アルペジオから始まる朝
はじまりを待つ、密かな胸の鼓動
流されることを良しとせず
ぐっと、吊り革をつかむ
誰かのせいにしてくたびれた靴で
いまも夢のつづきを探してる
例えばそれが、がらくた ....
誤解されて

ひとの役に立てなくなるようなとき

この詩を口ずさんで

しずかな気持ちになるのが好きです

脱力して

まるではだかで抱き合うように

お喋りしながら

ま ....
木枯らしが吹く頃には
僕はどうしているだろうか

木枯らしを受け止めて
一歩一歩前に進んでいるだろうか

それとも木枯らしに翻弄され
ころころと後ろに転がっているだろうか

夏に夢を ....
もう大沢親分とハリさんの名コンビが見れないと思うとかなしい。
そう残念がっていた人いませんか?



御安心ください。
今後 マンデーモーニングの あっぱれ!&かつ!役に見事ばってきされま ....
 
冷たい直線が
流れていく
今日は朝から
ろれつが回らない、
白い紙へと
その先に長く続く
生物の住めないプール
それは時計にある
二つの瞳孔
人が唇を触りながら
ゆっくり ....
ストロベリーとカスタード
生クリームにマスカルポーネ
いちばんカラダが甘くておいしい
スペクタキュラス、インテグラル
五反田のペントハウスでクンニリングス
ゴーヂャスに裏さびれたお肉の宴
 ....
{引用=壱}
部長失踪

「たいせつな家族を探してください
栗色のロングコート・チワワ2歳、名前 部長
狛江市と調布市の境近辺で行方不明になりました」

雨上がりの駅前、電信柱にカラーコ ....
企業は消費者の奴隷か?
お客様はほんとうに神様か?
ああものを買うときおれは神様なのだろうか、
ものを売る人に向かって
真実の愛を与えうるのか
でたらめだ
どうでもいいほどに

企 ....
この夏何匹のミミズが死んでいったのか考えています。
死んでから干からびたのか、干からびたことで死んだのか、
そういったことです。
それは世界の秘密、
幼いころはどんなことでも秘密のように感じて ....
あたしをアンタで割らないで
ゼロ掛けて 消し去ってくれた方がマシよ
「・・・そこまで言うか」
憤慨する俺を尻目に
おまえはコップの水に飛び込んだ
上白糖のように
一瞬で水和して
マニキュ ....
何を願い
何を望むか
何を思い
何をするか
何を祈り
何を……

楽園は歪だった
自由の楽園はいつだって歪だ
自由って言うものは
何かに執着したら自由じゃなくなる
誰が言ったかと ....
暗くて
じめじめした
この森の中で
最初にしたことは
女戦士との闘い

クロロホルム嗅がせ
拉致してきたのは
キャットファイトの
日本チャンピオン

ほらね
覚醒した彼女は
 ....
仕事をしたいけれど見つからない
元々仕事がしたいわけじゃない
いろんな理由があって
僕たちは今日からNEETになった

世間体とか家族の目とか
そういうものが気になるうちは
まだニートと ....
もう何年も前のことだけど
妹と自転車二人乗りしてスーパーへ行った帰り道
道の真ん中に袋に入ったままのえのきが落ちていた
そのすぐあとに五個セットのティッシュ箱も落ちていて
誰が落としたんだろう ....
ぼくは力をかき集めた

あんなことを我慢した

あんな日々を暮らした

あんなつらい思いをして

もう少し様子を見る勇気

そんな勇気をかき集めた

そんな勇気を思い出した
 ....
暗がりの奥で
をたたずんでいる
白い影が
微かにゆらめく
よく見えない
曖昧な表情(カオ)
の 巫女
の 絹ずれ
の 音のたびに
後退し始める
時空
この部屋はパラダイスで
この部屋は不夜城で
この部屋は孤独とか生活とか落ち葉に埋もれた空き箱で
軋む床の上の布団に丸くなって収まったまま
浅い眠りとか深い眠りに落ちていく

いってしまえば ....
人気のない夜道を
襟を立てて歩いていると
目の前で
地面がひっくり返っている
そんなことを妄想したり


要求しても
何もあげられない
三点倒立させても
何も出てこない
 ....
三つのマッチを一つ一つ擦る夜
始めは君の顔を一度きり見るため
次のは君の目を見るため
最後のは君の唇を見るため
残りの暗闇は今の全てを思い出すため
君を抱きしめながら
 

 小さなザックを背中に背負い、懐かしい山村のバス停で下車した。少年時代を過ごした村である。すでに稲刈りも終わり、刈り取られた稲の株から新しい新芽が立ち上がり、晩秋の風に晒され微かになびいてい ....
海月

あやふやなままで 僕は存在している
真っ白に透けて どこからが僕なのか分かりにくいけど
ほんの少しずつ 記憶は捨てていかなくちゃ
そうしないと 完全に沈んでしまうから

僕は海月 ....
急に寂しくなってまたメール
返事はいつもすぐか日をまたいでのどちらか
お金が欲しい
休みと彼女が欲しい
癒しと居場所が欲しい

急に寂しくなってまたコール
「電源が入っていないか電波の届 ....
    .
正義はきみの中にはない。もちろんぼくの中にも。それは空にかかっているが遠くではないいつも宙を漂っているがすぐ近くにあるのだ。見ようとすればいつでも見えるのだがきみは見ようとしないなぜなら ....
 
 
なにかをやりつづけていると
なにかをやりつづけているなりに
できているわたしがいる

こんなこともできるんだね
あるひとが
あるわたしをみつけて
いってくれた

それでい ....
僕は今日もずっと山手線に揺られていて少しばかり疲れたんだけれど、
何だか割合座り込んでいても何かをしているみたいだよと、
僕は無感動な日にだって手招きをしていようとする、
そんなマガジンや菓 ....
 
 
深夜帰宅して
一人で遅い食事をしていると
ふと封が開けられないままの
なわとび縄を見つけた

息子がなわとびが苦手だから
ある休日
百円ショップで買ったものだった

次の ....
君が伝えたかった事を、
僕はどれだけ受け止められたのかな

崩れてしまった、

あの日々の中で
もっと優しくなれたら 
なんて
遅すぎるのに。

あと一回だけ 会えたら

 ....
洟を垂れた
十円玉
若い空き缶のなかに転がる
長い
一本道の
震えた
神経

友達は
黄色いセイタカアワダチソウたち
幻想王国で
手を振る
道路の
向こう

夢と夢を繋い ....
じゃらじゃらと指があそんでる
手のひらをすべる舟でゆく
月のない 
だけど明るい砂の上



大切なものがさらさらと
くびれた小瓶に流れこむ
オールを漕いで 砂を ....
 始発列車の車窓から見上げる空に
 いくつもの星が瞬いている
 町も野原もまだ眠りについていて
 星明かりはひどく饒舌で ―― あぁでも
 下らない言葉ならあんなに知っていたのに
 俺が繋げ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
あゆみアズアミ210/10/20 0:29
八木重吉の『雨』吉岡ペペロ710/10/19 23:54
木枯らしが吹く頃にはうずら豆1*10/10/19 22:07
追悼 大沢親分八男(はちお...110/10/19 21:30
副題たもつ1210/10/19 21:28
ズッパ・インテグレーゼsalco5*10/10/19 21:17
地域限定詩 其壱、其弐3+*10/10/19 21:13
企業は消費者の奴隷かはだいろ010/10/19 20:52
夕立ち鈴木まみどり3*10/10/19 20:40
あたしの二乗夏緑林010/10/19 19:28
_詩月110/10/19 18:08
ダークフォレストハイドパーク1*10/10/19 18:00
今日からNEET♪SEKAI ...010/10/19 17:13
だから私はきみと家族になる日のことをおもうよ佐藤真夏4*10/10/19 16:20
封印すれば吉岡ペペロ410/10/19 12:41
巫女フクスケ010/10/19 10:48
マザーファッキンポエムフェノメノン虹村 凌210/10/19 10:36
Afraid Of寒雪010/10/19 10:24
マッチ一 二110/10/19 9:46
ゆく山人0*10/10/19 9:36
海月itukam...110/10/19 7:24
ないものがたり相羽 柚希1*10/10/19 4:42
Giton3*10/10/19 4:17
ふさわしいひと小川 葉710/10/19 3:56
君のいる部屋番田 110/10/19 3:02
白い手小川 葉510/10/19 2:13
雲になるIzm110/10/19 2:01
十円玉いてゆう410/10/19 1:02
砂の歌あすくれかお...9*10/10/19 0:53
オリオンの凧佐倉 潮110/10/19 0:53

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