歌と句

みんな歌と句を作る私も沢山青い空低い雲

太陽が斜めから私を直射している

2百10円で2杯の紅茶が飲める懐中4百円

目前の高速を何台も車が広い窓いつもの喫茶

大きい ....
おとこが獣を放っている

意に反して荒々しく

意に反してやさしく

おたがいの素肌を

性器をさらけだす

タイミングを計っている

おんながほの暗い覚悟の目をして

そ ....
 十一月がエイトフォーを念入りにふっているね、もうすぐやきそばパンを買いに走るのだろう、もう一つのセカイでぷかぷかと眠っている人形のために。
 だれの命令でもなくて、あまいお菓子を食べていたいんだ。 ....
僕は十何代も続いてきた
名門家系の跡取り
名誉も
富も
人々の尊敬も
手に余るくらい
人に分け与えられるくらい


だけど
本当の僕は
空っぽで
1セントの価値もない
 ....
 
 
そらに
コップがうかんでる

ほんらいの
とうめいなすがたで

にどと
われることもなく

コップに
なることもなく
 
 
いろいろ伝えたいのに

この言葉しか書けない

それが悲しくて泣いた
疲れはててソファーで泥のように眠っていました
さむい
友人からメールが来ていた
携帯持ったまま寝てた
返信して NHKは 心の旅
ピアノを真剣に弾いている女の人のテレビエッセイ
 ....
 嘘を重ねて生きて来ました。善かれと思い、騙し騙し今日迄来ました。
 世の中には泥棒という悪人が居る事を教えられるずっと前から、悪とは何かを自問自答していたのが始まりです。あの頃の私は純粋に、他人を ....
喉元通り過ぎる 光がやけに眩しい
トナカイ走って 広場に雷落ちてく
最新のシステム 最強のシステム
臨海鉄道 駅へ向かってく

ロバート ロバート 私のロバート
ロバート ロバート 私のロ ....
俺にはもう何にもすることは無いような気がした
部屋の中でニタニタとした 笑いを浮かべている男
釣り竿を持ちながら訳もなく微笑みのこぼれる瞬間であるかのように
少し危ない精神を持っている自分自 ....
孤独という化け物は
僕を食べて不細工に太った
見下す先は真っ暗で
酷くて寒くて虚しくなる
転ばぬ先の杖とは良く言ったもので
もう既に転んだ僕は
杖があっても立ち上がれない

人のふりを ....
斜め上から見ている
少女の視線を背中から感じている
浴槽の中で
生温いお湯をかき回しながら
親指の形を何度も憎んでしまう

わたしの輪郭が歪んで
写る
混ざっていく
確証のないものな ....
うちの隣に住むおじいちゃんが
サッカーボールを蹴っています。

知識と静寂が横溢する図書館の
それはそれは白い壁に向かって
夢を思いっきり横溢させながら
サッカーボールを蹴っています。
 ....
軽やかなリズムで、口ずさむ。
彼女はHush HAPPY!
草原から伝えられた、世界の中心で叫ぶ声、ブレーメンの音楽隊。
驢馬、犬、猫、鶏達は、スイッチバック方式。
ブレーメンなんて夢は見なか ....
あいあむじょんれのんずふぁんとむ



あいあむじむもりそんずあんぐりー



あいあむきーすむーんずですとろい



あいあむじみへん ....
いっぱいの涙を隠した

心に隙間ができて

埋めようにも埋まらない

空虚な光りだけが眩しくて

静かに瞼を閉じた

遠くて熱い夏を思い出す

そう 輝いていたね 二人 ....
鬼より厳しく、婆よりネチネチと
あの娘はいつも罵声を浴びせる
声がきこえる虚ろな脳に
涙に濡れたこの胸に
言っているいる、いい加減目覚ませや!
いつまで夢を、いつまで夢を
見てけつかるんじ ....
ねずみ

輪郭ぼやけてないかい? ちゃんと僕は僕なんだと
そう主張できるほどの 証はあるのかな
鴉のような黒色にも 兎のような白色にも
染まらないまま 曖昧に滲む灰色

僕の体じゃ きっ ....
明日ニュースで高校生が自殺したと流れたら
それは僕のことだと思っていいから
自分らしく満足に笑えない太った子を見つけたら
それは僕だと思っていいから
破裂しきれないなら
いっそ赤の横断歩道を ....
瞳と瞳を
合わせたら

汗とにおい
まぜて
かき回して

一緒に踊ろう

2人のリズムで

何度でもいいよ

来て
言葉には
そのおしりに
しっぽがついておりまして
それをひっぱるとどこからか
あたりとハズレがくるのです

とたんに怒り出されたり
突然抱きしめられたり
それは全部あなたがひっぱった
 ....
俺がムシケラだった頃
その状況から抜け出すには
どうしたらいいか考えてた
今まで信じて来た事を
学んだ事を習った事を
全部嘘だと叫んで
全て作り話だと叫んで
捨てればいいのかね
どっか ....
{引用=
図書館へ向かう碧いスロープの
脇に咲く珊瑚の合間を縫いながら
ゆらゆらとスカートの尾ひれを漂わせて
記憶の深海へと迷い込む

見たこともない
七色の藻屑を拾い集め
繰り返し剥 ....
砂漠を歩いている
牢獄という名の砂漠を






増え続ける生傷から
赤黒い鮮血が溢れ
身体中を濡らしていく

空中へ幾重にも張り巡らされた見えない牙
砂塵の鋭 ....
俺たちは列車を見送っていた
線路の脇の柵に囲まれた高台の上で
俺たちは黙って立ちつくし
通り過ぎる列車をただ見送っていた
柵を乗り越えて列車に飛びこもうと思えば
出来たはずだがそうはしなかっ ....
うつろな視界の外側で小鳥の囀る気配
ひとしきり肩の上を行ったり来たり
動こうとせぬ私の様子をいぶかしく感じたのか
右の頬を軽く啄み樹海の奥へと飛び去った

時の感覚を失う
それがこんなにも ....
坂道で
暗い街灯の暗い
坂道の中腹で
小さな子ども
がいる

座っている
あの子ども
知っている
知っている子ども

お母さんの
帰りが遅いので
坂道に
座りにくそうに
 ....
受信
下書き
送信済み
ゴミ箱
送信
迷惑メール


今の若い世代と付合っていると
私との会話はだいたい
メールボックスのように
振り分けられる

例えば、息子
私の言った ....
きみには本来だれもいなかった
血を分かつはずであった兄や姉はもう先に、
緑色のはなたれた地平で仲よくみつめあって
いた。ほとんど恋人のような握りかたの
手と手

かたくリボンで結 ....
クジラの背中に
独裁者の豪邸が建った
どこよりも高く
民衆を見下ろせた
一匹のカマキリが飛んできて
両手の鎌でそれを壊した
拍手喝采のなか
クジラは大きな口を開けて
悠々と ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
歌と句生田 稔2*10/11/9 12:35
覚悟の儀式吉岡ペペロ310/11/9 11:24
カクレクマノミのエサになりたい、なんて自虐的にわらう光井 新110/11/9 9:54
空疎寒雪010/11/9 9:02
コップ小川 葉310/11/9 7:43
ごめんね吉岡ペペロ410/11/9 7:24
アイス・エイジuminek...3*10/11/9 7:03
人格スケッチ「偽善者」に見る「飽き性」光井 新010/11/9 5:40
ロバートSEKAI ...1*10/11/9 3:52
やつは今番田 1*10/11/9 3:24
バケモノ逆鱗社長010/11/9 3:12
浴槽遠藤杏6*10/11/9 2:39
おじいちゃんの夢ブルース瀬戸...4*10/11/9 2:19
HAPPY LIFE STYLEブライアン110/11/9 2:07
あいあむ あ うっどすとっくTAT3*10/11/9 1:10
閉じた瞼ポー010/11/8 23:57
いつまで夢見てんのよ![group]花形新次0+*10/11/8 23:54
ねずみitukam...010/11/8 23:52
夜明けに向かう山岸美香1*10/11/8 23:49
踊ろう踊ろうこころゆくま...210/11/8 22:53
言葉のしっぽ朧月410/11/8 22:47
月曜日が嫌いなだけ虹村 凌0*10/11/8 21:59
人魚の名残高梁サトル14*10/11/8 21:57
魂の砂漠一 二010/11/8 21:33
見送る岡部淳太郎310/11/8 21:17
安らぐひと恋月 ぴの22+*10/11/8 21:06
子どもの気持ち塩崎みあき4*10/11/8 20:24
メールボックスナカツカユウ...11*10/11/8 19:42
かぎられた就寝しもつき七1610/11/8 19:34
クジラの話たもつ610/11/8 19:09

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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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