{ルビ碾=ひ}かれ

 五刻は{ルビ誰=だれ}が 為の鐘なり
包帯の白い左手{ルビ空=くう}を切る もいちど翔んでみせようか? そら {引用=1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1.1. .... 塵と{ルビ謂=い}ひ 花や星とも {ルビ謂=い}ひかねる

 人は人とは こたえぬものを
諸々と 時の経過と 太陽と

 {ルビ運命=さだめ}を{ルビ衒=てら}う 脳裡が影絵
水鉄砲空に向かって引き金引けば雨とは違うりずむさわかる?


朝露で光る蜘蛛の巣払えども蜘蛛を払わば晴れぬ我が梅雨


魚たちきらめきながら海の底反射の果てのうろこ雲かな


君の名 ....
初恋が終わっていない

夢を見て


シンプルになって

目を覚ます

午後
永劫の 時の流れの 一点に

 浮かび上がれる 泡沫に似る
夢をみむ 時の流れの ざわめきの

 触れ得べからず こころ委ねて 
われもまた さりゆくものか いまはなお

 ゆきついきづく いけどもゆかむ
 沈黙の闇に寝そべり

 ああ此処も

 宇宙のどこかと

 耳を澄ませる
海までの八号線はいつも夏 湿った空気と寂しい人魚 原宿の真上を仰ぐ桃色に太陽の位置を忘れてしまった

歩道越え眩ませる目の橙に目黒通りに抜けつきる記憶

遠くまでがらんと大崎ただ一人つくった嘘のばからしいこと

秋葉原地球丸呑みテラバイト ....
廃校の壊れた椅子に腰かけてひとり君待つ四学期かな


朝礼で神を失う君を見てはるか昔のあの地を思う


漆黒の絶縁テープ巻きつけてアルバム燃やす十月の夜


体育館裏の壁際いつまでも ....
爪色を鮮やかにする
 ひそやかなおんなの夜業
  はなびらが咲く
「ワレワレは」って言うたび君に叱られる(ひょっとしてこれチャームポイント?)

カフェラテもいいけど今日はトコロテン(甲子園が見たいって言えない)

自転車で渋谷まで一時間半かけてぼく ....
夕闇を鋭い牙で引き裂いて千里を走る春の雷音


ふたりして腐乱すパンを食べながらあっちの世界へ横断歩道


雨が降る詩と死の間にしとしとと鬱りゆく目に彼岸花燃ゆ


田園の中であなた ....
ゆふぐれに君とふたりで春の墓地ここでひととき幽霊しようか


「五千年前の約束忘れたの?」花火しながら妹が問ふ


昆虫がふたりの為の出会いなど知らづに運ぶ花粉かな


警報機こわし ....
あと少し 届けばきっともう少し 君の近くに行きたいココロ

目を見ればわかる怒りも慰めも 知らないふりで君へ伸ばす手

あの場所に行けば会えると思いつつ この場所で君を愛する未練
信号機青から赤に変わるごと雨の中咲く紫陽花な君

水死体に隠されたラヴレター燃えることのない恋の終焉

スリープしながらないあがら滝に美体花季たぎりましょう世界を
微熱おぶてにとりますも眠るままちりともなかぬ冷たきこばこ

ことばなく熱きくちびるただそつとそわせるばかり冷たきせなに
居るような君の気配を探している沈まない陽の五月の駅で

不意に出るひとつ外れたアクセント「そやね」と夏がちかづいている

このまちが逆さにうつる残り水その向こう側に居るはずなのに

あ ....
最初から誰のために生きるかを母子手帳にでも書いてあったら

ゲームなのシュミレートなら任せてよ 幸せよりもドキドキが好き

夢ならばキミの生きるべく道ならば迷わずアタシくらい捨てちゃえってば
 ....
遅れます 見なくてもわかる写メなんか送ってくんなら死ぬ気で走れ

重ね着もいいけどブラはしてきてよ乳首かキミか迷う初夏です

立ち並ぶビルに出社のキミよりも 今、声をかけてきたヒトの勝ち
 ....
{ルビ陽=ひ}も見えぬ 木々の根元に 咲く花に 強さ覚えて 己を恥じる 半起ちの牛若丸が駅前にすべり込むのさ黒塗りのクラウン

バロックと不感症との相関をチャイナドレスで教授されたし

祈っても駄目ならでっちあげるのよ神様からの着信履歴

何度でも生まれ変 ....
払わんと 想ふほどに 降りかかる 不治の病を 恋と言ひける
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
平等なるは想像力〜限界突破[group]呉汁±204/6/11 0:23
Interval[group]204/6/9 1:23
Untouchable004/6/8 22:54
Infinity[group]104/6/8 22:42
空白有邑空玖5*04/6/8 20:13
Wittgenstein呉汁±004/6/7 23:01
Reflection[group]104/6/7 22:47
心象[group]104/6/7 22:40
六月の明暗本木はじめ3*04/6/7 1:31
おひるね松本 涼4*04/6/6 16:17
[group]呉汁±204/6/6 15:13
一片[group]004/6/6 15:11
心拍[group]104/6/6 15:08
沈黙松本 涼11*04/6/5 17:10
海へ有邑空玖6*04/6/4 20:00
山手線挽歌nm65*04/6/1 3:12
死期本木はじめ1304/5/28 14:20
ひねもす204/5/28 2:07
D.A.T.E.石原大介4*04/5/26 20:58
詩然本木はじめ504/5/25 3:39
廃失者2604/5/24 3:13
きお104/5/21 16:08
花水本木はじめ204/5/20 23:06
背を折りて眠る携帯仕事なし佐伯204/5/19 8:54
君を探しているたにがわR804/5/13 22:40
ガールズブラボーyozo404/5/13 14:45
駅前広場五月吉日404/5/13 13:27
紫菫春日野佐秀504/5/8 22:48
病にロック石原大介23*04/5/8 6:47
古都恋文(2)花田春菜4*04/4/30 22:37

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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