左回転の友情を否定してビンに閉じ込めラッラッラ
黄色の山吹口にくわえた君が歩いてる小川のほとり
ロシアの都に降る雪は白いグラニュー糖溶けて艶めく
絶不調の心を殴り投稿詩を書 ....
楽しいショーの始まりだ!と言いながら僕らは産まれてきたはずだ
僕に名前が無かったころ、魂は行き先を欲してなかった
たくさんの人、たくさんの名前、溺れそうになって君の名を呼ぶ ....
声色を変えてもわかるきみのこと遺伝子レベルで記憶してるから
色々と迷いましたよだけどこれこれにしますよこれはシャケ弁
開花してしまった空をもう一度つぼみに戻す さらば空想
....
{引用=
Re:詩歌
http://po-m.com/forum/threadshow.php?did=29702
本木はじめ「優しいひとへ」
http://po-m.com/forum/ ....
のどけきは君の口づけかウグイスかどたどしさに花も綻べ
俺達の 首を締め上げるんじゃねえ それで 晴れてくれなぞ 願うな。
表情を知らないつぼみを唇ではさむ昼下がりの空のした
唇に花びらの裏の淡い色ついたと騒ぐ君が剥がれて
太陽を閉じたつぼみで隠すとき熱がしとしと茎に滴る
置いてきたひかり、はるかな百合 ....
春分の朝のひかりが桃色に染め上げてゆく雲を見ている
結んだ髪に椿を挿して出掛けましょじんこうてきなダムを見ましょう
最短で森の迷路を抜ける道あなたが選ぶ毒の木いちご
ばた ....
寄りそったつもりが股間にローキック
うずくまる顔面にもう一撃
この道は誰が奏でる笛なのかさみしいばかりかなしいばかり
雲のない空を見上げて歩きゆく光を知らぬ光の穂の道
はたはたと星をつかんだ曲がりかど野をわたる声ふりかえ ....
「人間て、恋する機械なのね」って指でアポロを割る君の声
親指と人差し指についている二色のチョコは既に乾いた
表面のぎざぎざが消え無秩序になってしまったアポロに「ごめんね」
四文字のあ ....
粉ふるい男女のそれは喉に目にあれよあられに今年せつなく
マスタード月夜騒ぐよいつ帰る黄身にゆられて白身のぼくは
真夜中に詰めた音響ぱらぽろり明日の隙間かまだ夢かもし
戯言のぼくはとこ ....
マスカラと 聞き役づかれ 寝癖立つ メンズのセーター 股をひらく
こえたかき ことにつかれ 願わくは 地に足をつけ スカートを脱ぐ
胸広げ 走り出す婆 みつけては これも芸術と あ ....
モズクガニのことを考えながらパスタを食べる深夜のデニーズ
明日の朝何を食べようか、と手をつなぎ 春の屋上からダイブする
バスに乗り行ける所の限界は終点までと終点で気づく
....
失恋の 3分後には 何もなく カップラーメン 出来あがる。
形状を記憶しているつもりなら今すぐ夢の断片ひろえ
轟音の低音ベースが鳴る部屋で無音のきみがほほえんでいる
失った真夜中ひとり花園で紋白蝶を両手で潰す
密葬す巨大な木々に囲 ....
ケツの穴の話ですか ええボクは申し分なく小さいですとも
キッチンをピカピカにして良い女演じて見せる吾にウインク
「待ってるよ」その一言にスロープを心が先に駆け下りて行く
其処からも「ちがねえだろ」君の言う我は其処から違う距離有り
本棚に並 ....
眠たくて思考回路がぐにゃぐにゃとマーヴル模様に溶けてゆく午後
コウモリが戯れている春の宵ゴーストたちと花見してます
黒い文字無数に踊るタンバリン片手に踊れ闇の俳人
携帯の ....
塔というひとつの崩れるあこがれや空へと伸ばした腕の傷痕
傷つけて傷つけられて庭先で裸足のままで梅の香を嗅ぐ
濁流に映りしきみの微笑みか重たき日々の波のきらめき
階段の日陰 ....
「ごめんね」と去る微笑みの明るさに差し込む翳は「何でもないの」
血の故に告げやりがたき想ひあり 都鳥をばともに見上げて
蕾とは最も若き花なれば 散る痛ましさもて在れるものなり
外れてしまった隕石少年のように夕日のなかで古書を燃やせり
赤花を抱く少女の胸はずむ満ち潮になったら産卵しよう
生み落ちる星の数々ベガまでも藍色に黄ゴーシュよ ....
人間は 空を飛べないわけじゃない 空の色が 気に食わないだけ。
ゆったりと牛一頭の牧の原夕日につつまれ真っ赤になりぬ
背の高き風車なりけり水仙の夕日が低く輝いている
海の上ほら糸電話輝いて君までとど ....
てのひらの上の海峡舞ってゆく蝶よ朝鮮半島もっとも暗し
死ににゆく赤い海峡渦巻いて『未来』という地図霧に裂かれよ
消防車街走りゆくはるかなる ....
眼帯をしている目医者彼岸花しおれるところを花鋏で切る
いつまでも鳴らぬ時計よ深夜ふと台所で君に話しかけたかった
オレンジをできれば本屋の中央に置けばいつ ....
横たわる詩人に砂を投げ入れよテロリストのかなしみ知らぬなら
閃光のあとに残りしひとがたが刻まれており道路の上に
欠落を埋めないこと背を伸ばしカクテルグラスごしの詩の文字
血のにじむ指 ....
勝手言う膨れた頬の内側を舐めてる舌も僕は知ってる
火をつけてすぐにもみ消す癖のくせ人の煙草に文句ばかり言う
意地悪とすぐ泣くけれどどうだろう僕は意地悪君は意地張り
毎朝がはじめましてと新鮮なまぶしい目覚め軽いくちづけ
片想いあの手この手で口説きたい君が恋しい一人サーカス
人知れずそろりそろりと訪れる誰も気づかぬ別れの日
毎日が当たり前に過ぎてい ....
存在意義の中に君の吐息は感じず
生への感慨は深く闇の中へ
純白なる光で 生なる痛みでもって
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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